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『甲子園の聖地化』を止めよ!:高校野球

2018年08月03日
(『甲子園の聖地化』を止めよ!:高校野球)


https://news.nifty.com/topics/bn/180803259594/


・この殺人猛暑の中、甲子園で「100回記念大会」をやるのは、正に「基地外沙汰」である。選手にとっても応援席にとってもだ。日本には「硬式野球戦」に耐えられるドーム球場は。主なものでも6つも在る。


・(1)東京ドーム、(2)福岡ドーム、(3)京セラ(大阪)ドーム、(4)ナゴヤドーム、(5)西武ドーム、(6)札幌ドーム である。この内、〔京セラドーム〕と〔ナゴヤドーム〕を並行して使えば、移動距離も少ないし、試合効率も上がる。プロ野球選手の「追い出し期間」も少なくて済む。


・大体あのダラダラと長い開会式を、また今年もやる気なのだろうか。闘いは「良い環境で」が大人の常識・智恵である。高野連のアホ共よ、もう「スポ魂」を超えて、これからの夏の甲子園は「ジェノサイドの場」になるぞ。


・どうしても甲子園に拘るのなら、「甲子園をドーム化」すべきである。ま、今年には間に合わないが、『阪急阪神ホールディング』も『朝日新聞』も、財界に働きかけて、何とかしろ!


・ニフティニュースから、文春オンライン の記事を以下。


・「【高校野球『熱中症で力尽きたエース』記事が朝日新聞に見当たらない、という問題】文春オンライン 2018年08月03日 07時00分」


・高校野球・夏の甲子園は出場56校が出そろった。 今年は暑い。炎天下の甲子園は例年にまして『高校野球はこのままでいいのか論』も出るだろう」


★甲子園で20勝している桑田真澄の「球数制限論」


・「スポーツ報知は7月31日の裏1面で『夏の甲子園100回記念スペシャル』と題し、〔桑田真澄〕と東大アメフト部ヘッドコーチ〔森清之〕の対談を載せた。 桑田は『球数制限』を主張する。『タイブレークが導入されましたが、僕は有望な投手の将来を守るためには球数制限を導入すべきだと思います。』『日本は力のあるエースほど連戦連投を強いられます」


・「森も『メディアは熱中症で選手が倒れたら問題視しますが、一方で『暑い中、投げきった』とか『猛練習に耐えた』と、ダブルスタンダードな部分もある』と話し、両者ともプレイヤーズ・ファーストへの転換を訴えていた」


・「高校時代に甲子園で20勝している桑田真澄が言うのは説得力があるなぁと思いながら紙面をめくると、『日大鶴ケ丘・勝又、154球力尽く 救急搬送』という見出しが飛び込んできた。 えっ!? 救急搬送?」


★「酷暑の激闘で体は限界だった」


・「西東京大会決勝で日大鶴ケ丘の〔勝又温史投手〕が試合後に脱水症状を伴う熱中症を発症したというのだ。先発登板した勝又投手は、サヨナラ本塁打を浴びた9回途中まで154球を投じた」


・《メダル授与式後、全身に痛みを訴えた。神宮のグラウンド内まで救急車が入り、都内の病院に搬送》 しかも勝又投手は3回戦でも熱中症で途中降板していたという。『酷暑の激闘で体は限界だった』と記事にある」


・「他紙でもエースの熱中症は大きく扱われていた。サンスポは『力尽きたエース…熱中症で救急搬送 日大鶴ケ丘・勝又』」《試合後の表彰式には出席したが、ベンチに戻ると脱水症状をともなう熱中症で歩行も困難になり、神宮球場から救急車で東京都内の病院に搬送された》 ほ、歩行困難……」


・「日刊スポーツも『154球……熱中症 救急車で搬送』」 《閉会式の後に体調不良を訴え、報道陣への対応前に救急車で搬送された。都内の病院で脱水症状を伴う熱中症と診断され、点滴加療を受けた》  これらを読むと〔桑田真澄〕の『日本は力のあるエースほど連戦連投を強いられます』という言葉と、今年の酷暑をまざまざと思い知る」


★毎日、読売、東京新聞はどう報じたか?


・「一般紙(東京版 7月31日)でもこの話題は大きく扱われた。毎日新聞は『ライバルも認めた直球 日大鶴ケ丘・勝又温史投手(3年)』と敗者にスポットを当てた記事の中で、《幕切れはあっけなかった。マウンドにしゃがみ込み、打球が吸い込まれた左翼席を見つめた。閉会式を終えた後、救急車で病院に運ばれた。脱水症状を伴う熱中症だった》」


・「読売新聞も『真っ向勝負 154球の熱投 日大鶴ケ丘 勝又温史投手』で、『試合後は両足がつり、病院に運ばれた』『試合後 熱中症で搬送』と報道。 東京新聞は《勝又投手、救急搬送》《西東京大会の本部は30日、同日に神宮球場で行われた日大三―日大鶴ケ丘の決勝戦後に、日大鶴ケ丘の勝又温史投手が体調不良を訴えて救急搬送されたと発表した》 各紙、エースの熱中症にふれている」


★朝日新聞をいくらめくっても見つからない記事


・「では夏の高校野球主催の朝日新聞ではどれだけ大きく扱われているのか。 東京版は『日大三サヨナラアーチ V』と『日大鶴ケ丘 夢へあと一歩』。でかでかと2ページを使ってこの決勝を報じている」 敗者・勝又投手を大きく扱った『打倒 日大三 渾身の投球』というコラムもあった。《小学生だった2011年、西東京大会で日大三と日大鶴ケ丘の準決勝を観戦。その時に負けた日大鶴ケ丘で日大三を倒したいと進学した》


・「さすが朝日、入念な取材力である。高校野球のドラマを感じさせる。試合後、勝又は日大三の選手に声をかけられたと書く。《「ナイスピッチ」。これに対し勝又は返した。「ありがとう」。そして「頼むぞ」》 もう、高校野球ファンなら涙、涙のエピソードである。感動をありがとう! しかし……」


・「記事はこれで終わっているのだ。『勝又投手、熱中症』のことは書かれていないのである。 いや、それだけじゃない。2ページにわたって大々的に報じられたこの決勝戦の朝日の紙面をすべて探しても『勝又投手、熱中症』や『救急搬送』は一切書かれていないのである。 これにはびっくりした。何度も何度もこの日の朝日新聞を隅から隅までチェックしたがやはり一言も触れていない」


★主催だから美談で記事を埋め尽くしたい気持ちはわかるが


・「あるのはその下の、『『壮絶な試合』両校たたえる 閉会式で都高野連会長』という記事や、『ご協力に感謝します』という東京都高野連と朝日新聞社連名の感謝のことば。 そこでは《猛烈な暑さが続く中での大会でしたが、各チームとも温かい声援を励みに、激戦である東京の大会にふさわしい好プレー、好試合を見せてくれました》 なんとも優雅な総括にみえる」


・「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも……。思わずあの役人のように叫びたくなった。主催だから美談で記事を埋め尽くしたい気持ちはわかるが、事実は報じなければダメだと思う。 ちなみに朝日は同じ日にスポーツ面で『観戦 熱中症対策入念に』という記事を載せている」


・「『体調管理・水分補給・日差し対策』など、8月5日から始まる甲子園大会に行く観客に気を使った内容なのだが、肝心の高校球児が決勝後に熱中症で搬送されていることを一行も報じないことを考えると、何とも白ける。 朝日がこういう態度でいると、高校野球に愛のない人たちが『そんなものやめちまえ』とますます言ってくるに決まってるのである。球児のためにも痛い部分も報じなければダメだ。そこからしか改善は生まれない」


・「いよいよ夏の甲子園・第100回大会が始まるが、選手は自衛手段を考えてほしい。参考になる新聞記事を紹介しよう。『熱中症『もうダメ』と声上げよう』(7月27日)《熱中症の危険が高まっています。この記事は、主に中高の運動部員のみなさんに読んでもらいたいものです。》 とはじまるこの記事は、《「それは無理」と感じた時、「もうダメだ」と体に異変を感じた時、仲間の様子がおかしい時、自分や仲間を守るために、声を上げましょう。とても勇気がいることです。でも、みなさんの方が正しい場合がきっとあります》 と締められている」


・「これは朝日新聞の記者が書いたコラムである。 甲子園に出場するチームはぜひこの記事をベンチに貼ってほしい。 無事故と健闘を祈る。(プチ鹿島)」・・・

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