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「文明の利器の副作用ってか排泄物」

2018年08月23日
(「文明の利器の副作用ってか排泄物」)


https://www.sankei.com/column/news/180823/clm1808230003-n1.html


・「労働者不足のカバーのため、自販機を増やせばいいという単純な話ではない!」と記事は言っている。「商品の補充は、あくまで『人力』であるから」である。これからは『外国人労働者の活躍の場』かも知れないが、それには先ず、「現金システム」を改変しなければならないだろう。


・そうなると「全国500万台」の既存・自販機の取替えが必要だ。徐々にやればいいのだろうが、それまで「日本の若者の労働力」が支えられるのか?


・記事の書き出しは、「煙草屋が有った町の風景」である。私も「遠い昭和の原風景」としてクッキリ憶えている。車を捨てて自転車に乗って、今、その「煙草屋は無いが、夫々の街角の風景」が鮮やかである。壊していたのは『カーナビ』だった。


・「あのビルの黄色い看板を見たら右折」とか、「鎮守の森が見え、火の見櫓が見えたら、目指す農協」とかという目印の記憶を、『カーナビ』が消し去ってしまっていた。


・「文明の利器」は人々の暮らしを豊かに便利にしてくれているが、今の『歩きスマホのゾンビら』やら、『自転車スマホの馬鹿者ら』は、私にとっては「文明の利器の副作用」ってか「文明の利器の排泄物」に思われて仕方が無い。


・産経ニュース から、記事を以下。


・「【[産経抄]8月23日】産経ニュース 2018.8.23 05:00更新」


・「作家の〔故丸谷才一さん〕は街を歩くと、道に迷ってばかりいた。煙草(たばこ)屋がなくなったせいだという。かつて〔看板娘〕だの〔看板婆〕だのが座っているのが、目印になった。自動販売機では印象に残らない。丸谷さんは自販機に対して、『かなり明確な悪意をいだいてゐる』」


・「▼自販機の歴史は意外に古い。2000年以上前の古代エジプトの神殿には、硬貨を入れると聖水が出てくる装置があったといわれている。丸谷さんのエッセーが書かれた1980年代は、日本で自販機が急速に普及していた時期にあたる」


・「▼現在は全国で約500万台が設置されている。日本を訪れた外国人は、街角のあちこちで見かける多種多様の自販機にまず驚く。そのきっかけとなったのが、昭和37(1962)年から現在の三菱重工が製造していた、『コカ・コーラの真っ赤な自販機』である。国立科学博物館がこのほど、未来技術遺産の一つに選んだ」


・「▼日本が『自販機大国』となった理由はなにか。丸谷さんによれば、『ほかの国で路上に自動販売機を置いたら、夜中にトラックでまるごと盗まれてしまふ』。そのほか、技術力の高さ、利便性を求める日本人の性格、そして労働力の不足が挙げられている」


・「▼とすれば、人口減に悩む日本にとって、ますますなくてはならない存在となる。そんな単純な話ではないと、同僚の河合雅司記者のベストセラー【未来の年表2】(講談社現代新書)から教わった。自販機に商品を補充するのはあくまで『人』だからだ」


・「▼人員不足は『売り切れ』につながる。真夏に運動部の練習を終えた高校生が帰宅途中に喉を潤そうとしたところ、自販機に1本の飲み物もなく脱水症状で倒れた。こんな恐ろしい光景がみられるかもしれない、というのだ」・・・

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