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(〔習近平〕は本年の『北戴河会議』を乗り切りたかった?)

2019年05月23日
(〔習近平〕は本年の『北戴河会議』を乗り切りたかった?)


https://www.sankei.com/column/news/190523/clm1905230005-n1.html


・結局〔習近平〕は、卓袱台返しをして『米中貿易協議』を泥沼化・長期化させてでも、本年の『北戴河会議』(河北省の保養地・北戴河で毎年開かれる党の長老および現役幹部らが一同に会する秘密会議)を乗り切りたかったのだろう。


・『北戴河会議』には化け物のように長命・闊達な〔江沢民〕や、その子分である〔胡錦濤〕らが待ち構えている。そこに〔習近平〕は、「アメリカに全面降伏」の姿を曝したくなかったのだろう。


・しっかしま、世界中の先進国の技術を「搾取」(サイバー攻撃や産業スパイ)したり、チャイナ14億人の市場と取引したがる国々に「技術開示」させ、要は『パクリ』で大国化したチャイナに「全面的な非」だ有るのは明白だ。


・〔トランプ〕はビジネスマンで結構辛抱強いから、今年の『北戴河会議』後の1年を勝負時と見て、またしつこく妙手を繰り出すだろう。


・産経ニュース・[石平のChina Watch] から、記事を以下。


・「【[石平のChina Watch]米中協議『決裂』の真相】産経ニュース 2019.5.23 11:00」


・「先月下旬の段階で『いよいよ妥結が近いか』と観測された『米中貿易協議』は、今月に入って事態が急転した。10日には米国政府が2千億ドル分の中国製品に対する制裁関税の引き上げを断行したのに対し、13日には中国側も相応の報復措置を講じた。米中貿易戦争は、全面対決の様相を呈してきている」


・「こうなった直接の原因は、〈中国側が、妥結寸前の米中貿易交渉の合意文書案に大幅な修正を加え、3日にそれを米国側に送りつけた〉からだ。〔トランプ米大統領〕は『中国側が合意内容をほごにした』と受け取り、対中国関税引き上げの決断を自ら下した」


・「そこから一連の激しい応酬と対立が始まったわけだが、一番肝要な問題は、中国側がどうして、米国との合意内容をほごにしたのかだ。 それを解くカギは、中国政府が最近になって言い出した『中国の3つの核心的関心』という言葉にある」


・「16日、中国商務省の〔高峰報道官〕は今後の米中貿易協議に関し、米国側がこの『3つの核心的関心』に配慮してくれない限り、協議の継続は意味がないと言い切った。協議の中国側の責任者である〔劉鶴副首相〕も、中国側のこの『3つの核心的関心』が無視されたことが協議挫折の原因だとほのめかした」


〈それでは中国側の「3つの核心的関心」とは何か〉


・「前述の劉副首相や高報道官が真っ先に挙げたのは、『合意に伴う米国の対中制裁関税の全面撤廃』である。実はこれこそが今までの協議を通して中国側が米国に強く求めてきたもので、中国が協議妥結の前提条件としてきたものだ」


・「中国側が『制裁関税の全面撤廃』にこだわる最大の理由は結局、〔習近平国家主席〕の『権威とメンツを守る』ためなのである」


・「今までの米中協議において、協議を主導してきた習主席は『知的財産権保護』や『技術移転への強要』など、さまざまな問題でアメリカの要求をのんで大きく譲歩した。中国が譲歩しなければ協議は進展しなかったはずだ」


・「しかしそれらの譲歩は『中国の米国に対する降伏』だと解釈されてもおかしくない。『中国が米国に降伏した』との見方が中国国内で広がれば、『大国の強い指導者』を演じてきた習主席の政治的権威は大きく傷つくこととなろう」


・「それを打ち消すために、習主席としては米国に譲歩する代わりに、国民にアピールできるような大いなる成果をどうしてもアメリカから勝ち取りたい。最終合意で、米国から今までの制裁関税を完全に撤廃してもらえば、習主席は国内向けには『自分がトランプ政権に迫って制裁関税を完全に撤廃させた』と大々的に宣伝でき、譲歩することによって失ったメンツと権威を何とか挽回できるのである」


・「しかしアメリカはまさにこの点で渋っていた。トランプ政権としては対中制裁関税を一気に撤廃してしまうと、中国を制する手段を自ら捨てることとなる。〈合意に達しても中国が合意内容を守っていく保証〉は何もない」


・「したがってトランプ政権の基本方針は、中国と最終合意に達したとしても直ちに制裁関税の完全撤廃はしない。少なくとも〈制裁関税を部分的に維持した上で中国側が合意を実行していくかどうかを見極める〉考えなのである」


・「それでは習主席のメンツは立たない。米国側のこうした態度に業を煮やした習主席は土壇場で、それまでに米国と合意した内容の一部を自らほごにすることにしたのが事態の真相であろう。これで『米中貿易戦争の泥沼化は必至』の趨勢(すうせい)となった」・・・


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