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〔櫻井よしこさん〕が説く『壮大な日本人ロマン』

2019年03月11日
(〔櫻井よしこさん〕が説く『壮大な日本人ロマン』)


https://www.sankei.com/life/news/190311/lif1903110014-n1.html


・聡明でカワユイ〔櫻井よしこさん〕が、古代から近世までの「日本人」の壮大なロマンを語ってくれている。その「古代から近世までの『日本人』」に比べ、現代の日本人は、正に『エコノミック・アニマル』化して、誰もが「日本と言う国体」「国家安全保障」を蔑ろにするようになった。


・記事の括りは〔よしこさん〕の悲憤慷慨なのだろう。以下。


・「そしていま、日本はまたもや深刻な危機の中にある。いま、なぜ、これまでの長い歴史の画期の場面で行い得たことができないのか。唯一の同盟国の米国でさえ、わが国に問うている。なぜもっと自立しないのか、と」


・「多くの真っ当な日本国民も問うている。自立の道の第一歩、『憲法改正』に向かってなぜ、政治家もメディアも、歩を踏み出せないのか、と」・・・


・産経ニュース・[櫻井よしこ 美しき勁き国へ] から、記事を以下。


・「【[櫻井よしこ 美しき勁き国へ]改憲、国家存続への一歩】産経ニュース 2019.3.11 09:08」


・「日本も世界も100年に1度の大変化に見舞われている。日本は憲法の制約の中で、『北朝鮮の核・ミサイル』、『韓国の反日勢力』、『微笑の裏で着実に軍拡を進める中国の脅威』に直面している」


・「5日、中国の『全国人民代表大会(全人代)』で〔李克強首相〕が発表した経済成長の目標値は例年より低めだったが、軍事予算に関しては、それよりも高い強気の伸び率だった。7・5%、額にして約20兆円、日本の4倍である」


・「『習近平の強軍思想』の下、米国の軍事力に追いつき追い越す目標は取り下げてはいない。彼らは人類で初めて月の裏面に無人探査機『嫦娥(じょうが)4号』を送った。中国独自の宇宙ステーションは2022年に完成予定だ」


・「大容量情報を世界最速で送信する5Gを駆使し、21世紀の地球上で圧倒的な軍事的・経済的優位を確立したいと切望する。『一帯一路構想』は明らかに経済の範疇(はんちゅう)を超えた軍事戦略で、中国は共産党主導の『人類運命共同体』論を展開する」


・「こんな状況下で、他国頼りの国防を含めて日本の戦後を再検討しなくてどうするのか。憲法改正を急がずして日本は生き残れるのか」


・「歴史上、私たちは朝鮮半島と中国由来の危機ゆえに、幾度も戦争をした。時代時代で驚嘆すべき努力を重ね、信じ難い変革も成し遂げた。一例が7世紀に唐・新羅(しらぎ)連合軍と戦った〔白村江の戦い〕である」


・「あまりにも古い話だといわれるかもしれないが、その古い話を大半の日本人が忘れてしまったことこそ問題である。663年、多年の懸案だった朝鮮問題解決のために、すでに滅亡していた百済救援の大義を掲げ、日本は総力を挙げて戦った」


・「2万7000と伝えられる兵を1000艘(そう)の船に乗せて西へ進んだ。だが惨敗した。〔天智天皇〕は唐・新羅連合軍の侵攻を恐れ、都を内陸部の大津に遷す一方で、北九州、瀬戸内海、大和に堅固な国防体制を敷いた」


・「最も刺激を受けたのが『新羅』だった。敗れたりといえども〈唐に屈せず国防の気概を強める日本の姿〉に発奮し、唐とともに日本に迫るべきときに、逆に唐に反攻し、その後朝鮮半島を統一したのだ。当時新羅は日本を蔑称の『倭国』と記さず、『日本』と記した。『白村江の戦』の著者、〔夜久正雄氏〕はこれを『七世紀後半の東アジアの大事件』と形容した」


・「日本は当時、文字、技術、律令制度などを中国に学んでいた。敗戦を機に中華勢力にさらに深くのみ込まれるやもしれない。危機回避のためには、堅固な国防体制に加え、国柄、精神面で中国と対等の立場に立ち、中華の影響から脱しなければならない」


・「そう決意した〔天武天皇〕はこのとき、驚くべき大変革を断行した可能性がある。 十文字学園女子大名誉教授の〔溝口睦子氏〕は、〈このとき日本の国家神を入れ替えた〉と推論するのである。私たちは現在、〔天照大神(あまてらすおおみかみ)〕を国家神と見做(みな)しているはずだが、天照大神はこの頃、すなわち7世紀末になって国家神として登場したというのだ」


・「それまで天照大神は伊勢で祭られていた地方の神様だった、それ以前の日本の国家神は〔タカミムスヒ〕だったと、溝口氏は『日本書紀』『古事記』など多くの文献や研究を踏まえ、『アマテラスの誕生』(岩波新書)で立証を試みた」


・「イザナギ、イザナミから天照大神まで、日本の神話の主役の神々が皆、親子や兄弟であるのとは対照的に、タカミムスヒは孤立した神であることから、恐らく北方から伝わった外来の神ではないかとも氏は推測する」


・「戦いに敗れた日本が、中華の道に引き込まれることなく、日本の国柄を守り、民を守るために、中国と距離を置く。決然と大和の道を歩むと決めた。そのためには軍事力の強化に加えて、日本国たるゆえんに自信を持つ必要がある」


・「そのために大和の国としての独自性を前面に押し出したのが天武天皇だというのは、そのとおりであろう。だが、国家神を外来の神から日本古来の神へと入れ替えたとの指摘は、衝撃的である」


・「専門家の中には異論もあるだろう。だが、私がこの推論から読み取ったのは国を奪い取られかねない脅威にさらされたとき、先人たちが全身全霊で国防に当たったこと、神様にさえ交代をお願いした可能性、その必死さゆえに大和の国としての日本があるという点だ」


・「急いで付け加えれば、古代朝廷は、天皇自らが月次祭(つきなみのまつり)でタカミムスヒの神を大切にお祭りし続けている」


・「長い歴史を断絶させることなく生き残ることは大変なことだ。そのために日本は比類ない努力を重ねた。明治維新も同様だ。将軍も大名も侍も、国家存続のために我欲(がよく)をおいた。国家の存亡のふちに立ったとき、陋習(ろうしゅう)を破り、幕藩体制を脱し、天皇の下での近代国家建設に踏み出した。その結果、日本は大半のアジア諸国とは異なり、国民国家として生き残った」


・「大東亜戦争敗戦の時、憲法をはじめ、どう考えても深刻な国際法違反の連合国軍総司令部(GHQ)による『変革』を日本は受け入れた。皇室を中心とする日本の国柄を守り続ける悲愴(ひそう)な決断があってこそだった」


・「そしていま、日本はまたもや深刻な危機の中にある。いま、なぜ、これまでの長い歴史の画期の場面で行い得たことができないのか。唯一の同盟国の米国でさえ、わが国に問うている。なぜもっと自立しないのか、と」


・「多くの真っ当な日本国民も問うている。自立の道の第一歩、『憲法改正』に向かってなぜ、政治家もメディアも、歩を踏み出せないのか、と」


《櫻井よしこさんニッコリ》


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