(日本語・「重言」のお勉強)
2019年03月31日
(日本語・「重言」のお勉強)
https://www.sankei.com/premium/news/190331/prm1903310002-n1.html
・この歳になって、まさか「日本に来日する」とか「馬から落馬する」などの重言失敗は無いが、「被害をこうむる」なんざ危うい。勿論「被害に遭う」と投稿している積りだが。
・しっかしま、「日本は射程距離内に」は使っていたような気がする。正しくは「日本は射程内に」である。この記事は『産経・校閲部出身者』によるものらしく、勉強になる。
・産経ニュース・[日本語メモ] から、記事を以下。
・「【[日本語メモ]『射程距離』は重言です】産経ニュース 2019.3.31 06:00」
・「校閲業務で特に気をつけることの一つに、重言(同じ意味の語句を無駄に繰り返すこと)の修正があります。
◇「最も最適」→「最も適している」
◇「犯罪を犯す」→「罪を犯す」
◇「日本に来日する」→「日本に来る」
◇「電車に乗車する」→「電車に乗る」
◇「電気の電源」→「電源」
◇「受注を受けた」→「受注した」
◇「辞意の意向を」→「辞意を」
◇「挙式を挙げた」→「式を挙げた」
◇「期待して待っている」→「期待している」
◇「過信し過ぎる」→「信じ過ぎる」
◇「違和感を感じる」→「違和感がある」
◇「後で後悔する」→「後で悔やむ」
以上の例は同じ漢字が2つあるので、記事モニターで読んでいるときも比較的すぐ気づきます。 しかし、下記の例は、日常会話の中でも出てくるくらいの重言なので、時間に追われて速読していると、うっかり見逃してしまうことがあります」
◇「若くして夭折(ようせつ)した」→「夭折した」(夭は「若い」の意)
◇「まだ時期尚早」→「時期尚早」(尚は「まだ」の意)
◇「捺印(なついん)を押す」→「捺印する」(捺は「押す」の意)
◇「手ほどきを教える」→「手ほどきする」
◇「第1日目」→「第1日」または「1日目」
◇「約30分ほど」→「約30分」または「30分ほど」
◇「排気ガス」→「排ガス」(気とガスは同じ意)
・「私が駆け出しの校閲部員だった頃、産経新聞の北朝鮮のミサイル発射に関する記事の見出しに『日本は射程距離内に』とあった事について、作家の〔塩田丸男さん〕がオピニオン面のコラムで『射程の『程』は距離の意味である。射程だけで『弾丸や矢のとどく最大距離』のことだ。他の記事中にもあったが、間違いです』と指摘されていて、衝撃を受けました」
・「まさか「射程距離」が重言だったとは! 「機動戦士ガンダム」の登場人物たちや、湾岸戦争当時『イラク軍のスカッドミサイルの射程距離は…』とテレビで言っていた人たちは 皆、間違えていたのか! 自分がいかに無知であるかを痛感させられた出来事でした」
・「もしかすると、いまだ未知の重言があって、見逃してしまっているかもしれません。おっと、いけない。『いまだ未知』も重言でしたね。 (は)」・・・
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藤城孝久さま、
.ブログインも大変な折、コメント有難うございました。
頼んでもいない勝手リューアルで、ココログも大混乱です。
私なんざ毎日6つも7つも投稿して、PV(ページビュー)はようやく
200です。悠々と400、500行っていたのは皆様に読んで戴けた
から。ログインも出来ない(クソ重い)ブログは、皆様パスです。
或る友人が、「ログイン出来ないんで、GOOGLEに織伊友作と入力
してスイスイ読んでるぞ」とのメールを呉れたので、「読んでくれるのは
嬉しいが、それではブロガーの生き甲斐であるPVが稼げない。辛抱
して何とかココログにログインして読んでくれ」と返信しました。
さてこのコメント返信も、表示されるかどうか??
投稿: 織伊友作 | 2019年3月31日 (日) 20時14分