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(神武天皇像を制作、世界唯一の「脱活乾漆造」サブロウコスギ氏)

2019年06月10日
(神武天皇像を制作、世界唯一の「脱活乾漆造」サブロウコスギ氏)


https://www.sankei.com/west/news/190610/wst1906100010-n1.html


・日本に現存する【脱活乾漆造の乾漆仏の代表作】は、①東大寺法華堂(三月堂)不空羂索観音立像、
②梵天・帝釈天立像、四天王立像、金剛力士・密迹力士立像、②唐招提寺金堂 本尊盧舎那仏坐像、③
唐招提寺 鑑真和上坐像、④当麻寺 四天王立像、⑤興福寺 八部衆立像(阿修羅像含む)、⑥興福寺 十大弟子立像、⑦葛井寺(大阪) 千手観音坐像・・・と、数は少ないらしい。


・我らの救いなのは、みんなが知っているあの〔阿修羅像〕が、この記事の「脱活乾漆造の乾漆仏」であるということだ。何故か一気に「親しみ」が湧く。


・産経WEST から、記事を以下。


・「【『歴史象徴する作品に』神武天皇像を制作、サブロウコスギ氏】産経WEST 2019.6.10 11:19」


・「御代替わりの年にこそ初代天皇の功績に注目しようと、世界でただ一人の『色彩乾漆(かんしつ)彫刻家』の〔サブロウコスギ氏〕(80)が、『神武天皇像』を制作している。天皇陛下の即位礼正殿の儀が行われる今秋、神武天皇を祭る〔橿原神宮(奈良県橿原市)〕に奉納する。(安本寿久)」


・「乾漆彫刻とは、漆(うるし)を使い、粘土の原型の上に布を張り固め、土を抜いて張り子にする『脱活(だっかつ)乾漆』の技法で制作する彫刻」


・「中国の技法の脱活乾漆は遣唐使が日本に伝え、『天平彫刻』に使われたが、その後、両国でともに消えた幻の技法。コスギ氏は25歳で乾漆を使った抽象彫刻で日展に初入賞し、脱活乾漆の技法を復活させた」


・「『この技術が廃れたのは漆でかぶれるから。僕は父親が塗師(ぬし=漆職人)だったおかげか、かぶれない体質だったので、この仕事ができた』」


・「コスギ氏が好んで題材に選ぶのは歴史。これまでに〔源満仲〕、〔黒田官兵衛〕、〔千姫〔などを作品にした。中国政府の依頼で2008年北京五輪のシンボル像〔炎の女神〕を制作したこともある」


・「御代替わりの年に選んだ題材は〔初代神武天皇〕。新天皇と新元号の時代が始まるにあたり、日本の始まりを大事にしたいと考えたからだ。構想を持ったのは2年前。神武天皇が東征の折に通過した和歌山・熊野を歩くなどして、イメージを固めた。『建国の父らしく、温かみのある人というのが固まった人物像です』」


・「制作中の像は身長170センチ。手に弓を持ち、背には矢を背負い、道案内の鹿を従えている。色付けはまだだが、天皇の装束は白、鹿は金色にしようかと考えている。今年は神武天皇の即位以来2679年。『その歴史を象徴する作品にしたい』と話した」・・・


《神武天皇像を製作する色彩乾漆彫刻家のサブロウコスギ(小杉三朗)氏=5月7日午後3時35分、兵庫県川西市鼓が滝(薩摩嘉克撮影)》


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