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「師弟の軋轢」が名選手を追い込んでいる

2018年03月04日
(「師弟の軋轢」が名選手を追い込んでいる)


http://www.sankei.com/column/news/180304/clm1803040004-n1.html


・記事は「師弟の軋轢」を書いていて、名文である。騒動はズバリ師匠である〔栄和人強化本部長〕と、弟子だった〔田南部力元コーチ〕の、恐らく「練習方法を巡っての意見衝突」だろう。


・私は「平家にあらずんば、人に非ず」を思い出してしまう。今の『日本レスリング協会』は無能で、〔栄和人強化本部長〕に頼りっきりである。つまりは「至学館にあらずんば、レスリングに非ず」になってしまっているのではないか。


・『日本レスリング協会』は、「公益財団法人」である。国も動かざるを得まいが、『日本相撲協会』の折のように、若い頃「不倫」と「ヌード」で売ったオバサンが登場してクシャクシャにならないことを祈る。何せ『2020東京五輪』での「〔伊調馨〕選手の5連覇」がかかっているのだから!


・産経ニュース・[産経抄] から、記事を以下。


・「【レスリングの〝パワハラ告発〟 功労者を泣かせてはお家芸の名折れ 3月4日】産経ニュース・[産経抄] 2018.3.4 05:03更新」


・「中世ヨーロッパの天文学者、〔ブラーエ〕と〔ケプラー〕は疑心を抱き合う師弟だったという。天体観測の権威であるブラーエは弟子を信用せず、手元のデータを見せようとしない。25歳下のケプラーは師のすげなさを気に病み、科学の才をもてあました」


・「▼データを譲り受けたのは弟子入りから約2年後、ブラーエの臨終間際である。『私の一生が無駄であったと思われぬように』。遺言通り惑星の運動に関する『ケプラーの法則』を導き出し、師の業績に報いている(ジョージ・スタイナー著、『師弟のまじわり』)」


・「▼弟子の偉業に、『自分の手柄』と誇る人をたまに見かける。気分のいいものではないが、名誉のおこぼれにあずかりたい心理も分からぬではない。聞けば、英語の『tradition』(=伝統、伝承)と『treason』(=背信)は同じ語源を持つという」


・「▼感情の行き違いはなるほど、師弟の宿命かもしれない。とはいえ情熱と篤実で鳴らした指導者の仕打ちとは、にわかに信じがたい。『日本レスリング協会』の〔栄和人強化本部長〕が、元弟子で五輪4連覇の〔伊調馨〕選手に『不当な圧力を加えた』とする関係者の告発である」


・「▼いわく伊調選手が練習拠点とする施設への出入りを禁じ、師事する男性コーチにも指導を禁じた。伊調選手が栄氏の元を離れ、活動拠点を移した昔の遺恨が理由だという。パワーハラスメントは協会も栄氏も否定しているが、真相はどうなのか。解明は急務である」


・「▼〈かなかなや師弟の道も恋に似る〉滝春一。選手と指導者が思いを一つに道を究める姿は美しい。ならば『終わった恋』の後片付けも美しくあってほしい。伊調選手は『5連覇』に向けて始動できていない。功労者を泣かせてはお家芸の名折れだろう」・・・

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