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(プロ裁判官の「既得権益」感情:裁判員裁判制度の危機)

2019年12月09日
(プロ裁判官の「既得権益」感情:裁判員裁判制度の危機)


https://special.sankei.com/f/sankeisyo/article/20191208/0001.html


・私は法学部出身である。司法の〔士業〕を狙うような大望は無く、剣道が楽しかったので「警察官になるか?」「ならば法律を齧っておいた方が有利か?」程度の考えだった。


・卒論は『死刑廃止論』だったことはよく覚えている。若い時の〔麻疹(はしか)〕のようなものだった。しっかしま、私の若い頃は『戦後復興』に国民が心を合わせていて、今のような「凶悪犯罪」は少なかった記憶が有る。


・「人殺しが平気」「相手は誰でも良かった」と日本社会の凶悪化が進むにつれ、私の『死刑廃止論』は心の中で色褪せて、いつしか『死刑存続論』に変って行った。今では@niftyから「削除通知」が来るほどの『死刑必要論者』である。


・例えば『幼児虐待法』は、①冒頭に「幼児虐待は、一律懲役15年」、②「虐待死は一律死刑」の定めが先ず有って、裁判は「情状酌量」「減刑の可能性の有無」を審議する場にすべし・・・が、今の私の持論である。ベースは『一罰百戒』である。


・産経スペシャル・【[産経抄]12月8日】 から、記事を以下。


・「【[産経抄]12月8日】産経スペシャル 2019.12.8」


・「裁判所には、〈不老不死の魔物が棲(す)んでいる〉という。<司法はこのモンスターに囚われて多くの被害者遺族を苦しめてきた>。平成19年夏の闇サイト殺人事件を取材した〔大崎善生さん〕は、ノンフィクション『いつかの夏』で無念の筆を尖(とが)らせている」


・「▼若い女性を残虐な手口で殺(あや)めた3人組は、1人が死刑、2人が無期懲役と割れた。量刑を左右するのは、最高裁が36年も前に示した『永山基準』である。被害者の数や計画性といった動機など9項目が総合的に勘案され、悪質な犯行でさえ極刑を免れることも多い」


・「▼この基準が魔物の正体である。前例からの逸脱を嫌う裁判所は、主に感情の物差しで刑を量る国民にとって遠い向こう岸にある。橋渡し役との期待を担った『裁判員裁判』は導入から10年たち、〈形骸化の危機〉にある。この1週間で1審の死刑判決を上級審が2件覆した」


・「▼大阪で2人を襲った被告は覚醒剤中毒の後遺症、埼玉で6人を殺害したペルー国籍の被告は心神耗弱が考慮され無期懲役となった。計画性の低さが死刑回避の理由の一つという。遺族の感情も、時間をかけて極刑という答えを出した裁判員の苦悩も置き去りである」


・「▼〈死刑判決の破棄は6件〉となった。制度の否定でなくて何だろう。法治より『情治』が大手を振る隣国にならえ、とは言うまい。古い基準の墨守はしかし、法律に明るいとはいえぬ国民を『口出し無用』と突っぱねているに等しい。司法への理解など進むはずもない」


・「▼裁判員裁判という値札の裏にあるのは、『既得権益』という魔物の本音ではないのか。埼玉の事件で妻と娘2人を失った男性は無期懲役の2審判決に『こんな法律で大丈夫か』と嘆いた。恐れながら補足させていただく。こんな裁判所で大丈夫か」・・・

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