学問・資格

研究者も「実利」に目を向ける時だと思う

2019年01月13日
(研究者も「実利」に目を向ける時だと思う)


https://www.sankei.com/column/news/190113/clm1901130005-n1.html


・専門が「ヒトを含めた霊長類のコミュニケーションの研究」である『京都大学霊長類研究所』の〔正高信男教授〕の記事は、驕り高ぶった人間の「虚を衝く」ような記事が多くて好ましいが、今日のこの記事は「余りに浮世離れ」していて、正直面白くない。


・研究者の研究が「成果主義」となったため、広い研究テーマの裾野が狭くなったことにお怒りのようだが、国の予算=国民の税金である以上、致し方のないことではないのか?


・国民の「研究者への期待」は、永遠のテーマである「がんと難病への挑戦」が常にトップであろうし、他国に周回遅れしている「AIの研究」と「宇宙への展望」がそれに続くのではなかろうか?


・記事中からだが、「先の産経の記事は、研究現場の不満を報じていた。生命科学系の研究者は『一般受けしないテーマにおもしろい研究の種が多々あるが、それでは資金は取れない』と嘆く。研究費申請の際には、成果がわかりやすい研究を前面に出すのだという」 とある。


・「生命科学系の研究者は『一般受けしないテーマにおもしろい研究の種が多々あるが、それでは資金は取れない』と嘆く」に対してのブロガーとしての反論だが、「一般受けしないテーマにおもしろい研究の種が多々ある」と嘯いて貰っていたら困るのだ。


・日本はそんなに大国ではなく、むしろ借金大国なのだ。研究者も「実利」に目を向ける時が来ているのではないか? 例えば日本が手も足も出せなくなった『5G』の世界、何か『ノーベル賞理論』が結実したものなのだろうか。


・研究室は何も大学だけではない、一般企業・メーカーの中にもワンサカ有る。この冬からの『塩野義』の〔インフルエンザ市販薬〕(独占的ヒット!)など、メーカー研究室成果の典型例ではないか!


・産経ニュース・[新聞に喝!] から、記事を以下。


・「【[新聞に喝!]科学の成果主義、あおったのは誰か 京都大学霊長類研究所教授・正高信男】産経ニュース 2019.1.13 11:00」


・「毎年ノーベル賞の季節になると、韓国から受賞者が出ないことがメディアで取り沙汰される。個人的な感想だが、それが難しいのは『儒教の風土』も影響しているのではないだろうか」


・「アメリカで研究生活を送っていた30代のころも、日本で持った自分の研究室にも韓国の人たちが多くいた。おしなべて勤勉で優秀であり、上司や先輩に対してとても従順であった」


・「しかし『新たな科学的発見』とは、往々にして経験豊富な研究者の常識を裏切る形で出現する。ボスに対し『あなたがまちがっています』と歯向かうことが、重要な契機となることが多いのだ。従順の美徳がアダになることがある」


・「一方、ここのところ毎年のように受賞者を出す日本だが、『メディアは科学の危機を叫び』続けている。12月7日付産経(大阪本社発行版)によると、日本の学術論文の発表数は減少傾向にあるという」


・「ただ私のみるところ、若い世代に限るなら以前よりマメに英語論文を書いていると感じる。せっせと書き、国際学会で英語で発表しては競合的な研究費の取得に励んでいると思う」


・「これは『政府が、優れた研究にのみ配分する研究費を増額しだした』ことと深く関連している。各大学におおむね満遍なく配分していた使途を定めない交付金を削減する代わりに、研究計画を競わせて審査する。典型的には科学研究費助成事業(科研費)である」


・「『科学研究の成果主義を打ち出した』のだ。その点についてはメディアも異論は唱えなかったと記憶している。むしろ積極的に旗振り役を買って出た。その効果はてきめんで、私の勤務する大学でも科研費申請書の書き方の講習が行われ、教授が書いた申請でも提出前に大学側のチェックを受けるようになった」


・「結果、申請が採択されるためには『成果が確実に見込まれるような研究計画が望ましい』となってきた。顔は見えなくとも、申請書を読む委員におもねるような研究が目立つようになったのだ」


・「先の産経の記事は、研究現場の不満を報じていた。生命科学系の研究者は『一般受けしないテーマにおもしろい研究の種が多々あるが、それでは資金は取れない』と嘆く。研究費申請の際には、成果がわかりやすい研究を前面に出すのだという」


・「ある意味、『上を見すぎる韓国の状況に似てきた』ともいえる。予算獲得が目的化しかねない昨今の流れは危うい。しかしこの状況について、かつて成果主義を是とし、あおったともいえるメディアに責任はないのだろうか」


・「年末に科研費予算の増額が報じられていたが、『養分が乏しくなった土壌で収穫量を増やそう』としても難しい。科学は長期的な育成が必要である。メディアにも目先にとらわれない姿勢を求めたい」・・・


◇【プロフィル】正高信男(まさたか・のぶお) 昭和29年、大阪市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。学術博士。専門はヒトを含めた霊長類のコミュニケーションの研究。


《ノーベル賞授賞式で、スウェーデン国王カール16世グスタフ(右)から医学生理学賞のメダルと賞状を受け取る本庶佑・京都大特別教授=2018年12月、ストックホルムのコンサートホール(共同)》


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「当たり前。女性と男性の比率は考えないと」

2018年08月05日
(「当たり前。女性と男性の比率は考えないと」)


http://news.livedoor.com/topics/detail/15114830/


・私は随分前から「教員資格試験は〔男性半分〕〔女性半分〕として、各々『成績順』に採用する」論者である、問題が起きた学校で。矢鱈「女性校長が目立つ」ことに気付いた時からだ。男性教師と女性教師には、夫々の役割が在る。


・翻って「医者の世界」はもっと『職能分担』がされている。一般的には〔男性7割〕〔女性3割〕位ではなかろうか。何でも「男女平等」ではない。最近のマスコミは、教育が悪かったせいか、「何でも平等」と言っておけば無難で、男女の『職能分担』という認識が無い!


・流石に私が好きな〔西川史子(あやこ)〕先生、ズバリ「東京医科大の女子受験者一律減点は『当たり前。女性と男性の比率は考えないと』」と仰っている。


・ライブドアトピックスから、スポニチアネックス の記事を以下。


・「【西川史子 東京医科大の女子受験者一律減点は『当たり前。女性と男性の比率は考えないと』】
スポニチアネックス 2018年8月5日 11時3分」


・「医師でタレントの西川史子(47)が5日放送のTBS『サンデージャポン』(日曜前9・54)に生出演。〔東京医科大医学部医学科の一般入学試験〕で女子受験生の得点を一律減点していたとされる問題で、『当たり前です』と発言した」


・「西川は『当たり前です、これは。(東京医大に)限らないです、全部がそうです』とキッパリ。『だって、(成績の)上から取っていったら、女性ばっかりになっちゃうんです。女の子のほうが優秀なんで。眼科医と皮膚科医だらけになっちゃう』と続けた」


・「さらに『重たい人の股関節脱臼を背負えるかって言ったら、女性は無理なんです』と具体例を挙げて説明し、『(女性は)外科医は少ないです。外科になってくれる男手が必要なんです。おなかが大きくて手術はできないんです。だからやっぱり、女性と男性の比率はちゃんと考えてないといけないんです。男性ができることと、女性ができることって違う』と主張した」・・・


《女医でタレントの西川史子》


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タコやイカは地球外生物の影響から生まれた?

2018年05月21日
(タコやイカは地球外生物の影響から生まれた?)


http://news.livedoor.com/topics/detail/14745926/


・やれ「タコぶつ」だの「イカ刺し」だの、我らの子供の頃からの「食べ物」であるが、「不思議な生き物」だとは、ガキの頃から思っていた。


・それが「タコやイカは地球外生物の影響から生まれた?」などと30人もの学者先生に言われたら、畏れ多い。しっかしま、「さもありなん」とも思わせる新説である。


・ライブドアトピックスから、GIGAZINE(ギガジン) の記事を以下。


・「【『タコやイカは地球外生物の影響から生まれた』とする説を科学者グループが発表】
GIGAZINE(ギガジン) 2018年5月21日 15時11分」


・「タコやイカなど多くの足(触腕)を持つ頭足類の動物の起源は『宇宙からやって来た』とする説を、複数の科学者による多国籍グループが発表しました。 この説は、『いかにして地球の生物は誕生したのか』という問をテーマにして行われた研究の論文の中で発表されたもの」


・「決して、『見た目が宇宙人っぽい」というところから生じる宇宙起源説ではなく、緻密な研究の結果に基づくものである点が注目すべきポイントといえます」


・「論文の中では研究者チームは『地球外ウイルスが地球生物の進化において何らかの役割を果たしたことを示すエビデンスが、頭足類の遺伝子とトランスクリプトームのシークエンスの中に暗示的に存在しています』と述べ、何らかの外からの影響が遺伝子に及んでいることを述べています」


・「また、『タコのゲノムは3万3000ものタンパク質コード遺伝子を持つ極めて複雑な構造を示しており、これは現代のホモサピエンスのものを上回るものです』と、その特異性を述べています」


・「頭足類には、他の同等の生物に比べて大きな脳と洗練された神経系が存在することや、ピンホールカメラのような仕組みを持つ眼、柔軟性の高い身体構造や体の表面の模様を周囲に合わせて変えることができる能力など、他の生物とは大きく異なる性質が備わっています」


・「これらの特徴は進化の歴史の中で突如として出現したという特異性を持っており、通常の進化でこのような変化がもたらされるとは考えにくいものとされるとのこと。 そこで論文では、この変化の起源を、何億年も昔に地球にやって来た『氷の隕石』の中に閉じ込められていたウイルスに見いだそうとしています」


・「氷漬けになった『地球外ウイルス』が海に落ち、海水に溶け出した後にすでに生息していた生物の体に何らかの形で入り込むことで、遺伝子に何らかの影響を与えた可能性が指摘されています」


・「科学的な観点と、飛躍的な推理とが共存しているともみえる新説ですが、その真偽性を正しく評価することは非常に難しいことといえそう。また、一つの『類』や『門』」などに属する生物が全て宇宙からやって来たと信じるに足るだけのエビデンスをそろえることも、容易ではない課題といえるはず」


・「ややもすると『オカルト』的にも受け取ってしまいそうな研究結果ではありますが、一方ではこの論文には約30人の科学者が名を連ねていることから、単なる『ミステリー』ではなく、学術的な関心を引くだけの注目点があることは確実であるといえそうです」・・・


《そう言われてみれば、不思議な生き物:タコ》


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『白羽の矢が立つ』語源

2018年03月31日
(『白羽の矢が立つ』語源)


http://news.livedoor.com/topics/detail/14512364/


・私が学生の時、〔久曽神昇〕という教授が居た。「私は〔クソガミノボル〕ではない。〔キューソジンヒタク〕である」と学生らを笑わせてくれたが、私が確か在学中に『学長』になられた記憶が有る。102歳だったか103歳だったかの大往生だったと訊く。


・私が「読めない名前」に興味を持った最初かも知れない。だから防衛大学校校長になられた〔五百籏頭真〕氏なんざ、「へぇ〔イオキベマコト〕と読むんだ!」と直ぐ学習して記憶しているから、呑み屋の常連から『薀蓄(うんちく)の神』と重宝がられている。


・CASIOさんに言いたい。何百コンテンツやらクラシック何千曲やら小説何百編やらと『電子辞書』の高級化・高額化を図っている気持ちは分かるが、広辞苑とその逆引きと、英和・和英辞典くらいに簡素化した『10000円の電子辞書』を「逆転の発想」で出したら、逆に「飛ぶように売れる」のではないか?


・私はSHARP(もう造っていないだろ?)の電子辞書・〔Papyrus〕を10何年愛用しているが、最近はネットも併用しているから、何も不便は無い。暇なときは電子辞書を触っているので、実はこの記事の『白羽の矢が立つ』は、10年も前から語源を知っていた。折角なのでこの古い電子辞書から。以下。


・「(人身御供(ひとみごくう)を求める神が、その望む少女の住家の屋根に人知れず白羽の矢を立てるという俗伝から)多くの人の中で、これぞと思う人が特に選び定められる。また、犠牲者になる。『白羽が立つ』とも」


・GOOGLEニュースから、現代ビジネス の記事を以下。


・「【知りたくなかった…『白羽の矢が立つ』という言葉の怖ろしい語源 極めて悲劇的な意味合いなんです】現代ビジネス 2018年3月31日 14時0分」


・「★名誉?なのか?・・・・ 多くの人材の中から選抜される場面によく用いられる、『白羽の矢が立つ』ということわざ。『チーム再建のコーチとして、○○に白羽の矢を立てる』『激しい政権抗争の末、総理候補として××に白羽の矢が立つ』など、ある種良い意味であるように思えるが、実はこうした使い方は本来、“誤用”だった」


・「むしろ、その語源を辿って正確に解釈すると、『白羽の矢が立つ』ことは、きわめて悲劇的な意味合いを持つのだ」


・「日本では古来、洪水や干ばつといった自然災害は、神の怒りによって引き起こされていると考えられてきた。【古事記】や【日本書紀】に描かれる有名な『ヤマタノオロチ伝説』でも、水神であるヤマタノオロチが怒りによって暴れ出すために、河川がたびたび洪水を起こすとある」


・「こうした神々の怒りを鎮めるため、当時の人々が行っていたのが『人身御供』、すなわち生身の人間を生贄として神に捧げるという儀式。生きたままの人間、多くの場合は『少女』を川や池に沈めて、その命を捧げることで、その地は自然災害から免れると信じられていたのだ」


・「ここで問題となるのが、どうやって人身御供の生贄を選んでいたかということ。当然、実際に神が人を選ぶわけではないから、村の代表者による合議によって決めていた」


・「とはいえ表向きは、自分たちではなく、『神の意思によって決めたことにしたい』と考えた当時の人々は、生贄に選ばれた少女の家の屋根に、白い羽の矢を立てて、それをあたかも神託であるかのように、人身御供の目印に見立てたという」


・「このように、『白羽の矢が立つ』というのは本来、『大勢の中から生贄に選ばれる』という、何とも恐ろしい意味として使われていたのだ。ただし、この人身御供という儀式は、神に仕える名誉なことと捉えることもできる」


・「そのため、人身御供自体が時代と共に消失していく中で、次第に現在のような『名誉ある者』や『大役を授かった者』という良い意味で使われる場合がほとんどになったのだ。(栗)『週刊現代』2018年4月7日号より」・・・

日本国はいつ誕生したのか

2018年03月24日
(日本国はいつ誕生したのか)


http://www.sankei.com/west/news/180324/wst1803240002-n1.html


・私はマケドニアの〔アレクサンドロス大王〕の『東征記』に酷似した〔神武天皇〕の『神話』が好きで、時々〔神武天皇〕の即位から数えた『紀元』を用いたりする。ナニ、西暦に「660年」を加えるだけで、例えば本年は、(1)西暦2018年、(2)平成30年、(3)紀元2678年 である。


・ま、紀元は『神話時代』の天皇から始まっているので「趣味の世界」だが、「本年は昭和93年とする『昭和カウント』は覚えやすい。父が明治28年生、母が明治40年生だったので、両親とも『明治カウント』をやっていた影響だが、「私の頭の中の流行歌の生年は、大抵昭和だから『これは今から55年前の歌。私は38歳で鎌倉に居た!」とか、周囲を驚かすには便利だ。


・この記事は、「大和朝廷」以前に「卑弥呼が統治する邪馬台国」が有ったというもので面白い。私は『古事記』に書かれた神話の〔アマテラス〕のモデルは、この〔卑弥呼〕ではないかと密かに想っているが。


・産経WEST・[今週の注目記事] から、記事を以下。


・「【古代史の“七五三論争” 日本国はいつ誕生したか、天皇制につながる卑弥呼の統治】産経WEST・[今週の注目記事] 2018.3.24 12:00更新」


・「日本という国はいつ誕生したのか-。このテーマの議論は、研究者の間では『七五三論争』と呼ばれている。邪馬台国(やまたいこく)の女王、卑弥呼(ひみこ)が統治した『3世紀』か、仁徳天皇ら倭の五王による巨大前方後円墳が築かれた『5世紀』、そして天皇制が確立したとされる飛鳥時代の『7世紀』かで議論が分かれているからだ」


・「国内初の本格的な都、『藤原宮』(奈良県橿原市)や大宝律令という法律が整備された7世紀こそ『日本国成立』ともいわれるが、邪馬台国の時代にはすでに女王が国を治め、中国王朝と外交関係を築き、国家といえる形が整っていた。(小畑三秋)」


・「★『女王の都するところ』・・・・ 『飛鳥時代が国家の始まりともいわれるが、決してそうではない。日本国がいきなりできたのではなく、卑弥呼の時代には原型ができていた』と指摘するのが、『纒向(まきむく)学研究センター』の〔寺沢薫所長〕だ」


・「寺沢さんは邪馬台国の有力候補とされる纒向遺跡(奈良県桜井市)を調査し、弥生時代から古墳時代への変遷など、国家形成について研究している。 同遺跡には、卑弥呼の墓説が根強い『箸墓(はしはか)古墳』(墳丘長280メートル)をはじめ、国内最古級の前方後円墳が集中し、邪馬台国論争の舞台だ」


・「遺跡中心部のJR桜井線・巻向(まきむく)駅近くで平成21年、東西に一列に並んだ3世紀前半の国内最大級の大型建物跡(南北19メートル、東西12メートル)など4棟が見つかった」


・「卑弥呼が中国に使者を送ったと中国の歴史書『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』に記された239年とほぼ重なり、『邪馬台国中枢部』の可能性が一気に高まった」


・「★『邪馬台国、女王の都するところなり』・・・・ 魏志倭人伝は、卑弥呼のいた場所についてこう記している。 『卑弥呼は邪馬台国の女王とよく言われるが、そうではない。邪馬台国を含む倭国全体の女王。居住していたのが邪馬台国』と寺沢さん」


・「そのうえで、『纒向遺跡は邪馬台国の中心であり、卑弥呼は発掘された大型建物で政(まつりごと)を行い、倭国の首都だった』と指摘する」


・「纒向遺跡では、約2700個もの桃の種、香辛料に使われるバジル、ベニバナの花粉も出土。ベニバナは古代エジプトではミイラを巻いた布、中国でも染料として使われた。桃は、仙人が暮らす中国の理想の地『桃源郷』を連想させる。 バラエティーに富む発掘成果は、中国との外交を通じてシルクロード文化を積極的に取り入れていたことを物語る」


・「★外交に長けた女王・・・・ 『汝(なんじ)をもって親魏倭王となし、金印紫綬(しじゅ)を与える』。魏志倭人伝は、239年に卑弥呼が中国・魏に使者を送り、魏の皇帝が卑弥呼を親魏倭王に任命し金印を授けたと記す」


・「今から1800年近く前、決して対等ではなかったが、日本と中国で外交関係が築かれていたことがうかがえる」


・「卑弥呼は、倭国の統治に中国の威光を頼ろうとした。当時は三国志で知られる魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)がしのぎを削り、魏の王・曹操(そうそう)や蜀の劉備玄徳(りゅうびげんとく)ら英雄が覇を競った。卑弥呼が外交相手に選んだのは、中でも優位にあった魏だった」


・「『卑弥呼の政権は、東アジア情勢を敏感に察知しながら中国と外交を展開した』と寺沢さんは話す」


・「★男子の王で戦乱・・・・ 倭人伝は、卑弥呼誕生の経緯についても詳しく述べている。『もともと男子を王にしていたが、戦乱が起きたため1人の女性を王に立てた。その名は卑弥呼という』と記載」


・「寺沢さんは、卑弥呼が各地の王の上にたって統治していたとし、『こうした統治体制は、5世紀の倭の五王の時代と変わらない。これが、のちの天皇制へとつながっていった』と説く」


・「そして飛鳥時代、中国から長年『倭国』と呼ばれていたのを、自ら『日本』と名乗るようになった。太陽が昇る『日出する国』『日の本(ひのもと)の国』として、中国をはじめとした東アジアの国家の一員であることを宣言したのだった」・・・     


◇古代国家の形成について、寺沢さんは『弥生時代政治史研究』シリーズ(全4巻)として、『弥生時代国家形成史論』(吉川弘文館、3万7800円)を発刊。シリーズとして完結した。寺沢さんは『8年がかりだったが、これが私の研究生活の集大成と思って書いた』と話した。(3月16日掲載)

教科書にもサヨクの魔の手が

2017年12月04日
(教科書にもサヨクの魔の手が)


http://www.sankei.com/life/news/171204/lif1712040006-n1.html


・日教組出身の国会議員が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、現場では日教組の教員が「詰め込み教育の弊害」と騒ぎ、アホの文部省が同調して、未だ悪名高い日本の【ゆとり教育】は、1980年から2010年まで、実に30年の長きに亘って続けられた。


・ランドセルやカバンの中はガラガラ、薄っぺらい教科書が音を立てていた。カバンも持たず、学校の机の引き出しに入れたままのクソガキも居た。土曜日はサラリーマンとオンナジで休校。
「干天の慈雨」のごとく、いくらでも吸収できる世代の脳には、「知識の雨」は降らされなかった。「子供だから詰め込める」のに。


・今75歳になった私が、毎日いくらでも長文のブログが書けるのも、偏に「詰め込み教育」のお陰だったとシミジミ感じる。脳から溢れ出る言葉にも、見えない付箋が付いていて、「いつ頃覚えた言葉」かまで思い出せる。ホント、「鉄は熱いうちに打て!」である。


・記事中から拾うと、『高校や大学の教員ら約400人でつくる研究会』が『歴史用語の精選案』を決めているそうである。馬鹿だ!歴史の偉人らをチョイスする権利は、現代人の教員らには無い筈だ。全部覚えれば宜しい!


・産経ニュース・[産経抄]から、記事を以下。


・「【新たな歴史戦を覚悟しなければならない 12月4日】産経ニュース・[産経抄] 2017.12.4 05:03更新」


・「〔坂本龍馬〕や〔吉田松陰〕〔上杉謙信〕が、高校の教科書から消える。先月半ば、一部のメディアが報じると、龍馬ファンが反発するなど大騒ぎになった」


・「▼高校や大学の教員ら約400人でつくる研究会が公表した歴史用語の精選案から、漏れてしまった人名である。もっとも問題の本質は、〔龍馬〕ではない。精選案に残される人名以外の用語のなかに、『従軍慰安婦』と『南京大虐殺』が含まれていた」


・「▼従軍慰安婦は、戦後の造語である。しかも慰安婦が従軍看護婦や従軍記者のように、直接軍の管理下にあったかのような誤解を生んできた。中学生の教科書からは、すでに消えている。南京大虐殺も『南京事件』に比べて、ことさら日本軍の残虐性を強調した言葉である」


・「▼暗記力より思考力育成につなげるのが狙いだという。研究会側の説明には、納得がいかない。なぜ実証的な研究から問題が多いとされる用語を選んだのか」


・「中国と韓国におもねった偏った史観に、高校生を導こうとしているのではないか。そんな疑念がぬぐえない。精選案が受け入れられれば、入試での基準の用語にもなる」


・「▼平成16年の大学入試センター試験の世界史の問題で、第二次大戦当時はなかった朝鮮人の『強制連行』があたかも確定的な史実として出題され、問題になった。『これからは、『従軍慰安婦』『南京大虐殺』といった、語句や数、出来事自体が不確かな事柄を『歴史的事実』とすることなく、中立な立場で出題するよう望みます』。当時の受験生は、こんな投書を小紙によこしたものだ」


・「▼これからの受験生はますます、中立からかけ離れた出題に悩まされるかもしれない。われわれは新たな歴史戦を覚悟しなければならないようだ」・・・


《これって採用分なの?》


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大阪府立高「幽霊生徒」400人

2017年01月21日
(大阪府立公「幽霊生徒」400人)


http://rdsig.yahoo.co.jp/_ylt=A2RCgGQHx4JYgVMA0_QEnf57/RV=2/RE=1485052040/RH=cmRzaWcueWFob28uY28uanA-/RB=cfyIKMMxzY4dldvoY_zIBBojHyM-/RU=aHR0cDovL25ld3MueWFob28uY28uanAvcGlja3VwLzYyMjc4MTgA/RK=0/RS=r6EmSNh65j.esZrjWcRC6K9BYW0-


・老残の身となってから「私の大阪風来坊暮らし」が今年で『12年目』になる。自分の身にも何もいいことも起こらなかったが、「良い商品だけが、上方から江戸へ下る」と言われた大阪人の矜恃はどうなってしまったのかと思う。ついでに「下らない」は、急激に大都市化し、消費能力旺盛の江戸でも。さすがに「粗悪品」だけは排除されて「上方から江戸へ下らなかった」のである。


・在日が誤ったプロパガンダ教育を受けて、「下らない」を「百済人でなければ」と曲解しているのは笑止千万だ。それにしての私の老残の12年、大阪にはひとつも明るい話題が無かった。溝(どぶ)川になってしまっている道頓堀に、「ヨット帆布で造った堅牢な800mのプールを浮かべて、ミナミの活性化を図る!」とアドバルーンを上げておいて、結果は80mだったか40mだっだか?やったのかもやらなかったのかもニュースにならなかった。


・小6と中3の学力テストは、常にびりっけつグループだし、マッサージの違法使用は勿論断トツ、子殺しも常時トップクラスで、勿論生活保護受給は群を抜いている。水の都を切り開いて、「江戸何するものぞ!」と結束した古の大阪商人の気宇壮大さが、ものの見事に萎んでしまっている。


・この府立高校の「幽霊生徒400人」なども、大阪府教育庁の全くの怠慢である。いつ点呼しても返事のない生徒に、思いを致さなかったのだろうか?今でも人気抜群の『織田作之助』(おださく)が書いた「人情・大阪」は、何処へ行ってしまったのか?


・YAHOOニュースから、朝日新聞デジタル の記事を以下。


・「【『幽霊生徒』大阪に400人 籍だけ残して連絡取れず】朝日新聞デジタル  1/21(土) 7:23配信


・「大阪府教育庁は20日、連絡が取れないまま学校に籍だけが残っている生徒が府立高校に計400人いることを明かした。府教育庁では、正当な理由なしに欠席が一定期間続く生徒を退学処分にできるルールを作成。こうした実態調査やルール作りは全国でも珍しいという」


・「この問題は、学校現場で『籍だけ生徒』『幽霊生徒』などと呼ばれ、教員数の加配などにも影響すると指摘されてきた。処分するかどうかは学校長の裁量が大きかったため、府教育庁は初めて実態を調査」


・「その結果、昨年4月時点で全日制で260人、定時制で140人と連絡が取れず、行方が分からないことが判明した。定時制では全体の1割に上るという。『幽霊生徒』が30人以上いる全日制学校が複数あった」・・・


(解説)養護学校では無く、府立高校に入学しているのだ。年頃なら15歳から18歳。青春である。で、落ちこぼれて、昨日スマホ自転車やっていて乗用車にぶつかってパトカーの厄介になってたアホが目の前にいたが、それとも私の階上の騒音小童(こわっぱ)のように、完全引き籠りで、日永一日、古い木製ベッドと格闘しているのか?ったく、おかしな奴が増えたもんだ。

年頭にあたり、「躊躇せぬ気概を持て!」

2016年01月09日
(年頭にあたり、「躊躇せぬ気概を持て!」)


http://www.sankei.com/column/news/170109/clm1701090005-n1.html


・流石、小堀桂一郎・東京大学名誉教授の「年頭の言葉」であるだけに、格調が高い。砕いて前フリしよう。

・西南戦争で敗死してしまった西郷隆盛は、「日本国民の教養レベルを、全て武家クラスにまで引き上げよう」と熱望していたと聞く。『躾』とは読んで字の如しの漢字だが、江戸260年の太平の御代に於いて、武家の教養と、庶民(豪商町人などは除く)、特に農民らとは、その「教頭レベル・躾レベル」では、今の「格差社会」とは比較にならないほどの差が付いていた。


・農民の「教養レベル」は低く、「夜這いの風習」やら、「博打のカタに、自分のカミさんを差し出す」など、今のチャイナ国内格差より酷かったと想像出来る。


・私も著名な大学を出ていないので大学の自慢はしないが(大好きなのだが)、一番多感な青春の時期に、あの「底抜けな自由な時間」を呉れた両親にはホント、感謝している。「議論のための議論」だったように思われるが、友人らと日常的に議論を交わしていたことが、今の私のボキャブラリ(語彙)の豊富さに繋がっていると思う。ボキャさえ豊かなら同義語を操って、「そのレベルの方々」にも物事を立体的に解説出来、会話相手の頭に、「鮮明なイメージ・絵」を書いてあげることが出来る。


・その個々人の教養の集大成が、「健全な『国家理性』」になって行くと信じている。昨日も例年通り「成人式で暴れて目立とう」とした馬鹿が逮捕されていたが、こんなんは成人早々の落伍者であり、凡そ「健全な『国家理性』」を育む一員から除外される。では東大名誉教授の、格調高い「年頭の言葉」を。


・産経ニュース・[正論]から、記事を以下。


・「【年頭にあたり 健全な『国家理性』に基づく力の発揮、躊躇せぬ氣概を持て 東京大学名誉教授・小堀桂一郎】産経ニュース・[正論] 2017.1.9 10:30」


・「昨年の年頭述志に際しては当年の国民的課題として、初等中等教育課程に於(お)ける国語教育の重視と大学教育に於ける基礎学の充実を二本の柱として、教育の再建の必要性を説いた。本年も謂(い)はばその文脈の延長線上に浮上して来る一箇の理念的目標についての所思を述べさせて頂きたい」


・「★≪個人としての「強さ」とは≫・・・目標といふのは昨年提示した二つの課題を総合してみればそれになるとも云(い)ふべき上位の理念であつて、それは国民が個人としても全体としても先(ま)づ強い力を有つ事を美徳と見る、その認識を涵養(かんよう)したい、との提案である」


・「教育の文脈から云つても義務教育段階に於ける国語能力たる読解力、言語表現力(会話と作文を併せ考へて)、語彙の豊かさ等は即ち子供の総合的知力であり、この力を十分身につけた者には自然に人生万般に亙(わた)る自信が具はつてくる。それは巷間(こうかん)に喧(かまびす)しい話題となつてゐる『いぢめ』に対する何よりも有効な防衛力である」


・「それだけではない。かうして知力を身につける事の有効性を認識した子供は、もし自分に基礎的な体力や運動機能の点で弱味があると悟つた場合、自ら進んでその欠陥を補ふべく体を鍛へることの重要性に氣が付くはずである。『強い』といふ事が人間の重要な美徳の一つだとの認識に達したならばそれだけでも彼の人生は成功を保証されたも同然だと考へてよい」


・「同じ理論が大学で身につけるべき基礎学についても適用できる。大学で修得する専門学は所詮は一つの技術である。全て技術なるものの有効性はそれを支へてゐる基礎的な学力の充実如何(いかん)にかかつてゐる。その基盤を広く且つ堅固に構成する要素は、『ゆとり教育』などといふ妄語が罷(まか)り通る様になつた頃からとかく軽視され始めた一般教養である。その教養なるものの実体は、敢へて簡約すれば広汎な読書経験から来る知識と理解力、活溌な想像力に他ならない」


・「★≪荒波に抗してゆくために≫・・・大学といふ教育組織を例に取れば、力とは即ちその一般教養によつて身につくものだと考へてよいのだが、此を広く一般社会の職能分野に移して考へれば、それは夫々の専門職の世界で多年に亙つて蓄積されて来た先人の経験を、次代を背負ふ若い世代が着実に継承し、保持してゆく事である。文献の読破を通じての力の継承が、実業の世界では人と人との直接的接触によつて実現し、集合的な経験となり、やがて集団全体の具有する力となつて効果を表してゆく」


・「以上に述べた様な国民の諸階層諸職能に於ける力の養成とそれに基く当事者の自信は、国家といふ規模の大きな共同体の持つ力として考へることができる」


・「人間社会の荒波に抗して確乎(かっこ)と我身を持してゆくには身体と精神との両面で先づ力を具へてゐなくてはならないと悟つた個人が、例へば国際的な激しい競争の場である普遍的な学問世界に身を投じるめぐり合せになつた時の状況を想像してみよう。その人はおそらくこの競争の場で有効に作用するのはどの様な種類の力であるのか、といつた洞察を働かせる。そして今まで心して内部に蓄へて来た基礎的な諸力のどの部分をここで発動すればよいのか、といふ対処の方法を見出し、十分の自信を以て競争に応ずることができよう。この事例考察は更に規模を拡げ適用する事もできる。即ち国家の安全保障に関はる事態である」


・「★≪日本の運命に覚悟をもつ≫・・・国家主権の尊厳と国民の安危とに責任を有する程の枢要な政治的地位に立つ人ならば、この苛烈な現代の国際社会に於ける安全保障の最大の条件は国際関係に於ける法的秩序が公正に維持されてあるといふ事であり、その秩序を維持すべき要因は端的に力以外にないとの現実を認識してゐるであらう。只、国際関係を律する力の使用に一つだけ留保をつけておくとすれば、それはこの力をそれがあるべき様に統御する機能としての『国家理性』が健全でなければならぬといふ、この一事である」


・「『国家理性』は学術語としては第一次欧洲大戦終了後間もない時期にドイツ人F・マイネッケの学説を通じて有名になつたが、源流に遡れば高名なルネサンス期フィレンツェの哲人マキャヴェリが『君主論』で創唱した力の哲学に必須の前提条件である」


・「マキャヴェリは、君主は己の国家の存続のためには必要とあらば悪を為す自由を有する、との強烈な『力』を礼賛する思想の高唱によつて謂はば悪名が高い。然し実際にはその悪をも敢へて為す『必要』性の考察を通じて、『国家理性』の哲学に到達した近代政治学の先駆者だつたとするのが公正な見方である」


・「現在の日本国が直面してゐる運命に、国民は如何なる覚悟を以て臨むべきか。我々は言葉の正しい意味での『国家理性』の統御の下に、国際関係に於いて存分に力を蓄へ且つ揮(ふる)ふ事を躊躇(ちゅうちょ)せぬ氣概を持たねばならない。(東京大学名誉教授・小堀桂一郎 こぼりけいいちろう)」・・・

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」から:コリアンノーベル賞

2016年06月27日
(「学ぶ」の語源は「真似ぶ」から:コリアンノーベル賞)


http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%90%e7%b5%8c%e6%b8%88%e8%a3%8f%e8%aa%ad%e3%81%bf%e3%80%91%e9%9f%93%e5%9b%bd%e3%80%81%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%99%e3%83%ab%e8%b3%9e%e3%81%af%e4%bb%8a%e5%b9%b4%e3%82%82%e3%81%8a%e3%81%82%e3%81%9a%e3%81%91%ef%bc%9f%e8%8b%b1%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e8%aa%8c%e3%80%8c%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%81%a7%e5%ae%9f%e7%8f%be%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%82%e3%81%ae%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d%e3%81%a8%e7%9a%ae%e8%82%89/ar-AAhEdw7


・「劣等民族!」などと罵れば身も蓋もないし、私の品格も下がるのでそんなことは言わない。記事には無いが、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」から来ていると言う。「ウリジナル」と揶揄されるように、何でも「発祥は我が国だ」という高慢な奢った精神にこそ、「自然科学分野のノーベル賞受賞者ゼロ」というコリアンの屈辱の根源が有るのではないか?と思う。


・卑近な例がこの私である。学生のころ〔原 武稔〕クンという艶歌(つやうた)の天才が居た。彼が帰省する度に彼の家に泊まり込み、ウクレレ片手にソニーのオープンリールレコーダで反復練習をして学んだ。新卒入社した会社に、〔滝 雄三〕さんという洒脱なビジネスマンを見つけると、その配下となり、昼日中は同行してビジネスを学び、夜は毎晩酒席でその「語り」を吸収した。長じて大手ディーラーさんの〔加藤登志雄〕部長(最終は専務)が無類の演歌上手と知ると、それこそ毎晩お伴して「ド演歌」を学んだ。


・勉強とは本からだけではない。優れた人柄と接触する方が、「海綿体で吸い取るように」全身で学べる。お陰で74歳になった今も「酒席で人を退屈させることは皆無」だし、流行歌(はやりうた)の世界は、圧倒的多数の曲が、粋に唄える。私の例から「自然科学分野のノーベル賞受賞者ゼロ」のコリアンの惨状を紐解くことは、「葦の穴から天覗く」ほど不遜な例えだろうが、案外的を射ているかも知れない。


・それと「反日運動」だけには「1000年でも恨んでやる!」という狂気とも言える執念を見せるくせに、自国民同士では「ケンチャナヨ(何とかなるさ)精神」ってのも不可解だ。「自然科学分野のノーベル賞」の獲得数は、日本:21に対し、サウスコリア:0という現実。解りやすくコリアンが燃えるサッカーのセ゚愛に例えれば「21-0」という、屈辱なのである。英国の世界最高権威紙:『ネイチャー』が書いているのでご紹介する。


・MSNニュースから、産経新聞の記事を以下。


・「【韓国、ノーベル賞は今年もおあずけ?英ネイチャー誌『カネで実現するものではない』と皮肉】産経新聞・[経済裏読み]  2016/06/27」


・「毎年10月になると韓国メディアは、自然科学分野のノーベル賞受賞者ゼロをめぐる原因分析、政府などに対する責任追及に余念がない」


・「しかし今年はそれが少し早まり、さらに激烈になるかもしれない。というのも、英科学誌ネイチャーが今月、韓国でこの分野の受賞者が出ない背景を特集記事で分析、研究開発について国内総生産(GDP)比で世界最大級の投資を行う政府に『(ノーベル賞を目指すならば)カネより大事なものがある』と批判したからだ。“お墨付き”をもらった各紙はいっせいに論評した。対日本『0-21』は容易に覆りそうもない」


・「★国際学術誌への発表論文数はスペインと同レベル・・・『韓国はノーベル賞の受賞を目指し、ますます多額のカネをつぎ込んでいる。問題は、野望はカネで実現するものではないということだ』」


・「朝鮮日報や東亜日報、韓国経済新聞(いずれも電子版)などの韓国紙が、ネイチャー誌が6月1日(現地時間)に『韓国はなぜ研究開発(R&D)における最大の投資家なのか』と題する特集記事で、韓国科学界の『ノーベル賞コンプレックス』と現実的な限界を分析したと、いっせいに報じた。中でも朝鮮日報は、同誌の特集を踏まえ、自社の記事冒頭で『野望はカネで実現するものではない』と打ったのである」


・「ネイチャー誌はまず、韓国のR&D投資の増加ペースに注目。R&D投資の対GDP比は1999年の2・07%から2014年には4・29%に拡大し、イスラエルなどを抜き世界でトップになったという。米国は3%を切っており、中国や欧州連合(EU)は2%水準でしかない」


・「だが成果は出ておらず、同誌は『韓国の研究者が14年に国際学術誌に発表した論文の数は、R&D投資の対GDP比が1・22%のスペインとほぼ同じ』と指摘。英国やドイツ、日本の半分にとどまり、中国の7分の1にすぎない。予算を増やしても基礎科学分野の競争力向上にあまりつながらなかったというのである」


・「★韓国政府は場当たり的に予算づけ?・・・こうした状況を憂慮したのか、韓国経済新聞によれば、5月に朴槿恵(パク・クネ)大統領の主宰で開いた『第1次科学技術戦略会議』で、大学の基礎科学予算を18年までに1兆5千億ウォン(約1330億円)に増やすという案が示されたという。それでも、お金をつぎ込めさえすればいいという考え方が透けて見える」


・「朝鮮日報は、同誌が韓国政府の意思決定のスタイルを問題視していることも紹介する。同誌は、米グーグル傘下の企業が開発した人工知能(AI)『アルファ碁』と韓国人囲碁棋士の李世ドル(イ・セドル)九段の対局が李九段の1勝4敗という結果に終わるや、韓国政府がAI分野に向こう5年間で1兆ウォンを投じる計画を発表したことを挙げ、『一つのケースだけで『AIこそが未来』と決めてしまった場当たり的な対応』だと批難した」


・「朴政権は今回、基礎科学予算を増やす方針を示したが、それは各方面から批判を受けたからにほかならない。同誌も韓国がノーベル賞受賞者を輩出できない理由について、基礎研究に対する長期的投資にケチなためだと分析している」


・「『基礎科学分野で独歩的な成果を出すには数十年間長期的に多くの投資をするべきなのに、韓国は遠くを見通した投資文化が成熟していない』と強調するように、やはり『AIこそが未来』だけではノーベル賞は取れないのである」


・「★韓国の社会風土にも問題・・・昨年は、医学・生理学賞の大村智・北里大特別栄誉教授と物理学賞の梶田隆章・東京大宇宙線研究所教授が加わり、ノーベル賞の自然科学分野の日本人受賞者は21人になった。一方で、GDPに占める研究・開発(R&D)投資の割合が世界トップの韓国はゼロで、韓国では『スポーツの試合で言えば、『21-0』の大差』『なぜ日本ばかりなのか』の類の記事がメディアを賑わせた」


・「こうした状況を変えるのは容易ではない。韓国の社会風土にも問題がありそうだ。朝鮮日報によるとネイチャー誌は、議論を避け、上下関係を重んじる韓国の風土がクリエイティブな研究を阻む要因だと批判し、こうした風土が優れた科学者の海外流出につながっていると分析。実際に、米国立科学財団(NSF)の報告書では、米国で博士学位を取得した韓国人科学者の7割が米国に残ると答えているという」


・「一方で、東亜日報のコラムは自虐的でさえある。韓国がノーベル賞を受賞できず、気をもんでいることが世界に広く知られているようだとぶちまける。そのうえで、今年1月に米時事文芸誌『ニューヨーカー』が『韓国人は本すら読んでいないのに、ノーベル文学賞ばかりほしがっている』と皮肉った記事を紹介」


・「ネイチャーの今回の特集記事についても、活発な討論すらできない国が自然科学分野でノーベル賞のみほしがっていると指摘したと、至極当然のように冷静に受け止めている。そして、こう締めくくっている。『高値の花ばかり見ずに、自分がどこに立っているのかも見下ろす必要がある』。正論である」


・(解説)ま、アメリカ留学の研究者の7割もが留学先に残るのなら、いずれ米国科学者と共同(連名)でノーベル賞受賞者も出て来よう。そこで「単独でなければ意味が無い」などと言い出すのなら、この国は救いようが無い!

せめて准看並みの試験レベルを

2016年05月27日
(せめて准看並みの試験レベルを)


http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H4H_W6A520C1PP8000/


・日本は「資格」の世界である。「実績」はカウントされない。公認会計士・税理士・弁護士・司法書士・弁理士・・・挙げたらキリが無い。しっかしま、それで今の日本が成り立っているのも事実だろう。


・「保育士、介護士の報酬が安すぎる!」の意見は解る。しっかしま、「彼女ら・彼ら」はホント、「日本の壁」を越えているのだろうか?私は「彼女ら・彼ら」の実績を軽んずるものではないが、「待遇が安過ぎる!」だけの実績論には賛成しかねる。


・チャイナは、その独特の「科挙制度」を蔑(ないがし)ろにして、「知的レベル」を極端に後退させたと思っている。所謂「口説の徒」の天下を自ら招いたような?日本はその「試験・資格制度」を遵守(じゅんしゅ)して今日が有ると思う。


・「保育士・介護士の待遇改善」は当然だが、その前にせめて「准看護師制度」程度の試験・資格が必要ではないだろうか?日本はその「知的レベル」を放棄したら、終わりだと思うよ。


・GOOGLEニュースから、日経ニュースを以下。


・「【保育士の叙勲授与数を倍増 有識者懇が提言、今秋から反映へ】日本経済新聞 2016/5/26 19:15」


・「叙勲や褒章など栄典制度のあり方を検討する政府の有識者懇談会は26日、女性や地域で活躍する人を重視すべきだとの提言をまとめ、菅義偉官房長官に提出した」


・「保育士の授与数を現在の2倍に増やすとともに、地方の中小企業関係者なども重視すると明記。重点的に授与する対象を示す中期指針を約5年ごとに策定することも盛り込んだ」(解説:そういう政治的パフォーマンスの話では無いと思うのだが?)


・「政府は提言内容を今秋から反映する。制度改革は13年ぶりとなる。提言では民間部門の対象者拡大を狙っており、現状は公務員や地方議員、消防団員、保護司らの割合が高く、提言は『授与が十分でない分野がある』と問題提起した」


・「保育士の叙勲受章者は2015年秋が27人で、今後、段階的に50人規模に増やす。地域で活躍する自治会長を2.5倍の50人、外国人は2倍の150人程度に増やす目標も掲げた。民間の対象拡大で『官』部門の受章者数が減る可能性もある」・・・


・(解説)「町内会長」にもなれなかった父親を、私は尊敬し今も敬愛して止まない。人間「勲章貰ってナンボ?」の世界では無いだろ?勲章貰った人々を、別に軽蔑している訳じゃないが、尊敬もしていないのは事実だ。「人間、生きててナンボ?」の世界だと思う。葬儀屋の看板の「頭書き」にされたくはない。

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