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(『大阪湾のカキ』新名物になるか)

2019年06月26日
(『大阪湾のカキ』新名物になるか)


https://www.sankei.com/west/news/190626/wst1906260017-n1.html


・カキは、「ナマガキ」にしても「焼きガキ」にしても高価だ。だから「名古屋で一丁前」になってから、よく食べた。名古屋では三重県の『的矢ガキ』が中心だ。北海料理屋では『北海ガキ』もよく食べたが、大阪では『広島ガキ』が専らだった。ところが最近はそれが『岡山ガキ』に変った。


・カキは10・11・12・1・2月と、シーズンが短い。名古屋一番だった高級レストランでは、11・12・1月しかカキを出さなかった。特に「ナマガキ」は、それほど神経を使う素材のようだ。


・大阪に居て、「大阪湾のカキ」が食えるなんざ、夢みてぇな話だ。神話では「日本列島で最初に生まれたのは淡路島」だそうだが、確かに『食材の宝庫』とも言える。大阪の食文化は、『淡路島の賜物か』と思う時があるが、大阪湾のカキが、新名物になる日が待ち遠しい。


・産経WEST から、時期を以下。


・「【『大阪湾のカキ』新名物になるか きれいになり過ぎた海も課題】産経WEST 2019.6.26 12:11」


・「大阪湾内の泉州沖で漁師らによるカキ養殖の試みが4年目を迎え、成果を上げつつある。かつて『汚い』イメージの強かった大阪湾だが、現在は水質が改善し、後に続いて養殖に乗り出す漁協も出始めた。場所によっては海産物が育ちにくい『きれい過ぎる海』になっているとの指摘もある中で、カキは大阪の新名物となれるか。注目を集める。(有年由貴子)」


・「『ポチャ、ポチャ』。5月下旬の朝、関西国際空港南側の〔西鳥取漁港〕(大阪府阪南市)。同漁協の〔相良(さがら)康隆組合長〕(55)がいかだにつないだロープを海に投げ入れると、カキの稚貝を付けたホタテ貝の列が透き通った海中に沈んでいった」


・「『夏場は水面より1メートルほど下げてつるすのがいいらしい。冬の水揚げ時期には約10センチにまで成長するものもありますよ』。貝の水深を確認しながら相良さんが説明する」


・「ノリ養殖やシラス漁、底引き網漁などで生計を立てる同漁協の漁師らが、カキ養殖に取り組み始めたのは平成28年3月。安定収入の確保などを目指す水産庁の『浜の活力再生プラン』としてスタートした」


・「三重県や岡山県の養殖業者から手法を学び、初年度に養殖した稚貝はホタテ貝約6000枚分だったが、4年目となる今年度は約2万枚分に増えた。大きく育ったものは『焼きガキ』に、小粒のものは『カキご飯』にして提供する〈冬季限定のカキ小屋〉は今年開業3年目。府内外からの客が2時間待ちの行列を作るほどの盛況ぶりだ」。


・「一昨年度からは、近くの〔下荘漁協〕(同市)も西鳥取漁協のアドバイスを受けながら養殖に取り組み始めた。『安定収入源としてはまだまだやけど、お客さんに大きなカキを出せたときはうれしいね。試行錯誤しながら自分たちに合った手法を見つけていきたい』と相良さんは意気込む」



・「漁師らがカキ養殖に取り組む背景の一つに、『大阪湾の環境変化』がある。高度経済成長期の工場排水や生活排水で、赤潮を引き起こす『富栄養化』」の原因となる窒素やリン、有機物による汚れが目立った大阪湾だが、『下水処理の発達』などにより水質改善が進んだ。その結果、カキ養殖が可能になった」


・「一方、約30年前から湾沿岸に『関空』や『神戸空港』、『人工島』が次々に造成されたことで湾内の潮流が変化。魚のエサとなるプランクトンを育てる窒素やリンなどの栄養分が十分に攪拌(かくはん)されず、都市部に近い場所では今も赤潮などが頻発する一方、西や南の海域では水質が浄化されすぎた『貧栄養状態』だ。その結果、全体として大阪湾の漁獲量は減少傾向にある」


・「また、浄化が進むことで赤潮の原因となる『ケイ藻類』が減り、逆に、二枚貝を毒化させる『貝毒プランクトン』の発生につながっている。近年は大阪湾で発生時期が早まっており、西鳥取漁協のカキ小屋も昨年は1カ月早く店じまいした」


・「同漁協のカキ養殖に助言する『大阪府立大』の〔大塚耕司教授〕(海洋環境学)は『透明度の高いきれいな海=魚やプランクトンにとっていい海、ではない。西鳥取漁港付近の栄養は、本来のカキ養殖に適したレベルよりは低い』と指摘する」


・「大塚教授らは、食品廃棄物や富栄養海域で増えすぎた海産物をメタン発酵させたものから抽出した『栄養剤』を利用して、貧栄養海域の環境を改善するプロジェクトに取り組む。大塚教授は『大阪の海は『ええかげん』が大事。バランスの取れた豊かな大阪湾を復活させたい』と話している」・・・


《ホタテの貝殻で成長したタネガキを確認する西鳥取漁協の〔相良康隆組合長〕(左)=大阪府阪南市(恵守乾撮影)》


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