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(週刊誌が売れない!)

2019年04月22日
(週刊誌が売れない!)


https://www.sankei.com/column/news/190422/clm1904220004-n1.html


・講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任した〔元木昌彦氏〕が「週刊誌が売れない!」と嘆いておみえだ。そして「新聞、テレビにできないことをやる」という〈週刊誌の原点に戻れ〉と言っておられる。


・その通りだと思うが、氏は『パソコンインターネット』や『スマホSNS』には触れられていない。私は60歳からという、〈遅いパソコンデビュー〉だったが、同時に「週刊誌を買う癖」が無くなったように感じている。基本的に週刊誌とは、「電車通勤のお供」だと思っているし、老眼も進んで、パソコン画面で大きな文字を見るほうが楽だ。


・インターネットやSNSは、産業革命なのだろう。週刊誌は「一時輝いて、やがて消えて行く」運命なのではなかろうか。


・産経ニュース・[iRONNA発] から、記事を以下。


・「【[iRONNA発] 売れない週刊誌 おやじ系路線で生きる術なし 元木昌彦氏】産経ニュース 2019.4.22 11:00」


・週刊誌ジャーナリズムの一時代を築いた『文春砲』もすっかり飽きられたのか、最近の特集はもっぱら『健康』と『終活』ばかりである。売れてナンボとはいえ、どの雑誌も同じ特集ではつまらない。週刊誌よ、自らが終活の道に進んでどうする」

                  


・「『新聞、テレビにできないことをやる』 これが〈出版社系週刊誌の存在理由〉である。昭和31年に『週刊新潮』が出版社初の週刊誌として創刊されてから、多くの編集者、編集長が試行錯誤しながら行き着いたシンプルな結論である」


・「私は『フライデー』『週刊現代』編集長を7年半ほどやったが、編集部員の案を採用する基準もこれだった。私が現代の編集長だった平成7年は、〔阪神・淡路大震災〕に見舞われ、続いて〔地下鉄サリン事件〕が起きた騒然とした年であった」


・「情報を求めて読者は何冊も週刊誌を買い、むさぼるように読んでくれた。今思えば、この頃が週刊誌の黄金時代だったと思う」


★「テーマを見失った」


・「週刊誌が読まれなくなった要因はいくつもある。だが、一番大きな要因は、〈週刊誌にしかできないテーマを見失ってしまった〉ことと、週刊誌の最大の読者層であった〈団塊世代が年齢を重ね、定年、年金生活、高齢者になったこと〉だと、私は思っている」


・「多くの週刊誌が元気のない中、〔新谷学編集長〕率いる『週刊文春』だけがスクープを連発し、気を吐いた。特に、政治家から芸能人まで、これほど多いのかとあきれるほど『不倫』情報が毎週のように誌面に載った」


・「だが、その文春砲にも陰りが出てきた。新谷編集長が交代したこともある。雑誌は編集長のものだから、同じ雑誌でも編集長が替われば中身も変わる。それに、あれほどスクープを放ったにもかかわらず、部数は減り続けている」


・「現代と『週刊ポスト』は元々、木曜日校了で月曜日発売のため、生ネタは入れにくい。その上、人員や経費を削減されたから、現代は早々に事件やスクープを追うことを諦めたようだ」


・「私が現代の編集長だったとき、40歳前後だった読者平均が今は60歳前後だろう。その世代にターゲットを絞り、『死ぬまでSEX』『60歳を過ぎたら受けてはいけない手術』『飲んではいけない薬』と、性と健康に絞った企画をやり始めた」


・「それが一段落すると、次に、団塊世代を親に持つ団塊ジュニアをターゲットにして、40年ぶりに大改正された〈相続法を詳しく解説する特集〉を始めた。それが当たったのだ。今年の新年合併号は前年比130%増という快挙を成し遂げ、相続をテーマにした増刊号も売れているという」


★一瞬の輝きなのか…


・「出版界では、柳の下にドジョウが3匹はいるといわれるから、モノマネは恥ずかしいことではない。文春、新潮、女性誌までが相続特集をやり始めたのだ。これがロウソクの火が消える前の一瞬の輝きでなければいいが」


・「先日亡くなった作家の〔橋本治氏〕が自著『思いつきで世界は進む』(ちくま新書)で、おやじ系週刊誌は金の話とセックス記事ばかりで、社会で起きていることを伝える記事がほとんどなく、『閉じつつある自分のことしか関心が持てない』と嘆いている」


・「なぜ、こんなにも視野狭窄(きょうさく)になってしまったのか。私がいた頃の現代は、政治から事件、国際紛争、風俗からグラビアまで、一冊ですべてが分かる『幕の内弁当』と言われたものだった。 現代も、何度かリニューアルしたり、ビジュアル化を試みたり、若い世代を取り込もうとしたが、みな失敗した。結局、団塊世代とともに心中するしかないと思い定めたのであろう」


・「もし文春だけが生き残ったとしても、競合誌のない雑誌は苦戦を強いられる。休刊した雑誌の読者が、他の雑誌へ乗り換えることはない。雑誌とともに読者は消えてしまうのが出版界の常識だからだ」


・「〈おやじ系週刊誌が生き残る術(すべ)〉はもはやないと思う。団塊世代が後期高齢者になる2025年までだろう。だが、消えていく前に、今一度原点に立ち返り、不倫や密愛ではない、週刊誌にしかできないスクープを見せてほしいものである」・・・                  


◇【プロフィル】元木昌彦(もとき・まさひこ) ジャーナリスト。昭和20年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。上智大や明治学院大などで非常勤講師も務めた。現在、『インターネット報道協会』代表理事。著書に『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)など多数。

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