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貴景勝が大関、横綱を目指すためには

2018年12月06日
(貴景勝が大関、横綱を目指すためには)


https://www.sankei.com/sports/news/181205/spo1812050025-n1.html


・何ともカワユイ『突き押し』のアンコ型力士が出て来たものだ。〔貴景勝〕22歳。彼が大関獲りに挑むことは、今足踏みしている〔御嶽海〕を奮起させることにも繋がる。是非2人で競って大関を目指して欲しい。


・ナニ、突き押しで『大横綱』になった力士は、私が聞いているだけで2人も居る。〔太刀山峯右衛門〕と〔栃木山守也〕だ。二人とも『明治28年生の私の父』が、子守唄のように私を膝に抱いて活写してくれた。太刀山の「一月半」は今でも語り草だ。「2突き」も不要!相手方は「1突き半」で突き出された意味だ。


・その土俵入りも独特だったという。雲竜型でセリ上がり、最後は不知火型のように両手を広げたそうな。筋骨隆々の大男で、私の父の憧れだったという。


・一方の栃木山には笑える。同じ突き押し相撲で無敵だったが髪が薄く、客席からの「ハゲッ!」の野次で怒って引退してしまったという。ただ引退して6年後、春日野親方として『全日本相撲選手権』に出場して優勝してしまった! 今でも伝説で、単に栃木県出身の四股名だったのだろうが、その『栃』が春日野部屋の象徴になっている。


・私は〔貴景勝〕の才能は、①頭がいいこと、②相手がよく見えていること に尽きると思う。ただ〔大関〕〔横綱〕を目指すには、『両ハズ押しの型』を持つことだと思う。強烈なブチかましから突く、そして両ハズで下から押す、機を見てスカタンで右ハズを外して左から突き落とす・・・立派な型であると思う。頑張れ〔貴景勝〕!


・産経ニュース から、記事を以下。


・「【[スポーツ異聞]初優勝の貴景勝が大関、横綱を目指すための相撲スタイルとは…】産経ニュース 2018.12.6 16:00」


・「11月25日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所(福岡国際センター)は22歳の新鋭、小結〔貴景勝〕の初優勝で幕を閉じた。典型的なあんこ型力士が繰り広げる闘志満点の突き押し相撲は、〔白鵬〕〔鶴竜〕〔稀勢の里〕の3横綱が休場して寂しくなった土俵を大いにわかせた。次期大関候補の一人に名乗りを上げた新星は今後、どのような土俵人生を送っていくのだろう」


・「貴景勝の前師匠は、9月の秋場所後に日本相撲協会を退職した〔元貴乃花親方(元横綱)〕だ。前師匠の影響がにじみ出ているのは日々の土俵に臨む姿勢で、取組後の支度部屋では『自分の力を出し切ることだけを考えている。帰りの車の中で後悔だけはしたくない』と繰り返す。土俵にすべてをささげた前師匠譲りの心構えだ」


・「一方、取り口に似通った部分はほとんどない。王道の四つ相撲だった前師匠に対し、貴景勝は生粋の突き押し相撲。九州場所でもまわしにほとんど触れさせることなく、相手を自分の土俵に引っ張り込んだ。175センチ、170キロのずんぐりむっくりとした体形で、低い体勢から繰り出す重そうな突き押しは威力抜群だ」


・「貴景勝の非凡さは卓越した相撲センスにも感じられる。相手をいなしたり、引いたりするタイミングが絶妙なのだ。いつも一方的に攻め切れるわけもなく、互角や劣勢でもいなしや引き技で白星をもぎ取るシーンが目立つ」


・「それも消極的なわけではなく、頭からぶちかましていく立ち合いの圧力や突き押しの威力が前提となっているので嫌みが感じられない」


・「史上最多の優勝41回を誇る白鵬が以前、『相撲はバランスの崩し合い』と話したことがある。右四つからの左上手投げを得意技の1つとする現役第一人者は、『力任せに投げてもなかなか効かない。いったん相手の重心を自分の上手側にずらし、相手が重心を戻そうとする力を利用して投げているから決まる』と身ぶりを交えて説明していた」


・「白鵬の左上手投げは相手を左右に揺さぶり、貴景勝の引きは相手を前後に揺さぶりながらの技といえる。貴景勝は相手が圧力負けしたくないと過度に前掛かりになると引く。逆に相手が引き技を警戒して圧力を弱めれば突き押しで前へ出る。言葉にするとシンプルなのだが、瞬時の判断で効果的に使い分けるのは容易ではない」


・「気掛かりなのは、突き押し相撲にはもろさが付きまとう点だ。前師匠や白鵬のような大横綱たちの多くは、四つ相撲の型を作り上げている。現役横綱では鶴竜が貴景勝のように巧みな引き技を駆使するものの、四つ相撲にも対応できる。近年、突き押しだけで大関以上を長く務めたのは、〔千代大海〕ら数えるほどしかいない」


・「貴景勝も今後、大関や横綱といった地位を目指していく以上、突き押し一辺倒のスタイルからの転換を求められることになるのか。それとも『小学生のときから突き押しで自分にはこれしかない』との発言通りの精進を続け、新たな“常識”を打ち立てるのか。まだ22歳の今後が楽しみでならない。(運動部 奥山次郎)」・・・


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