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菅氏が偉大な首相になるための条件とは何か

2020年10月12日
(菅氏が偉大な首相になるための条件とは何か)


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201012-00250935-diamond-bus_all


・面白い比喩である。『親米』なら長期政権も望めるが、〔二階の子分〕になって『支那に接近』すれば短命政権で終わる。産経の論説委員長が〔NASA政権=二階・安倍・菅・麻生だったか?〕と名付けて得意げだったが、私は


〈1階政権=二階には大家が居ます〉
〈3階政権=二階に支えられています〉


と冷淡だった。洒落のワカラン奴とか、詐欺的ソフトは皆、「NASAと共同開発しました」と言っていた。NASAとは『アメリカ航空宇宙局』のことである。軽々しく使うげきではない!


・今〔菅・遺憾砲〕は、〔二階派〕と〔麻生派〕、それともう〔安倍派〕と言っても良い〔細田派〕派閥の、隙間を泳ぐのに必死である。しっかしま、私にすれば「そういう星の下に生まれたのかどうか?」の方が問題だ。悪いが一言で言えば「コマい!」 所詮は『番頭政治』で短命政権で終わるのではないか?


・YAHOOニュース から、ダイヤモンド・オンライン(北野幸伯氏) の記事を以下。


・「【〔親中〕政権なら短命に、菅氏が偉大な首相になるための条件とは何か】ダイヤモンド・オンライン(北野幸伯) 10/12(月) 6:01配信」


・「総裁選に圧勝し、首相に就任した〔菅義偉氏〕。秋田県のイチゴ農家に生まれ、自力で大出世を果たした。菅氏は、これからどうなっていくのだろうか? 正しい方向に進めば、長期政権を実現できるだけでなく、偉大な首相になる可能性もある。(国際関係アナリスト 北野幸伯)


●歴代首相で見えてくる 長期政権の法則


・「まず『長期政権の法則』について話そう。歴代首相の〔連続在任期間ランキング〕を見ると、〔1位が安倍晋三氏〕、〔2位が佐藤栄作氏〕、〔3位が吉田茂氏〕、〔4位が小泉純一郎氏〕、そして〔5位が中曽根康弘氏〕、となっている」


・「彼らに共通点はあるだろうか?そう、『親米政権だった』ということだ。


〈1位の安倍晋三氏は、タイプがまったく違うオバマ、トランプ両大統領の親友だった〉
〈2位の佐藤栄作氏は、安倍氏の大叔父で、沖縄返還を実現している〉
〈3位の吉田茂氏は、麻生太郎副総理の祖父で、代表的な親米政治家だ〉
〈4位の小泉純一郎氏は、中国、ロシアとの関係を悪化させ、米国一辺倒の外交を展開した〉
〈5位の中曽根康弘氏は、レーガン大統領の親友だった。『日本は不沈空母』発言はあまりに有名だ〉


これらの顔ぶれを見ると、『親米首相は長期政権になりやすい』といえそうだ」


●「悲惨な末路」になることが多い 歴代の「親中首相」


・「では、逆に『親中首相』はどうだろうか。歴史を見ると、『親中首相』は〈悲惨な末路〉になることが多い。いくつか例を挙げてみよう」


・「代表的なのが〔田中角栄氏〕だ。田中氏は、日中国交正常化を果たしたことで知られる。彼は1972年7月、首相に就任した。わずか2カ月後の72年9月には、日中国交正常化を成し遂げてしまった。同じころ、米国の〔ニクソン大統領〕と〔キッシンジャー大統領補佐官〕も、中国との国交正常化交渉を急いでいた。結果的に田中氏は、米国を『出し抜いた』形になった(ちなみに、米国と中国の国交正常化は、1979年)」


・「田中氏の“フライング”にキッシンジャー氏は激怒し、〈ジャップは最悪の裏切り者!〉と叫んだといわれる。そんな親中・田中氏は、1974年に辞任。1976年には、ロッキード事件で逮捕されてしまった」


・「田中派から出た〔竹下登氏〕は1987年、首相に就任。1989年、リクルート事件で辞任した。竹下氏が立ち上げた『経世会』を引き継いだ〔橋本龍太郎氏〕は1996年に首相になり、98年に辞任している。2004年に日歯連闇献金事件が発覚。政治家を引退せざるを得なくなった。その2年後の2006年、多臓器不全で亡くなっている」


●親米政権は長期化しやすく 親中政権は短期で終わりやすい


・「近年、際立った親中派政治家といえば、〔小沢一郎氏〕だろう。09年9月、『民主党政権』が誕生。この政権は、はっきりとした〈反米親中〉で、〔鳩山首相時代〕の日米関係は最悪になった。鳩山政権で黒幕的存在だったのが小沢氏(当時幹事長)だ。彼は2009年12月、大訪中団を率いて北京に行き、『私は人民解放軍の野戦軍司令官だ』と宣言した。そのわずか1カ月後の2010年1月、政治資金規正法違反の容疑で、小沢氏の元秘書・〔石川知裕氏〕が逮捕される。そして、同年6月、小沢氏は幹事長を辞めざるを得ない状況になった。同月、鳩山首相も辞任することになった」


・「これらの事実から、『親米政権は長期化しやすく、親中政権は短期で終わりやすい』という傾向がはっきり見える。なぜ、そうなのか? 〔元外務省国際情報局長の孫崎享氏〕によると、米国からの自立を目指す政治家は米国に潰されるのだという」


・「同氏は、田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、鳩山由紀夫、小沢一郎各氏などを『自主自立を目指した政治家』としているが、筆者は『親中派』だと思う。(解説:アンタが正しい!)米国に潰されるかどうか、その真偽はともかく、親米政権は長期化しやすく、親中政権は短期で終わりやすいのは事実だろう」


・「もし、菅氏が長期政権を目指すなら、中国に接近しすぎないよう、用心し続けるべきだ。後述するが、現状『親米』であることは、日本の国益に合致してもいる」


●菅氏が、『親中首相』という懸念は後退


・「菅氏が総裁選への出馬を決めた時、筆者は、『菅氏は親中首相になるのではないか』と懸念していた。親中派のボス、〔二階幹事長〕の説得で出馬を決意したと報じられていたからだ。しかし、その後の動向を見ると、二階氏が菅内閣に『圧倒的影響力を持っているわけではない』ことがわかってきた。例えば、閣僚の顔ぶれを見ると、<親米の細田派が5人>で最も多い。次いで、これも<親米の麻生派が3人>。親中派では、竹下派、二階派、共に2人ずつにすぎない」


・「他に、無派閥4人、岸田派2人、石破派1人、石原派1人、公明1人。二階氏の影響力は、限定的であることがわかる。さらに、菅首相の就任後の振る舞いを見ても、希望が持てる」


・「菅氏が首相に就任すると、〔習近平・中国国家主席〕は、真っ先に祝電を送った。そもそも、国家主席が日本の新首相に祝電を送るのは珍しい(中国の感覚では、元首である国家主席は、日本の天皇と同じ立場。日本の菅首相と同じ立場なのは、中国の李首相である)」


・「つまり、習近平氏は、菅氏を例外的に優遇したのだ。ところが、菅氏は、この好意を完全にスルーした。新首相は9月20日以降、次々と電話首脳会談をこなしていった。


〈順番は、9月20日、トランプ米大統領、モリソン豪首相〉
〈9月22日、メルケル独首相、ミシェルEU大統領〉
〈9月23日、ジョンソン英首相〉
〈9月24日、文在寅・韓国大統領〉
〈9月25日、モディ印首相、習近平・中国国家主席〉


菅首相は、習近平氏の順番を、韓国の文在寅氏の後にしている(ちなみに、ロシアのプーチン大統領との会談はさらに遅く、9月29日だった)」


・「菅氏は、おそらく意図的に、習近平氏を“冷遇”したのだろう。これにより、菅氏が、親中派のボス二階氏の“操り人形”ではないこと、習近平氏に忖度する意思はないこと、が見えてきた」


●安倍政権からの 「自由で開かれたインド太平洋」戦略を継承


・「『日本の首相には戦略がない』と、しばしば言われる。しかし、安倍氏は、珍しく『戦略のある首相』だった。同氏は2012年12月、『セキュリティーダイヤモンド構想』を発表している。これは、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国で、インド、太平洋の貿易ルートと法の支配を守るという構想だ。要するに、『中国の海洋侵略を日米豪印で阻止しよう』という戦略なのだ」


・「さらに、安倍氏は2016年8月、アフリカ開発会議で、『自由で開かれたインド太平洋戦略』を提唱した。この『インド太平洋』という言葉をトランプ米大統領が気に入り、米国政府に採用された。つまり、日本が提唱した大戦略を、米国政府が採用したのだ」


・「菅氏は、この戦略を継承しているのだろうか? 継承しているだけでなく、現状を見る限り、むしろ安倍前首相よりも、熱心に取り組んでいるようだ。既述の電話会談。菅氏は、トランプ米大統領、モリソン豪首相、メルケル独首相、ミシェルEU大統領、ジョンソン英首相、モディ印首相と、『自由で開かれたインド太平洋戦略』について協議している」


・「そして、菅首相による初めての『対面外交』は、〔ポンペオ米国務長官〕との10月6日の会談だった。ここでも『自由で開かれたインド太平洋戦略』が話し合われた。さらに、日本、米国、オーストラリア、インドの外相会議が開かれ、4カ国が『自由で開かれたインド太平洋戦略』を推進していくことが確認された。日本政府は、この4カ国グループに、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国を引き入れ、中国包囲網を強化拡大していく方針だ」


●ポンペオ国務長官による 歴史的演説の意味


・「世界は現在、『米中覇権戦争』を軸に回っている。ポンペオ国務長官は7月23日、歴史的演説を行った。いわく、


〈21世紀を自由な世紀にすることを望み、習近平氏が夢見る中国の世紀にしたくないなら、中国にやみくもに関与していく従来の方法を続けてはならない。このままではいけないし、後戻りしてもいけない。トランプ大統領が明確にしたように、米国の経済、何よりも生活を守る戦略が必要だ。自由世界は、独裁体制に勝利しなければならない〉


これは、自然に読めば、『中国共産党打倒宣言』といえるだろう」


〈自由世界が変わらなければ、共産中国が私たちを変える。快適だから、便利だからという理由で、これまでのやり方に戻ることはできない。中国共産党から自由を確実に手に入れることは、この時代の使命であり、米国は、それを主導する用意が完全にできている〉


これは、米国が「反中国共産党同盟」を率いる決意を示している」


・「『中国共産党打倒』の方針は、超党派で支持されていて、すでに国論になっている。例えば、香港問題やウイグル問題の対中国制裁に反対する議員はまったくいない。つまり、米中覇権戦争は、親中派といわれる〔バイデン氏〕が大統領になっても続いていく可能性が高い(例えば、トランプ氏は一貫して親プーチン、親ロシアである。しかし議会に阻まれて米ロ関係は一向に改善しない。世界最強の権力を持つ米大統領にも、できないことはあるのだ。バイデン氏が、中国との関係を改善しようとしても成功しないだろう)」


●中国は国際的に孤立すると 日本を利用して危機脱出を計る


・「こういう状況下で、日本が絶対にしてはならないことは、『中国側につく』ことだ。中国は、


〈新型コロナウイルスのパンデミックを引き起こした〉
〈香港の自由を圧殺している〉
〈ウイグル人100万人を強制収容している〉


などで、極めて評判が悪く、世界的に孤立している。当然中国は、〈平和ボケでナイーブな日本〉を自陣営に引き入れようとするだろう」


・「1989年、天安門事件で中国が孤立した際、この国は日本を利用して危機を乗り切った。具体的にいうと、1992年、天皇陛下の訪中を実現させたのだ。これを見た欧米は、『狡猾な日本が、中国の巨大市場を独占しようとしている』と解釈した。そして、翌1993年、欧米諸国と中国の関係は改善に向かった。問題はそこからだ」


・「中国政府は1994年から、国内では徹底した反日教育、欧米では強力な反日プロパガンダを開始した。『利用済み』の日本は中国に切られ、今度は『悪魔化』の対象にされた。当時の〔クリントン米大統領〕は、中国のプロパガンダに乗せられ、激しいジャパン・バッシングをしていた。中国は、日本の恩を仇で返したのだ」


・「われわれは、歴史から教訓を得なければならない。教訓は、


〈中国は国際的に孤立すると、日本を利用して危機脱出を図る〉
〈だが、危機を抜けると、今度は日本を悪魔化してバッシングする〉 だ」


●菅氏が、「偉大な首相」になる方法


・「菅首相は現状、正しい方向に進んでいるように見える。だが中国の工作力、親中派の影響は強力なので油断は禁物だ。このまま、米豪印と共に『自由で開かれたインド太平洋戦略』を貫徹し、『偉大な首相』として歴史に名を刻んでいただきたい」・・・


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