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田んぼダム、直ちに全国展開出来るだろ?

2020年07月26日
(田んぼダム、直ちに全国展開出来るだろ?)


https://www.sankei.com/column/news/200725/clm2007250002-n1.html


・何度も書く。「日本の政治家は、〔国家論〕より先に〔支援・献金団体のため〕に働く。同じように日本の官僚は、縦割りの壁に守られながら〔自分が所属する省庁の利益のため〕に」働いている。


・国会議員が国会開催中、スマホで動画を観たりゲームに興じているのが問題になっているが、ナニ、昔の議員はひたすら寝ていた。要は〔人数の多さ〕が問題なのだ。私が『参院不要論』『衆院一院制(半数解散)』に拘るのは、この〔無駄飯食いの多さ〕による。


・「省庁の縦割り制を止めよ」といくら叫んでも空疎である。ならば〔省庁の壁を横倒しにしたタスクフォース〕なら出来るだろう。この『田んぼダム』が有効なら(有効に決まっているが)、上流域に田んぼを持つ農家への協力金をいくら、いかにして毎年支払うかの【農水・国交『田んぼダム』全国展開検討委員会】を創るだけのことだ。


・案は『全国知事会』に図り、スッタモンダしても〔半年〕もあれば済む話だ。


〈『新潟県村上市内』で約60年前に試行的に始まり、20年ほど前から本格化した歴史を持つ〉


そうだが、


〈北海道から宮崎県までの9道県内で実施されている〉


ってのは、霞ヶ関の怠慢だ。地球温暖化による海水温の上昇は恒常化しており、大雨災害は毎年日本列島を襲うようになった。永田町も霞ヶ関も、アホばかりやってないで「こんな簡単な水害軽減対策」があるのなら、真っ先に飛び付かんかい!


・産経ニュース・[主張] から、記事を以下。


・「【[主張] 田んぼダム 水害軽減対策を安く早く】産経ニュース 2020.7.25 05:00」


・「今年も梅雨の豪雨によって九州をはじめとする各地で河川が氾濫し、家屋が水没するなどして尊い人命が失われた。これから秋にかけて日本列島には台風がやって来る。気候変動が激しさを増す中、水害の防止が喫緊の課題だが、大型ダムの建設や堤防の大規模工事には長い年月と膨大な費用が必要だ」


・「そうした制約とは無縁で、ただちに、安価に、実施できる『治水技術』が開発されている。水田の貯水力を利用する〔田んぼダム〕である。<大雨が降ったとき、上流域の水田群に一時的に雨水をため、川に流れ込む量を減らすことで下流側の水位上昇を和らげる> という方策だ」


・「水田に余分に水をためる装置には幾つかの方式があり、


〈最も簡単なものは真ん中に直径5センチほどの丸穴が開いたノート大の板1枚〉


だ。この板を水田の排水口にはめ込むだけでよい。水田の水位は10センチほど高まるだけだが、面積が広いので貯水量は多い。水田群となれば万トン単位の水量だ。田んぼダムは、『新潟県村上市内』で約60年前に試行的に始まり、20年ほど前から本格化した歴史を持つ。『新潟大学』による研究も加わって信頼度を増している」


・「『農林水産省』によると田んぼダムが導入されている地域は徐々に広がりを見せており、北海道から宮崎県までの9道県内で実施されている。知名度がさらに高まり全国に普及することを期待したい」


・「田んぼダムの特徴は、他者を思いやる心の優しさにある。実施する上流域の稲作農家に特段の利益はなく、恩恵を受けるのは下流域の人々なのだ。災害後に応援に駆けつける〔ボランティア〕に対し、<田んぼダムの実施農家は、〔事前ボランティアに相当〕する> といえよう。日本人の美質と稲作文化から生まれた『絆』の治水システムである」


・「田んぼダムで水害がゼロになるわけではないが、床上浸水となるところが床下浸水で済むといった軽減効果が期待できる。住宅地に水が浸入した場合でも水位の上昇速度がゆるやかなら、助かる命も増加する」


・「田んぼダムの普及には『農水省』と『国土交通省』の連携などが望まれる。各地の成功事例や課題を取りまとめつつ各地への展開を急いでもらいたい。ただちに実施できるのが田んぼダムの特質だ」・・・

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コメント

織伊様 無事退院されて精力的にブログを書かれている姿に感服しております。
さて、この水害対策の記事で昨年暮れの高校の同窓会であった「千曲川の洪水対策」の講演を思い出しました。講師は同級生の国土問題研究会理事長。千曲川の氾濫を受けての講演でしたが、彼が強調したのは治山と遊水地の確保でした。TVで堤防を流れ出る圧倒されるような水量を見ていた私はその場では遊水地ではとてもじゃないが追いつかないのではというつまらないコメントをしてしまいました。 その後、堤防が切れる前に水を逃がすようにしていれば、その水量も制御出来る範囲であろうと考え直し、常は農業に使えるような遊水地を設けてはどうかとという手紙を出したことを思い出しました。なお、水を誘導した場合は農家に補償すべしということも勿論付記しました。
貴文にある田んぼに誘水と似た考えで思わずコメントを書いてしまいました。
なお、このコメントを書くに当り、何気なく今年の2月に開かれた「台風19号で氾濫した千曲川災害検証シンポ」見たところ、同級生の彼もパネリスト3人の一人して出席していましたが、治山のことは言っても遊水地のことに一言も触れていなかったのにはがっかりしました。 残念なことに、他の二人のパネリストも堤防を補強するとか、川底を浚渫するとか素人でも考えるようなことしか言っていないようでした。 冴えちゃん

冴えちゃん様、

コメント、有難うございました。この『田んぼダム』の話は随分前にテレビ・NHKスペシャル
で観た記憶が。記事では普及し始めたように書いてありますが、発案・実験はもう60年も
前。私の直感では「遅々として進んでいない」「それもこれも、霞ヶ関が音頭を取らない怠
慢だ」と感じています。

何せコロナでも一方的に『専門家集団』を放逐するようなアホ集団の永田町です。東大出
は多くても、それは「受験術に長けていただけ」。気の利いた連中は『官僚なんかに」は
なっていないでしょうよ。縦割りの高い壁に守られ、自己の保身と省庁の利益だけしか考
えられない連中の巣が霞ヶ関です。タスクフォースなどの考えも無いでしょう。

頼れるのは『全国知事会』です。数は少なくとも『田んぼダム』を実施している県知事らは
先ず結束し、知事会に議案を上げるべきです。東京にだって東村山で有名になった
農村部も有りますし、八丈島も東京都です。活発に論議して、国を動かすべきです。

明日は7/14の退院後、初の病院外来です。コロナ空襲下でも、阿倍野の【大阪市立大
病院】通いは続いています。あと本2冊を国立国会図書館に入れなくては!

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