米混乱に乗じて中朝挑発の危険 ボルトン米前補佐官に聞く
2020年11月25日
(米混乱に乗じて中朝挑発の危険 ボルトン米前補佐官に聞く)
https://www.sankei.com/world/news/201125/wor2011250018-n1.html
・「急いては事を仕損じる」とか「慌てる乞食は貰いが少ない」とか、街将棋の「勝負は下駄を履くまで分からない」とか、先人の教えは一杯あるではないか。少なくとも『12月14日(何故か赤穂浪士討ち入りの日)の選挙人投票』までは〈合衆国次期大統領〉は決まってないのだ。
・だからいくら〔ボルトン氏〕の薦めと言っても、菅ちゃん、ここは「ジッと我慢の大五郎」だぜ。〈選挙人投票〉で決着がつかなくても、『連邦最高裁』が〈一般投票無効〉の判決でも出したら、来年『1月06日』の〈1州1票の下院投票〉になり、トランプがソレに勝てば、『9回裏・逆転サヨナラホームラン』になる。
・その間に〈支那・人民解放軍〉が『尖閣』を奪いに来たら、アメリカは「大統領が決まっていようといまいと」日米安保は発動しないだろう。日本は『自力本願』で、暫くの間は単独で戦わざるを得ないのだ。支那はアメリカ大統領選よりも、
〈未だ『桜を見る会』の追求ゴッコ〉
をやっている日本の政治家らの馬鹿さ加減を嘲っているだろうて。
・産経ニュース から、記事を以下。
・「【〈独自〉米混乱に乗じて中朝挑発の危険 ボルトン米前補佐官に聞く】産経ニュース
2020.11.25 16:27」
・「【ワシントン=黒瀬悦成】〔トランプ米政権〕で『国家安全保障問題担当の大統領補佐官』を務めた〔ジョン・ボルトン元国連大使〕が25日までに産経新聞の単独インタビューに応じた」
・「ボルトン氏は、トランプ大統領が大統領選での敗北が確実であるのを認めず、訴訟などを通じて結果の逆転を図っていることに関し
〈米国の選挙が自由かつ公正であるとの信用を損ねる行為だ〉
と批判し、<政権移行の混乱に乗じて中国や北朝鮮が周辺地域で挑発行動に出る> 危険が生じていると警告した」
・「ボルトン氏は、〔民主党のバイデン前副大統領〕が勝利を確実にした大統領選の結果について
〈トランプ氏は大規模な不正があったと主張しているが、その内容は意味不明だ。組織的不正の証拠は一切ない。共和党は自らの支持者らに対し、同氏が公正な選挙を戦って負けたのだと今すぐ説明すべきだ〉
と訴えた」
・「ボルトン氏はまた、米国が政権移行の混乱で世界情勢に傾注できなくなっている間に〔中露〕や〔北朝鮮〕、〔イラン〕が
〈米国には優先順位が低いものの、各国には優先度の高い分野で主導権確保を狙ってくる恐れがある〉
と分析。アジアでは北朝鮮によるミサイル発射や軍事演習の可能性があるほか、〈中国は東・南シナ海や東南アジア、インド国境で何か仕掛けようと画策するかもしれない〉と語った」
・「バイデン次期政権の外交政策に関しては、オバマ前政権で国務副長官を務めた〔アンソニー・ブリンケン氏〕が国務長官に指名されることなどを根拠に〈前政権と同様の外交政策になる〉との見通しを示した。ボルトン氏はその上で
〈世界は当時に比べ劇的に変化している。バイデン氏が(オバマ時代と同様の)軟弱な対中路線を取れば、激しい非難を浴びるだろう〉とし、〔菅義偉首相〕が早急に訪米してバイデン氏と直接会談し、<中国と北朝鮮をめぐる日米の連携のあり方について協議を進めるべき> だと強調した」
・「ボルトン氏は
〈両国の首脳が誰であろうと、日米両国の国益は密接に合致している〉
と指摘。菅首相の訪米時期については
〈来年1月20日の大統領就任式の直後で良いと思うが、就任前の政権移行期間中でも構わないのでは〉
と語った。北朝鮮情勢については、北朝鮮に核・弾道ミサイル開発の進展を許したオバマ前政権の『戦略的忍耐』政策は〈失敗だった〉とした上で、最近の北朝鮮情勢や日本が抱く懸念に関し、菅首相がバイデン氏に説明を重ねていくことが極めて重要であると指摘した」
・「バイデン氏自身の北朝鮮政策については、議会選で健闘した共和党への配慮から、共和党の強硬な対北政策を尊重していくとの見通しを明らかにした」・・・
《ジョン・ボルトン米前補佐官(AP)》
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