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ウチナンチューにとってヤマトンチューは疫病神か?:感染爆発の沖縄

2020年04月26日
(ウチナンチューにとってヤマトンチューは疫病神か?:感染爆発の沖縄)


https://news.livedoor.com/topics/detail/18178347/


・『琉球王国』に攻め入って、これを我が領土とした『薩摩藩』には、西南諸島を次々と侵攻する琉球王国への〔不満〕もあり、これが『支那』の冊封国(朝貢国)であったがための〔不安〕、奄美大島(薩摩領)への〔危機感〕も有ったのだろう。


・そんな昔話より、『対米戦争』での日本国内唯一の地上戦が展開された沖縄である。私は4度沖縄に行ったが、〔ウチナンチュー(沖縄の民)〕は〔ヤマトンチュー(大和の民・本土の民)〕について、「どう思っているんだろなぁ」の感覚は、いつも抱いていた。そして今度は『コロナ戦争』だ。


・記事は、〔ヤマトンチュー〕から〔ウチナンチュー〕に成り切ろうとし、今回もまた〔沖縄の民〕を深く傷つけているのでは?と思い悩む〔作家〕によって書かれている。


・『観光地の宿命』などと非情な言い方は慎むが、「人は企まずに他人を傷つけて、人生を歩んでいるものだ」とは言える。辛いが、私の人生なんざその典型例だ。


・ライブドアトピックス から、日刊SPA! の記事を以下。


・「【コロナ疎開で感染爆発の沖縄。3月の空港は繁忙期以上の混雑、GWも数万人規模…】日刊SPA!  2020年4月26日 15時52分」


・「沖縄がとうとう爆発寸前だ。筆者は、11年前に東京から沖縄に移住したナイチャー(県外出身者)であるが、ここ10日間で沖縄本島の激変ぶりに戸惑いを隠せないでいる。世界が一変した感じである」


・「新型コロナウイルス感染症を巡って、沖縄県内で感染者が初めて確認されたのが2月14日。そこから一か月の間、感染者数は3人で留まっていた。この時点で、私は知り合いの編集者たちに『感染を食い止める方法と同時に、本来なら <中国人を乗せたクルーズ船が何十隻も寄港していた沖縄> がなぜ感染爆発が起こらないかきちんと検証するべきだ』と強く進言していたが、願い虚しく、今の沖縄は爆発寸前。いや、もう爆発しているのかもしれない。4月に入った途端、急激に感染者数が激増したのだ。事象が起こる時は、必ず経過と原因がある」


・「3月26日に〔玉城デニー知事〕は、感染経路の移入例確認が相次いだため県外旅行自粛を要請した。しかし、それでもまだ沖縄県内の雰囲気は安穏としていた。日本中がコロナ感染拡大阻止を目指していた3月は海外旅行を取りやめる人が続出」


・「そこで今年の3月に卒業する内地(本土)の大学4年生たちが卒業旅行として目をつけたのが、日本最南端の島“沖縄”である。感染者がひとりもいない〔石垣島〕、〔宮古島〕はまさにうってつけの場所だったといえよう」


◆昨年よりも観光客が増加した離島


・「実際、〔竹富島〕では2月の入域観光客数が前年より3058人増の8万2582人と急増。3月に入ると定期船1隻では対応できなくなり、追加便を出すことになるという大盛況ぶりだ。石垣空港には連日3000人近くの人が押し寄せ、若者でごったがえしていた。さらにその多くは滞在日数が1週間近くいる若者グループだったという」


・「3月27日の夕方、筆者は所用で那覇空港へ行ったのだが、その光景には驚きを隠せなかった。夏の繁忙期以上にウジャウジャと人がいるのだ。そのほとんど若者グループか家族連れで、オマケに半数以上はマスクなし。地元のテレビで、<八重山(石垣、宮古)が若者たちの旅行客で溢れんばかり……> という報道を目にはしていたものの、まさかこれほどまでとは思わなかった」


・「地元、沖縄の人々も感染に関して危惧はしていた。それでも沖縄はうまく封じ込めているから大丈夫だと何の根拠もなく思っていた。また、対岸の火事のように首都圏のコロナ騒動をどこか他人事のように見ていたのも事実である。しかし、筆者はこの那覇空港の浮かれた観光客があふれんばかりにいる光景を目にした時は、さすがに一抹の不安を感じずにはいられなかった。そして、沖縄県民にとって懸念していたことがもうひとつあった。米兵たちの動向だ」


◆在日米軍の感染者情報は非公開


・「3月28日、嘉手納基地のエアフォース2人が感染したと発表。31日には米兵の家族の1人が感染したとし、軍関係者に3人の感染者が出たのである。しかし、それ以上の報告は現在なされていない。沖縄には、米軍人が2万6000人弱、軍属が2000人弱、その家族が2万人弱と、<計4万8000人弱の軍人とその関係者が住んでいる> のだが、全てが基地の中に住んでいるわけではない。オフベースと呼ばれる基地の外に住んでいる軍関係者も何割かいる。感染者がたったの3人で済んでいるとは到底思えない……というのが、地元の沖縄県民の考えである」


・「そんな沖縄県民の不安をよそに3月30日、米国防総省は新型コロナウイルスの米軍内における詳細な情報は今後すべて非公開とする方針を公表。これは沖縄の米軍基地にも適用するというのだ。ここから沖縄におけるコロナに対する風向きが変わってきた」


・「4月2日、仕事の打ち合わせを兼ねて那覇の繁華街久茂地に出向いたのだが、この日辺りから人の出歩きが急に減った感じがした。だが、あるクラブを覗いてみると、身動きができないほどの外国人で溢れかえっていた。平日なのに、これだけの外国人が那覇に集まること自体、異様であり、皆がラリっているかのように奇声をあげまくり、まさにカオス状態」


・「これが、クラスター感染源なのかと思い、気持ち悪くなってすぐに逃げ帰った。その週末から、那覇の繁華街はさらなる自粛ムードとなった。とにかく県民は八重山や離島で感染者が出ないことだけを祈っていた。しかし、その切なる願いもむなしく4月13日に石垣島で2人の感染者が出てしまったのだ」


◆県外から持ち込まれたコロナウィルス


・「そして4月7日に〔安倍首相〕が緊急事態宣言を発令し、8日には玉城デニー知事が県外からの来県自粛を要請している。実際、沖縄では会社によっては転勤などでやむを得ず来県する人に到着後2週間の健康観察を行い、その間の外出や人との接触を控える措置を取っていた4月15日、〔タレントの石田純一〕が新型コロナウイルスに発症したと発表。10日に仕事で沖縄へ行き、そこで体の倦怠感を訴えていたというのだ」


・「首都圏から沖縄に戻ってきた身内と同じ屋根の下で暮らしている場合も同様の措置を取るという厳戒態勢の中での石田純一の来沖。『不倫は文化』と言ったセンスは認めるが、コロナはなんだというのだろうか。あまりにも意識の低い行動には怒りを感じる沖縄県民は少なくない」


・「そして、一番恐れていたことが起こった。16日、沖縄に一人の死者が出てしまった。奇しくも同日、安倍首相から緊急事態宣言の区域を全都道府県に拡大する発表がされた。20日には県独自の『緊急事態宣言』を発表し、沖縄本島と内地(本土)はもちろん、沖縄本島と離島、離島間での移動について自粛を求めた」


・「4月24日時点で感染者数134人。死者数4人。<たった1カ月強で44倍に増えた> のだ。冷静に見ても、沖縄がここまで爆発的に増えたのはもはや県外国外の移入という外的要因としか考えられない」


・「県外・国外からの移入例が15人、感染経路が不確かな者が48名(※17日までのデータ)となっている。不明瞭な感染経路の大半が、<症状が出ずに保菌している若者のコロナ疎開や卒業旅行によって沖縄本島や八重山にウイルスを撒き散らしていたとしたら……>。毎年GWには50万~60万人弱の観光客が来沖する。今年はコロナの影響により来沖自粛が叫ばれているのだが、それでも数万人が沖縄に訪れると予測されている」


・「沖縄は東京や大阪と違い、高度な医療機関が少ない。本島ですらこの状況である。離島ではなおのことでだ。不用意な行動が美しい島とそこに住む人々の生活を破壊することにも繫がることを、あらためて理解してほしい。今、問われているのは、うつりたくないではなく、絶対に人にうつさない! なのだ」・・・


<文/松永多佳倫>

作家。‘68年、岐阜県大垣市生まれ。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。‘09年8月より沖縄に在住し、現在、琉球大学大学院人文社会科学研究科在学中。 高校野球を始め、スポーツ分野の著作物を精力的に執筆。主な著作は、『偏差値70の甲子園 - 僕たちは文武両道で東大も目指す -』(集英社文庫)、『マウンドに散った天才投手』(講談社+α新書)、『沖縄を変えた男―栽弘義 高校野球に捧げた生涯』(集英社文庫)、『善と悪 江夏豊のラストメッセージ』(KADOKAWA)など

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