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インドの装備新鋭化が急務なのではないか?

2019年03月14日
(インドの装備新鋭化が急務なのではないか?)


https://www.sankei.com/column/news/190314/clm1903140005-n1.html


・私が新卒入社したイタリア企業は、①CI(コーポレート・アイデンティティ)の発祥企業であり、②教育カンパニーの〈異名〉を持っていた。私は「学力のベースは進学校だった高校、社会人として必要な知識は、この会社が呉れた」と信じている。


・1月2月は大抵『箱根の山のテッペン』に篭っていた。積雪でフラフラと遊びにも出られない。山篭りで、兎に角勉強した。睡眠時間は恐らく平均3~4時間だったように思う。だから今回〔宮家邦彦氏〕が興奮されているような「机上シミュレーション」も徹底してやった。あれは面白くて楽しい。


・ただ〔宮家邦彦氏〕は書いておみえではないが、大問題は『インド軍の装備の古さ』では無いか?国家安全保障予算は、殆どが軍・兵士の生活費に消えているようなインド軍は、甚だ頼りない。『日米印豪』連携(同盟?)はいいが、①高速軍事用ドローンが幾万機も空を飛び、②地上にはキラーロボットが登場しようかの昨今、インドの革新が急務なのではないか?


・産経ニュース・[宮家邦彦のWorld Watch] から、記事を以下。


・「【[宮家邦彦のWorld Watch]インド太平洋は戦略空間か】産経ニュース 2019.3.14 11:30」


・「筆者が本コラムで『自由で開かれたインド太平洋戦略(FOIP)』につき書いたのは9カ月も前のことだ。爾来(じらい)日米両政府は盛んにFOIPの重要性を強調するが、日米豪印にとってFOIPとは一体何なのか。アジア太平洋に新たな戦略空間は存在するのか。これに対する中国の対応はどうか。あれから1年以上もたつのに、これらの疑問に対する回答はいまだない」


・「そこで先週末、筆者の属する『キヤノングローバル戦略研究所』はインド太平洋での政治危機や軍事衝突を想定した物騒な演習を実施した。同研究所が年に3回実施している政策シミュレーションの一つであり、今回も40人近い現役政治家、公務員・自衛官、地域専門家、国際政治学者、ビジネスパーソン、ジャーナリストが集まり、日米中豪印等(とう)各政府・報道関係者を一昼夜リアルに演じてくれた。彼らの貴重な知的貢献に改めて深甚なる謝意を表したい」


・「シナリオの想定は202X年、ベンガル湾に近いアンダマン諸島等を含むインド洋が舞台だ。状況は急変し、まずスリランカとモルディブでクーデターが発生する。アンダマン諸島付近では中国海軍艦船が海上自衛隊艦船に火器レーダーを照射し、緊張が一気に高まる」


・「フィリピンでは元米海軍基地があった〈スービック湾〉で操業していた韓国造船会社が4億ドルの負債を抱えて破綻し、中国企業が買収を狙っている。さらにマラッカ海峡付近ではついに米中海軍艦船が交戦状態となり、双方に多大の損害が出ただけでなく付近を航行中の日本のタンカーも被弾炎上するという想定だった。当然シミュレーションは冒頭から白熱化した」


・「以下は同シミュレーションの結末と筆者の見立てだ。もちろんシミュレーションはあくまで仮想空間であり、結果は現実と当然異なる。以上を前提にお読みいただきたい」


(1)経済的合理性と地域戦略


・「スービック湾の韓国企業買収で中国チームは戦略的利益より経済的合理性を優先し、強引な買収は控えた。一見中国らしからぬ行動だが、考えてみれば、万一中国が戦略的に重要なスービック湾でプレゼンスを確保すれば、米国とその同盟国の危機感を高め、逆効果となっただろう。経済合理性と戦略的利益の相反を考える上で極めて興味深い結果である」


(2)人民解放軍は準備不足


・「米海軍との衝突後、中国チームは展開する全艦船を自国に帰投させた。マラッカ海峡以西の軍事作戦は成功しないと判断したからだ。確かに中国は南シナ海で着々と軍事拠点を増強中だが、現時点でインド洋での中国海軍の本格的軍事作戦は難しいと判断したようだ。これが実態に近いとすれば、中国がインド洋を戦略的空間として活用し始めるには今しばらく時間がかかるのかもしれない」


(3)日米豪印間協力も不十分


・「一方、こうした状況は日米豪印側も同様である。少なくとも今回のシミュレーションでは、これら4カ国を含む関係国の間で、インド洋における共通の戦略認識や戦闘能力が欠けているように思えた。今後は中国の能力が向上する前に、これらインド太平洋諸国の認識と能力の向上が不可欠となるだろう」


(4)仮想演習の有用性


・「最後に宣伝を少々。今回筆者は政策シミュレーションのコントローラー役を辞し、初めて演習を客観的に見ることができた。そこで改めて思うのは、政治家・役人から経営者・報道関係者まで、さまざまな異なる経験を有する論客たちが、一昼夜同一空間で真剣に議論を戦わせることにより、従来とは異なる知的融合が生まれる可能性だ」


・「手前みそながら、筆者の知る限り、この種の知的空間は少ないのではないか。読者の中でこんな政策シミュレーションにご関心があれば、ぜひ一度参加されてはいかがだろうか」・・・      


◇【プロフィル】宮家邦彦(みやけ・くにひこ) 昭和28(1953)年、神奈川県出身。栄光学園高、東京大学法学部卒。53年外務省入省。中東1課長、在中国大使館公使、中東アフリカ局参事官などを歴任し、平成17年退官。第1次安倍内閣では首相公邸連絡調整官を務めた。現在、立命館大学客員教授、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。


《昨年10月、共同記者発表を終え握手を交わすインドのモディ首相(左)と安倍晋三首相=首相官邸(春名中撮影)》


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