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(スターリンの犯罪を訴えよう)

2019年05月12日
(スターリンの犯罪を訴えよう)


https://www.sankei.com/column/news/190512/clm1905120003-n1.html


・世に〔アドルフ・ヒトラー〕を悪魔のように言うのが定説になっているが、〔ヨシフ・スターリン〕はどうなのか? 『カチンの森』でポーランド将校22000人を銃殺して埋め、国内でも70万人を粛清している。


・日本人からすれば、『日ソ不可侵条約』を一方的に破って満州に雪崩れ込み、数多(あまた)の日本人開拓民を殺戮し、女性を陵辱した。更に『ポツダム宣言』を受け入れ敗戦した日本の〔国後・択捉・歯舞・色丹〕を略奪し、日本兵士60万人を極寒の地・シベリアに抑留して強制労働させた。『異国の丘』に倒れた同胞は、50000人とも70000人とも。


・この記事は、「スターリンの犯罪を訴えよう」という〈草の根運動の呼び掛け〉だ。スターリン人気が高まっているという危険なロシアに、「冷水を浴びせる」にはグッド・タイミングだ。


・産経ニュース・[日曜に書く] から、記事を以下。


・「【[日曜に書く]スターリンの犯罪訴えよう 論説委員・河村直哉】産経ニュース 2019.5.12 11:30」


・「旧ソ連時代の独裁者、〔スターリン〕への肯定的な評価が、ロシアで高まっているという。4月に発表された世論調査でスターリンを『尊敬』『称賛』などと肯定する回答が5割を超えた。経済が低迷し国際的な影響力も低下する中で、ソ連時代の大国のイメージに引かれるロシア人が多いということだろうか」


・「〔中村逸郎・筑波大教授〕の指摘で気付いたことだが、露朝首脳会談の際、ウラジオストク駅に着いた〔金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長〕はコートの前ボタンの間に右手を入れて現れた。スターリンがしていたポーズという」


・「北朝鮮の建国を支えたのはスターリン時代のソ連だから、国際的な孤立が深まる中で金委員長には、露朝の関係をアピールする思惑があったのかもしれない」


・「しかしそれにしても、である。〈スターリンはソ連に大粛清という悪夢をもたらした独裁者〉である。処刑された数は1937年から翌年にかけてだけでも〔約70万人〕とされる」


・「自国民に対する暴虐だけではない。スターリン体制下のソ連は終戦直前、『日ソ中立条約』を破って参戦し、〈約60万人もの日本人をシベリアなどに抑留〉した。日本がポツダム宣言を受諾した後、〈火事場泥棒的に北方領土に侵攻し、四島を不法に占拠〉させたのもスターリンである。これらは国家犯罪にほかならない」


◆カチンの森事件


・「スターリンによる別の残虐な犯罪の一つに、1940年の『カチンの森事件』がある。 39年、ポーランドはドイツに、次いでソ連に侵攻され、分割された。多数のポーランド将校らが捕虜になった」

・「12日までとなってしまったが、大阪市中央区の《ピースおおさか》で『カティンの森事件』という展示会が開かれている。ソ連の捕虜となってからもしばらくは、家族と手紙のやりとりもできていた。『日がたつにつれて、君たちがもっと恋しくなっている』などとした文面も展示されている」


・「以下、〔ヴィクトル・ザスラフスキー〕『カチンの森』なども参考にする。40年3月、スターリンらは証人喚問や予審なしに将校らを『処理』するよう命じた。4月から5月、将校らは銃殺された。犠牲者は〔約2万2千人〕とされる。亡命ポーランド政府から行方を聞かれたスターリンは厚顔無恥にも『満州に逃げたか、ソ連のどこかに潜んでいる』と答えた」


・「43年、ロシア西部のカチンの森で数千人の遺体が見つかったと、ドイツメディアが報じた。ソ連はドイツの仕業とし、戦後も証拠を隠して〔しら〕を切り続けた。冷戦末期、ソ連の責任を問う声はポーランド内で公然のものとなった。ソ連末期の90年、当時の指導者である〔ゴルバチョフ〕が非を認め、謝罪した」


・「2010年にはロシアの〔プーチン首相〕(当時)が『スターリン体制の犯罪はいかなる形でも正当化されない』と述べた」


◆ポーランドと連携を


・「カチンの森事件は、日本が北方領土を考える際の参考にもなる。領土問題もスターリン体制下でなされた犯罪行為である。犯罪をなした者にこちらが低姿勢に出る必要はない。北方領土のうちの2島先行返還などが日本でも議論されたが、四島返還の原則は貫くべきだ」


・「スターリン死後の1956年、ソ連共産党大会で〔フルシチョフ第1書記〕はこの独裁者を批判した。権力闘争の意味合いもあっただろうが、その口調は激烈である。 スターリンの病的な疑い深さを指摘し、『野蛮な暴力』『大量弾圧』『残忍』などの言葉も使った」


・「フルシチョフは述べている。この問題を検討し分析するのは『スターリンのもとで起こったようなことを、たとえどんな形にせよ二度と再び繰り返さないため』だと(『フルシチョフ秘密報告【スターリン批判】全訳解説』)」


・「そのような歴史をロシア人に周知することが必要である。世論調査では77%のロシア人が『一島も引き渡すべきではない』と答えている。しかし四島の占拠が大粛清と同様、〈スターリン体制の犯罪〉によるものであったと知れば、ロシアの世論も変わるのではないか」


・「今年は日本とポーランドが国交を樹立して100周年に当たる。経済や文化で交流を深めていくのもよいが、〈対『スターリンの犯罪』という点でも連携〉したい。ポーランドはカチンの森事件の非を相手に認めさせているのである。協力しない手はあるまい。(かわむら なおや)」・・・


《火事場泥棒:〔ヨシフ・スターリン〕》


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