本(週刊誌も含め)が売れなくなった
2018年06月10日
(本(週刊誌も含め)が売れなくなった)
http://www.sankei.com/premium/news/180610/prm1806100008-n1.html
・「本(週刊誌も含め)が売れなくなった」ことを、この記事はデータで示している。記事の「興味」を牽くために、タイトルは【『新潮』の腹のくくりっぷり 『紀州のドン・ファン』変死】になっているが、内容は「ネット閲覧時代が来ている」ということだろう。
・産経ニュース・[花田紀凱の週刊誌ウオッチング〈672〉] から、記事を以下。
・「【『新潮』の腹のくくりっぷり 『紀州のドン・ファン』変死】産経ニュース・[花田紀凱の週刊誌ウオッチング〈672〉] 2018.6.10 09:00更新」
・「『日本ABC協会(Audit Bureau of Circulations=新聞・雑誌部数公査機構)』による2017年下半期(7~12月)の雑誌実売部数が発表された。『週刊文春』が不動の28期(14年)連続1位」
・「その『文春』でさえ、前年同期と比べると15%減。下げ幅の大きかった『週刊現代』は21・3%減だから厳しい」
(1)『週刊文春』36万3159
(2)『週刊現代』24万6735
(3)『週刊新潮』24万2440
(4)『週刊ポスト』22万4530
(5)『週刊大衆』7万7121
(6)『週刊朝日』7万7079
(7)『週刊アサヒ芸能』5万8019
(8)『AERA』4万9150
(9)『サンデー毎日』3万9665
(10)『ニューズウィーク日本版』3万0113
・「ただしデジタル版『読み放題』のUU(ユニークユーザー=ウェブサイトに訪れた人の数)を比較すると、様相がガラリと変わってくる。
(1)『FRIDAY』41万9579
(2)『FLASH』34万9554
(3)『週刊文春』23万0574
(4)『SPA!』22万4744
(5)『週刊現代』19万8653
(6)『週刊プレイボーイ』17万4682
(7)『週刊ポスト』17万3987
(8)『週刊新潮』14万8968
『見る』という点では『デジタル版』が圧倒的に強いことがよくわかる」
・「『4000人の女性に30億円つぎ込んだ』と豪語していた“紀州のドン・ファン”こと〔野崎幸助氏〕の怪死事件。 テレビのワイドショーが連日報じ、週刊誌も『文春』『新潮』『現代』『ポスト』がそろい踏み」
・「結婚して3カ月半。55歳年下の妻に疑いの目が向くのはある意味当然で、『文春』では実母でさえ〈『でも、どう見たって娘が怪しいですよね』〉 このコメントはよく取った」
・『新潮』は妻を実名で報じ、彼女の写真もそのまま掲載(他誌は全誌、目線入り)。腹のくくりっぷりが違う。 (花田紀凱=月刊『Hanada』編集長)」・・・
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