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毒キノコと『判定器』開発

2018年09月17日
(毒キノコと『判定器』開発)


https://www.sankei.com/column/news/180917/clm1809170003-n1.html


・日本は山林国であり、〔きのこ〕の種類も恐らくは世界一。名前が付いているのが3000種、名無しはその3~5倍と予想されるほど多いと言う。


・それを「経験と勘」だけで、「毒」と「食用」に分別するのは至難の業だ。体温計ほどの携帯用で、ガイガーカウンターのような『判定器』は出来ないものだろうか。「研究開発してもモトが取れない」のなら、厚労省がタップリ補助金を出して造らせるべきではないのか。


・産経ニュース・[産経抄] の記事を以下。


・「【[産経抄]9月17日 毒キノコ】産経ニュース 2018.9.17 05:00更新」


・「平安末期に成立したとみられる説話集『今昔物語集』に、キノコを使った毒殺未遂の話がある。吉野の金峯山(きんぷせん)に長く別当(寺のトップ)を務める老僧がいた。次席の僧が、その地位を奪うために用意したのが、毒キノコとして知られる〔わたり〕である」


・「▼僧は別当を招き、〔ヒラタケ〕と偽ってわたりの料理を振る舞った。ところが、別当に苦しむ様子はみられない。『こんな見事なわたりの料理を食べたことがない』とうそぶく始末。別当はキノコの毒にあたらない人だった、というのが落ちになっている」


・「▼わたりとは、〔ツキヨタケ〕を指す。現在でも、誤って食べる人が後を絶たない。今月9日、日光の男体山で採ったキノコを食べた栃木県内の男女4人が、吐き気や嘔吐(おうと)の症状を訴えた。『ヒラタケと思っていた』と話していることから、ツキヨタケによる食中毒の可能性が高い。確かに図鑑の写真を比べても、ほとんど見分けがつかない」


・「▼そのほか、〔ニセクロハツ〕、〔ドクカラカサタケ〕といった別の毒キノコによる被害も報告されている。国内には、3千種以上のキノコがあり、まだ、名前のついていないキノコがその3~5倍存在するといわれている」


・「▼毒の成分が分かっているのもほんの一部にすぎない。キノコの世界は奥が深い。9月上旬まで猛暑が続いた平成22年は、キノコによる食中毒が多発した。今年の日本列島も酷暑にあえぎ、さらに度重なる台風によって、湿り気も十分だ。秋の行楽シーズンを迎えて、要注意である」


・「▼江戸後期の俳人、〔小林一茶〕は50歳を過ぎてから、故郷の信州に落ち着いた。秋にはキノコ狩りに夢中になった。〈化かされな茸(きのこ)も紅(べに)を付けて出た〉。一茶も毒キノコの美しさに化かされたことがあったのか」・・・

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