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『南』に軽視される「日本の自業自得」論

2019年02月11日
(『南』に軽視される「日本の自業自得」論)


https://www.sankei.com/column/news/190210/clm1902100003-n1.html


・止むを得ないことだろうが、「気前が良かった産経ニュース」も、最近は ①有料記事が矢鱈増えただけでなく、②記事内広告もドッと増えた。記事を拾い上げるのも大変になった。


・この記事も昨日、何度もピックアップしようとしたが『名古屋 熱田 〔蓬莱軒のひつまぶし〕』の写真から観光案内に飛んでしまって諦めた。1日経った今日は、素直にピックアップ出来た。


・記事内容は、気にしていた通りだった。日本こそ増長漫ってか『夜郎自大』になっていて、とっくの昔から『南』に軽視、つまり「軽んじられている」という内容だった。その最大の要因は、矢張り「未だに憲法改正も出来ず」「安全保障はアメリカや他国にオンブにダッコ」という「日本の異常さ」ってか「自業自得」にあると舌鋒も鋭い! ピックアップ出来て良かった!


・産経ニュース・[新聞に喝!] から、記事を以下。


・「【[新聞に喝!]『韓国不要論』の非リアリズム  神戸大学大学院法学研究科教授・簑原俊洋】産経ニュース 2019.2.10 11:50」


・「亥年に入り日韓関係は一層揺らいでいる。いわゆる元徴用工らに対する韓国最高裁による確定判決の後、昨年末に起きた韓国海軍駆逐艦による日本の哨戒機への火器管制レーダー照射事件が尾を引く」


・「〔文在寅(ムン・ジェイン)大統領〕によれば、これらの出来事は『不幸な歴史の結果』らしいが、普通に考えれば一連の問題は韓国の常識の欠如に起因する」


・「昭和40(1965)年の『日韓基本条約』などによる合意を順守せずに『国際法』をないがしろにし、レーダー照射をめぐっては言い訳を二転三転させ、責任を日本に転嫁する韓国の不誠実さに辟易(へきえき)とするのは筆者だけではあるまい」


・「今までは竹島の不法占拠、歴史認識、慰安婦像建立などの問題でぎくしゃくしても、両国の安全保障関係が動じることはなかった。それが、文在寅政権が誕生して『北朝鮮との接近に前のめり』になった途端、好都合な政治的道具としての反日ではなく、『南北間の絆を訴える外交手段としての反日』へと性質が変容した」


・「ここにきて初めて、日韓の軍事関係も毀損(きそん)するという由々しき事態が生じたのである」


・「当然だが、日韓の軋轢(あつれき)を深める韓国政府の対応への日本の各紙の見解は軒並み手厳しい。しかし、感情を抑えきれずに一部の保守系メディアへの寄稿の中で『韓国不要論』まで唱えられたことにはいささか違和感を抱いた。なぜなら韓国の一連の行動の根底には、そもそも『日本軽視』があると理解できるからである」


・「実際、韓国にとって『日本の外交的重要性』は決して高くない。経済関係から見れば、1970年代前半において韓国の貿易総額に日本が占める比率は〔4割近く〕だったものの、近年は〔5%〕にも満たない」


・「経済成長率では民主化後の韓国を日本が上回ったのは1回のみであり、また人口や国内総生産などが示す日韓の国家の規模は相当違うにもかかわらず、『国防費』においてさして大きな開きはない」


・「つまり、『韓国の方が先に対日関係に見切り』をつけ、『さしてペナルティーはない』と考えているからこそ、一連の暴挙に平然と打って出られたのだ。裏を返せば、日本がアジアにおいて長らく低迷し影響力が低下した代償でもある」


・「いまだ憲法も改正できず専守防衛に徹する日本。国連平和維持活動(PKO)では他国軍に守られ、『安全保障領域において大国らしい行動を一切取ってこなかった日本』を韓国がなめ切ってもなんら驚きはなかろう。これは中露などの対日姿勢とも共通する」


・「アメリカの影響力が徐々に減退していく中で、今後の国際政治は以前にも増して『パワーの概念』がより幅を利かせるようになっていく。日本の各紙はこうした冷徹な現実を直視した上で、ポピュリスティックな姿勢を排し、『大国にふさわしいリアリズムに根ざした報道』に徹してほしい」・・・  


◇【プロフィル】簑原俊洋(みのはら・としひろ)= 昭和46年米カリフォルニア州出身。カリフォルニア大デイビス校卒。神戸大大学院博士課程修了。政治学博士。専門は日米関係、政治外交史。

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