2012年05月21日
(金環食メガネの文科相デモ:日本人の民度も下がったものだ!)
http://www.youtube.com/watch?v=vQy84MZ5OPg
・おいおい、ディズニーランドとかUSJジャパンとか、とにかく業者が造ったイベントスクエアへ足を運んで、「ワーッ!」とか「キャー!」とか「カワイイ!」などと叫んでいる親子を見ると、つくづく日本の民度は下がったと思う。
・何も私が爺になったから行かないのではなくて、演出家の臭いがプンプンする仕掛けには、若い頃から多少それを齧った身としては「読めてしまう」ので、「ワーッ!」とか「キャー!」とか「カワイイ!」だとかにはならない。
・金環食だってそうだ。私らクソガキも頃は、ガキ大将の指導で米軍の爆撃破壊でなんぼでも地面に有ったガラスの破片を拾い集め、ローソクの煤でそのガラスを炙り、それで敢然と太陽を凝視したものだ。それで網膜が焼かれて盲目になったりした友人もいないし、私自体、目医者に行ったこともない。
・「己の身体は己で守る」、これが最小限の自己防衛の時代だった。それがアタリマエダで貫かれていた。どの親も、些細なことで学校に怒鳴り込んだり、担任を執拗に問い詰めることを恥とした。今思えば、貧しいながら「日本人の民度」は、限りなく高かったのである。
・酔っ払ったお父さんが、律儀に寿司折をぶら提げて帰る・・・ドリフの加藤茶のお馴染みのシーンだが、あれが我らのクソガキの頃のお父さんのスタンダードな姿だった。お母さんは、内職をするくらい貧しくとも、灯火の下で子らを育て、一家で手土産を提げた酔っ払ったお父さんの帰りを待っていたのだ。
・さっきまで久々の焼肉を食っていたのだが、隣の席が若い夫婦の二組、乳幼児連れだ。酒を呑んで長いが、クソガキ、特に乳幼児の金きり声を聞きながら飲んだことは無かったなぁ。こちとらはタバコを吸わないが、二組の夫婦はケツからヤニが出るほどタバコを吹かしていた。あぁ、私らの頃は、母親までが子連れで出張るという文化が日本には無かった!
・共産主義のチャイナでは、古くから男女同権が謳われていたが、別に差別する気はないが、酒の席に乳幼児連れの若いカアチャンが来て、家のウチソトの話を大声でやっていてはイケンだろ?別に私が流離いの身となったので、B層はおろかC層の店に行っている訳ではない。
・これは民度の低いと私が断言する大阪固有の風景ではあるまいて。恐らく日本全国、酒の席に乳幼児・クソガキ連れのカアチャンがシャシャリ出ているのだろ。嫌いなチャイナの格言だが、「雌鳥が時を告げる国は滅びる」という。差別ではなく、仕事の区別なのだ。
・日本がその民度を高く保って来られたのは、男系天皇家ではないが、男系社会だったからだろ?その証拠に、男系社会を守っているコリアは驚異的に発展し、「雌鳥が時を告げるようになった」日本は、後退するにその止まるところを知らない体たらくだ。
・金環食メガネのデモンストレーションに文科省大臣までが登場する現代である。あぁあ、ターザンゴッコで木の枝から落下しても、打った頭をガキ大将が小川の水に漬けてくれたあの雄雄しい頃の日本は、どこへ行ったのか?間違いなくそういう私らの年代が、敗戦後の焼け野原から今日の日本復興への道を造ったのだが・・・
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