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地方議員:『ボランティア』でと言うが

2019年03月17日
(地方議員:『ボランティア』でと言うが)


https://www.sankei.com/politics/news/190317/plt1903170001-n1.html


・あの『スーパーボランティアのおっちゃん』は確かに〈ボランティアの鑑〉である。しっかしま、国の「なんでもかんでもボランティアで」という〈人のタダ働きの上に何かを企む〉姿勢には大きな疑問がある。人は相応の対価を得て、初めて「責任有る言動」もし、「責任も取れる」のではなかろうか?


・『阪神淡路』に比べ、『東北』へのボランティアが想定より少なかったようだ。大都会:大阪・京都・名古屋からでも日帰りボランティアが出来た『阪神淡路』に比べ、『東北』への大動脈は大東京だった。その大東京は24時間、無料シャトルバスをひっきりなしに走らせていただろうか?「宿も無いボランティア」にとって、日帰り出来るのは「心の善意」を奮い立たせる。


・辺境の町村の町議会・村議会でもオンナジだ。「議員はボランティアで」と、テレビ出演するコメンテータがシタリ顔で言うが、日本の風土ではそれは無理だ。それなら“その昔”の『長老制』の方が未だマシだ。記事は「日本最西端の沖縄・与那国島(与那国町)」の話である。


・産経ニュース から、記事を以下。


・「【[顔の見えない議員たち](下) 目立つ『非常識』 問われる資質】産経ニュース 2019.3.17 08:00」


・「『議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する』-。地方自治法がその役割をこう定めている地方議会の『議長』。だがその座をめぐり、沖縄の離島で昨秋、信じがたい光景が繰り広げられていた」


◆議長選99回


・「日本最西端の地、沖縄・与那国(よなぐに)島(与那国町)。有権者1329人のうち94・8%が投票した昨年9月9日の町議選(定数10)では与野党が5ずつ議席を獲得し同28日、新議員による町議会が開会した」


・「まず行われた議長選では、与野党の代表2人が5票で並び、くじ引きで決まっても当選者が辞退し合う状況が続いた。〈議長は議案の採決に加われないため、議会運営を有利に進めるには議長を出さない方がいい〉からだ。与党議員の〔前西原(まえにしはら)武三〕(65)は『今回こそは議長を『取ってはならない』と結束していた』と話す」


・「『くじ引き合戦』は1カ月以上も続いた。議会を1日開くと議員1人に千円が支払われることになっており、空転する議会だけのために計20万円以上が議員に支出された」


・「議長が決まらないと、議案審議には入れない。町長の〔外間守吉(ほかま・しゅきち)〕はやむなく、補正予算案のうち緊急性の高い防災行政無線デジタル化など約3億9千万円の予算措置を町長権限で決める『専決処分』に踏み切った」


・「10月31日、99回目の議長選で与党が折れ、前西原が議長に就任した。『まさに与那国の恥。責任を取り、全員辞職すべきだった』と町役場近くに住む男性(40)は憤る」


◆低い信頼度


・「実は、同町議会が『多様な民意を取り入れよう』と定数を4増やした直後に起きたのが、この異常事態だった。取り入れるべき『民意』は、多数派工作のために99回もの議長選を繰り返す『内向き』の活動だったのだろうか」


・「全国の地方議員は〔3万2715人(平成29年12月)〕。だが、その役割は見えにくい。〔早稲田大マニフェスト研究所〕が昨夏に公表したインターネット調査では、市区町村議会の議員を『あまり信頼できない』『全く信頼できない』と答えた人が38・1%に上った。信頼度で比べても、地方議員は都道府県知事や市区町村の首長より低かった」


・住民に最も身近な存在のはずの地方議員はなぜ、信頼されていないのか。地方議会では確かに、『有権者不在』との批判を招きかねない事態が目立つ」


◆報告書手抜き


・「岡山県議会では28年に公費で実施した米国視察をめぐり、13人の議員が報告書の大半を同じ内容で提出していたことが判明。感想を除く大半で、同じ文章が使い回されていた。『コレクション』とすべき部分が『これ区書』となっているなど、パソコンの誤変換とみられる部分も共通しており、中には感想がない報告書もあった」


・「同年に九州を視察したものでは、6人の報告書で同一の誤表記があったことなども判明。同県議会で使い回しが常態化していることが浮き彫りになった」


・「だが、米国視察に参加したある県議は『報告書に関するルールは特にないので、問題にはならない』、別の県議は『誰がやっても同じ部分は、手分けしてやろうと決めていた』と説明する」


・「こうした釈明に、岡山県倉敷市の会社経営の男性(47)は『視察には税金が使われており、きちんと取り組むべき仕事なのに、ありえない』。議員側の『常識』は住民にとっては『非常識』であり、不信感は募る一方だ」


・「日本大教授(政治学)の〔岩井奉信(ともあき)〕は『有権者目線で議会活動を行うという議員本来の役割を失している』と指摘。一方、『有権者側も日頃から政治に関心を持つことが大切。選挙では議員の資質を見極めて選ぶ責任がある』と話している。(敬称略)」・・・※江森梓、細田裕也、有年由貴子、地主明世、吉国在が担当しました。

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