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(今なぜ「女系天皇」なのか:門田隆将)

2019年06月23日
(今なぜ「女系天皇」なのか:門田隆将)


https://www.sankei.com/column/news/190623/clm1906230004-n1.html


・アンケートによれば、国民の多くは『男系・女性天皇』と『女系天皇』の区別がついていないようだ。ただ単に、『愛子天皇』の実現を望んでいるだけに思える。確かに〔今上・徳仁天皇〕が85歳まで頑張ってくだされば、〔皇嗣・秋篠宮文仁親王〕は高齢化されて出番が無い。


・雅子皇后の体調を考えれば、皇室典範を変えて『愛子皇太子』の実現は、今上天皇のサポーターとして私も希望するところだ。あとはただ〔悠仁親王〕の成長を待つと同時に、旧宮家を一部復活(希望される宮家から5宮家ほどを選ぶ)させて皇族に迎えれば、『万世一系・男系天皇』の伝統は守れる。


・小泉政権の時代、「女系天皇でも良し」と〔田原聡一朗氏〕らが旗を振ったが、「先人が守って来た男系は継承すべし」と〔櫻井よしこ氏〕らが奮闘していた。〔門田隆将〕氏のこの記事の括り=「いま日本は“内なる敵”のために大きな岐路に立っている。そのことに警鐘を鳴らすことのできる新聞を国民は待ち望んでいる」・・・は含蓄の有る言葉である。


・産経ニュース・[新聞に喝!] から、記事を以下。


・「【[新聞に喝!]今なぜ『女系天皇』なのか 作家・ジャーナリスト 門田隆将】産経ニュース
2019.6.23 08:46」 


・「〈皇室打倒〉を掲げていた『共産党』と、自身の著書でかつて皇室を『生理的にいやだと思わない? ああいう人達(ひとたち)というか、ああいうシステム、ああいう一族がいる近くで空気を吸いたくない』と語った〔辻元清美氏〕が国対委員長を務める『立憲民主党』が相次いで〈女系天皇容認〉を打ち出した」


・「皇嗣である〔秋篠宮文仁(ふみひと)親王〕と〔悠仁(ひさひと)親王〕という皇位継承者がいるのに皇室典範を改正してまで『女系天皇を誕生させよう』というのである」


・「両党の背中を押しているのは『朝日』と『毎日』だ。朝日が女性・女系天皇容認を提言した小泉政権下の有識者会議メンバーの『あの時、議論を止めるべきではなかった』という言葉を紹介してこれを推進すれば(4月23日付)、毎日は『前近代までは確固とした皇位継承原則がなかった』という確定した学説でもない研究者の言葉を引用した上で、〈『男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重み…』。3月の参院予算委での〔安倍晋三首相〕の答弁の一部である。ぜひ、正確な歴史認識の共有の下、議論を進めたいものだ〉と男系継承を批判した(5月16日付夕刊)」


・「これに違和感を持った人は多いだろう。2000年にわたる皇統の唯一のルール『男系』を否定するものだからだ。先人は男系で皇統を維持するために涙ぐましい努力を続けてきた。第25代〔武烈天皇〕が後嗣を残さず崩御した際、越(こし)の国(現在の福井県)から応神天皇の実に5世孫を招聘(しょうへい)し、〔継体天皇〕として即位させた」


・「また江戸時代には皇統断絶を憂えた〔新井白石〕の進言で閑院宮家が創設され、実際に白石の死の70年後、後嗣がないまま崩御した〔後桃園天皇〕のあとに閑院宮家から〔光格天皇〕が即位して現在の天皇家へと引き継がれている」


・「一部の政治勢力は、そうまでして維持してきた男系の継承者を廃嫡(はいちゃく)にしても女系天皇を実現しようというのだ。その理由と背景を指摘したのが8日付の産経抄である。


『〈天皇制のそもそもの正当性根拠であるところの『萬世(ばんせい)一系』イデオロギーを内において浸蝕(しんしょく)する〉-これは共産党の理論的支柱であり、皇室と民主主義は両立しないと主張した憲法学者・〔故奥平康弘氏〕の月刊『世界』(平成16年8月号)における文章だ。萬世一系の皇統が途絶すれば、皇室そのものの正当性の根拠は消え、内側から解体されていくという意味である』


・「いま日本は“内なる敵”のために大きな岐路に立っている。そのことに警鐘を鳴らすことのできる新聞を国民は待ち望んでいる」・・・


◇【プロフィル】門田隆将(かどた・りゅうしょう) 作家・ジャーナリスト。昭和33年、高知県出身。中央大法卒。最新刊は、『新聞という病』。

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