« (「国民は世界史の中の時間を生きている。元号は必要ない」だと?) | トップページ | (「『一帯一路』欧州でも逆風」・・・ホントか?) »

(〈逢いたくば 海渡り来よ さくらどき〉)

2019年03月27日
(〈逢いたくば 海渡り来よ さくらどき〉)


https://special.sankei.com/f/naniwa/article/20190327/0001.html?_ga=2.257601795.947562417.1551837434-945047238.1551837434


・「桜時」になると思い出す句が有る。〔詠み人知らず〕だという。「特攻隊で恋人を死なせた女人の句」だとは訊いた。


〈逢いたくば 海渡り来よ さくらどき〉


・当時親交が有った埼玉の女性に教えられた。私は〔山口誓子〕が詠んだ、「若しかして戦時下の『特攻作戦』への反戦歌か?」と名高い、


〈海に出て 木枯らし帰る ところなし〉


を話していたら、彼女がポツリと教えてくれた。GOOGLEを検索しても出て来ない。私の聞き違いだったのかも知れないが、私らガキの頃は、特攻で恋人を亡くした独身女性が、〔仕立物屋〕や〔駄菓子屋〕などをして、ヒッソリと生きてお見えだった。


・南方の空に散華した恋人を想ってか?・・・と思うと、堪らなくなる句である。年を重ねると、芭蕉の 〈さまざまの事おもひ出す桜かな〉 が心に染みる「桜時」である。


・産経スペシャル・[浪速風] から、記事を以下。


・「【[浪速風] 桜咲いて、思い出す】産経スペシャル 2019.3.27」


・「『漂泊の俳人』〔種田山頭火〕には桜の句も多いが、この季節はよほど気分が高揚したのか、『日本の春だ、日本人の歓喜だ。過去をして過去を葬らしめよ、昨日は昨日、明日は明日、今日は今日の生命を呼吸せよ。小鳥のやうに、あゝ小鳥のやうにうたへ、そしてをどれ』と日記に書いている」


・「▼昨日、帰宅途中の公園で花見をする若者グループを見た。にぎやかに飲めや歌えも嫌いではないが、桜を愛(め)でながら思いにふけるのもいい。〈さまざまの事おもひ出す桜かな〉(松尾芭蕉)。もう25年になる。北海道から遊びに来ていて父が、急に体調が悪くなり、飛行機で送った」


・「▼空港までタクシーの運転手さんに頼んで、遠回りだが満開の桜並木の道をゆっくり走ってもらった。父は無言で桜を眺めていた。北海道に着くと春の雪だった。癌が転移していて、それから1カ月ほどで亡くなった。〈花咲いて思ひ出す人皆遠し〉(正岡子規)。大阪でも桜の開花が発表された」・・・

« (「国民は世界史の中の時間を生きている。元号は必要ない」だと?) | トップページ | (「『一帯一路』欧州でも逆風」・・・ホントか?) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« (「国民は世界史の中の時間を生きている。元号は必要ない」だと?) | トップページ | (「『一帯一路』欧州でも逆風」・・・ホントか?) »

最近のトラックバック

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ
フォト