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(『方丈記(ほうじょうき)』に学ぶ:[浪速風])

2020年03月14日
(『方丈記(ほうじょうき)』に学ぶ:[浪速風])


https://special.sankei.com/f/naniwa/article/20200314/0001.html


・ヴァイオリニストってより、ズケズケと面白いので今やテレビの売れっ子タレントになっている〔高嶋ちさ子〕が言っていた。「高校3年間と言う一番多感な時に、『恋に現(うつつ)を抜かしていた奴』らは、みんなペケだ!」と。私もそうだったので、「ほんにほんに」と同調してしまった。


・さてその〔ペケ〕でも、〔鴨長明(かものちょうめい)〕の『方丈記(ほうじょうき)』の出だしくらいは丸暗記している。それほどの名文であるし、ペケでもこちとらの頭脳も柔らかかったのだ。以下に出だしを少々。


〈行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し〉


〈玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れ(やけイ)てことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる〉


〈住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける〉・・・平家物語の琵琶唄の出だしを覚えるのとコツは同じか?


・産経スペシャル・[浪速風] には、丸暗記ではない方丈記(ほうじょうき)が、巧みに使われている。


・「【[浪速風] 慎重さは大切だが・・・】産経スペシャル 2020.3.14」


・「『うらゝかなれば、峰によぢのぼりて、はるかにふるさとの空を望み…』。鎌倉期の古典、〔鴨長明(かものちょうめい)〕『方丈記(ほうじょうき)』(岩波文庫)から。大火、地震、それに疫病。人々を襲った災難をつづりながら、長明は世の無常を表したとされる。でもそれだけではなかった」


・「▼こちらも外に出てみよう。もう春である。日差しは柔らかい。菜の花の鮮やかな黄色の向こうに白梅と紅梅が咲き競っている。陽だまりの土手にはタンポポが群生し、ツクシも顔を出している。新型コロナウイルスで世界保健機関はパンデミック(世界的大流行)の認識を示した。厳しい戦いが続く。だが季節は確かにめぐっている」


・「▼イベントの自粛ムードも漂う。<慎重さは大切だが、過剰すぎて経済や社会生活が必要以上に萎縮することは怖い>。冷静に警戒したい。『帰るさには、折につけつゝ、桜を狩り、紅葉を求め、蕨(わらび)を折り、木の実を拾ひて…』。こんな心持ちでゆとりを持って過ごすのもまた一案」・・・


《結城神社の梅の枝に止まるメジロ=津市》

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