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『昭和的な悪習慣』とボロカスだが

2018年08月14日
(『昭和的な悪習慣』とボロカスだが)


http://news.livedoor.com/topics/detail/15156138/


・私より30歳以上若い人の記事だ。私の考えと「全く違う」と断言して良い。私は『温故知新=「昔の事をたずね求め(=温)て、そこから新しい知識・見解を導くこと」』論者である。「過去の否定」から、新しい時代が生まれようも無い。歴史は「延長線上」に存在する。温故知新しか無いのだ。


・私は昭和17年生だが、父は明治28年生・母は明治40年生だった。だから私は「父からは明治日本」を、「母からは大正と昭和初期日本」を色濃く語られて育った。


・父は『日清戦争・戦捷年生まれの男』らしく、文体は「漢字とカタカナ」を生涯貫いた。母は「女文字」と言われた「平仮名と漢字」を流麗に書いた。私は両親から、「明治・大正・昭和戦前の日本の文化・暮らし」を聞いて育ち、憧れもしたし、私の行き方に強く投影されていたと思い返している。


・右肩上がりの「高度経済成長時代」の日本のベクトルと、私の青春から男盛りのベクトルは、幸運にもピッタリ合致していた。だからガムシャラに働いた。多くの成功と多くの挫折を体感したが、「勤勉と仲間作り」が我ら世代の特長ではなかったのか?


・カラオケを唄えば解る。『昭和の歌』は「プロ歌手向け=レコードヒット用」に作られており、とにかく「音域」が広い。『平成の歌』は「素人のカラオケ用=トモダチとカラオケボックスで騒ぐ用」に作られており、「音域」が狭い。その為「半音」が多用され、音域の狭さを「金きり声」のような高音でカモフラージュしている。一体、「10年間、残る歌」など有るのか?


・私は「昭和の勤勉さ・豪快さ」、「平成の多様さ・細心さ」を併せ持って、「次の御世」を迎えるべきだと思っている。私の母は〔明治〕〔大正〕〔昭和戦前〕〔昭和戦後〕〔平成〕と生きたが、私も〔昭和戦後〕〔平成〕〔次の御世〕を生きることになりそうだ。


・ライブドアトピックス から、日刊SPA! の記事を以下。


・「【平成も終わるのに…『昭和的な悪習慣』が社会に残り続けているワケ】日刊SPA! 2018年8月14日 8時32分」


・「今上天皇の退位で、来年には幕を下ろす予定の平成。そんな平成とはいったいどんな時代だったのだろうか……と振り返りたいところだが、最近はなぜか『昭和かよ!』と言いたくなるような騒動や事件が続出している」


◆平成が解決できない昭和の問題を次世代に残さない


・「『日大アメフト部の悪質タックル事件に、相撲界の女人禁制問題、女子レスリングのパワハラなど、『平成も終わるのにまだそんなことをしてるのか』という事件ばかりです。昭和の教育では当たり前だった鉄拳制裁や、『練習中は水を飲むな』といった理不尽な指導も、地方ではまだ残っている所があります』 そう話すのは著述家の〔山本一郎氏〕。そんな“昭和的な習慣”は大人の社会でも温存されてしまっている」


・「『特に大企業やお役所、学校法人などには『一つの組織で長く働き続けることは偉い』という価値観が今も残りがち。生え抜き重視や年功序列の習慣も維持されています』」


・「『相撲部出身の生え抜きが理事長になった日大は、まさにその典型でしょう。また経団連のトップの人たちも、大半が東大卒で転職経験がない。そのことを記事にした日経新聞の記者自身も、実は同じ経歴で大笑いになりましたが(笑)』 そんな人々により、昭和的な価値観は今もなお維持されているわけだ」


・「『平成はバブル崩壊とともに始まり、失われた10年があり、若い世代は〈ゆとり〉から〈さとり〉へと変化しました。一方で昭和育ちの大人たちは、右肩上がりの時代の記憶を残したまま今も生きている』」


・「『しかし今考えるべきは、右肩下がりの時代に日々の暮らしをどう維持していくかということ。そして、平成で解決できなかった昭和の問題を次の時代に持ち越さないことです』」


・「だからこそ昭和を引きずる〈パワハラ〉や〈セクハラ〉、〈子育て問題〉などで世間からさまざまな声が上がっているわけだ。山本氏は『そのような問題に『もう白黒つけましょう』と言える時代になったということ』と分析する」


・「一方、スポーツ界ではそんな昭和ならではの豪放なスターがいたり、政治家にも魅力的な人物が多かったりと、昭和も悪い面ばかりではないのは確かだ」・・・


<昭和の精神が噴出したニュース>

・15年5月 東芝不正会計問題

・17年11月 日本相撲協会暴行問題

・18年3月 女子レスリングパワハラ問題

・18年4月 財務事務次官セクハラ問題

・18年5月 日大アメフト部悪質タックル問題

・18年8月 ボクシング山根会長の暴走問題


【山本一郎】著述家 1973年、東京都生まれ。個人投資家、作家、ブロガー、I&P(株)代表。『ネットビジネスの終わり』(Voice select)、『情報革命バブルの崩壊』(文春新書)など著書多数

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