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〔仲代達矢氏〕が語る〔市原悦子さん〕

2019年01月23日
(〔仲代達矢氏〕が語る〔市原悦子さん〕)


https://www.sankei.com/entertainments/news/190122/ent1901220005-n1.html


・「プロ」が「プロ」を偲んで語る上等な記事だ。私は『舞台』は観ない『映画狂』だが、私の中での〔仲代達矢氏〕の最高傑作は1962年(昭和37年)の松竹映画:『切腹』(小林正樹監督)(え?もう57年も前か! 私も19か20歳だったんだ!)であるし、〔故・市原悦子さん〕は『まんが日本昔ばなし』のナレーションに尽きる!


・もう1人の天才ナレーターは〔奈良岡朋子〕さんだと思うが、今年90歳になられるので、あの愛らしい「おデコ」も拝見出来ない。しっかしま、私のパソコンの背景をいつも飾ってくださっている若き〔京マチ子〕さん(今年95歳)がご健在なので、ま、いいか・・・話が飛んでしまった!


・産経ニュース から、記事を以下。


・「【[市原悦子さん追悼]仲代達矢さん 粘り強い努力 妥協なき芸】産経ニュース 2019.1.22 13:29」


・「『芸で妥協するのは絶対に嫌なのよ』-。市原悦子さんは欧州流の近代的な演劇を目指す『新劇』の精神を体現するかのような、泥臭く、粘り強い生き方を貫いてきた。私はその姿に大いに刺激を受けたし、その言葉は今も大切にしている」


・「俳優座養成所6期生の市原さんは私の2期後輩にあたる。『声がすてきな後輩が入所したらしい』と耳にして、私は彼女の朗読練習をのぞいてみた。柔らかく伸びやかで、ほんわかとした気分にさせてくれる声で、安定感もあった。天才だ、と思った」


・「昭和39年、私は日生劇場(東京都千代田区)で上演されたシェークスピアの『ハムレット』で市原さんと共演した。私がハムレットで彼女はオフィーリア、演出は鬼と恐れられた〔千田是也さん〕(1904~94年)。私は千田さんの指示におどおどして萎縮したが、市原さんはどこ吹く風だった」


・「あのほがらかな声で『もう一度お願いします』と稽古のやり直しをお願いしたのだ。気が遠くなるほど何度も何度も…。私と違って、肝が据わっていた。後で市原さんは私に『納得のいく芸を見せたい一心だった』と語った。天才女優といわれたが、努力に関しても天才的だった」


・「演劇にとどまらず、映画、テレビ、ナレーションなど多分野に挑んだのも、自分の可能性を試したかったのだろう。時に(原発問題などで)政治的な発言をしたが、何かを変えてやろうと挑む新劇魂がそうさせたのだと思う」


・「平成27年2月、私はスウェーデンの劇作家、〔ストリンドベリ〕(1849~1912年)の『死の舞踏』に主演した。映画監督の〔小林政広さん〕が演出を務めた朗読スタイルの劇だった。上演後、思いがけず楽屋に顔を出してくれたのが市原さんだった」


・「『すごくよかったわ。感激しちゃった』。朗読の天才である彼女のお褒めの言葉にこちらが感激してしまった。それが市原さんと言葉を交わす最後の機会となった。 気がつけば私も86歳。まだまだ演技をしたいし、主宰する『無名塾』で未来を担う若い俳優を育てたい。でも、いずれ私が市原さんのもとへ行く日が来る。一緒にまた芝居ができたらいいな、と願っている。(談)」・・・


◇女優の市原悦子さんは12日、死去した。82歳だった。


《幅広い役柄を演じ分ける名優として活躍した市原悦子さん=平成15年2月(内藤博撮影)》


Photo


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