評議員は「理事10人」から改革案を出させろ
2018年02月03日
(評議員は「理事10人」から改革案を出させろ)
http://www.sankei.com/column/news/180203/clm1802030001-n1.html
・相撲取りは鍛え上げられた巨躯に丁髷(ちょんまげ)。和服に雪駄履きをチャラチャラ言わせ、擦れ違うと鬢付け油の香りが風に乗って小粋なものだ。
・日本には『国技』とされるものは無いのだが、遠く〔垂仁天皇〕の御世に出雲の勇者・〔野見宿禰(のみのすくね)〕が召しだされ、大和の強力無双・〔当麻蹴速(たいまのけはや)〕の腰を踏み破って勝ったのが『日本大相撲』の開祖とされ、その歴史の古さから『日本大相撲』が、「国技」と言われている。但し括弧付き国技である。
・『相撲協会』は『NHK』程あくどくなくても、「公益財団法人」の資格を取り、税金は「タダ同然」で、噂では「500億円は貯め込んでいる」と言われている。そんな「ゴッツァン体質」の『チョンマゲデブ』の世界に、自浄作用などハナから有る筈も無い。
・ただ(1)ヌードと(2)娘の家庭教師との情事で有名になった、私と同い年の〔池坊保子〕氏が出来るかどうか知らないが、一応今回〔年寄り連中〕が選出した「理事10人」は、〔池坊保子〕氏率いる『評議員』が認定しなければ「理事」とは認められない。
・だからこの記事にあるように、「10人の理事候補は、今からでも具体的な改革案を公表してはどうか。角界の利害しか頭にない人か、公益に資する組織のあり方を考えられる人か。理事を選任する3月の評議員会で、精査すべきだろう」・・・は正しい!
・産経ニュース・[主張] から、記事を以下。
・「【相撲理事改選 公益に資する組織なのか】産経ニュース・[主張] 2018.2.3 05:02更新」
・「不祥事が続く日本相撲協会の理事候補選が行われた。 世間の関心を集めた改選にもかかわらず、元横綱日馬富士の暴力事件にからみ理事を解任された貴乃花親方(元横綱)の動向ばかりが話題を集めた。角界をどう変えるかという肝心の議論は脇に置かれた印象だ。落胆するほかない」
・「苦戦とみられる中、出馬に踏み切った貴乃花親方は落選し、10人の理事候補者に新たな顔ぶれが加わった。しかし、派閥に当たる一門内で票を配分しただけの選挙に大きな意味はない」
・「協会は公益財団法人として税制面で優遇されている。それに見合う価値が、この組織にあるのか。この際、内外で広く議論を深める必要があろう」
・「平成23年に露見した八百長問題を猛省し、協会は改革を誓ったはずだが、角界の体質は何も変わっていない。3年半前に春日野部屋で起こった傷害事件が、今年1月になって発覚した。元日馬富士の事件と同じく、暴力や隠蔽(いんぺい)といった昔ながらの体質と手を切れていない証左だ」
・「公益財団法人に移行する過程で、当時の放駒理事長(元大関魁傑)は旧弊を覆す改革を試みた。最たるものが、協会による年寄名跡の一括管理と、襲名にからむ金銭授受の禁止だった」
・「しかし、改革は進まず、名跡の継承をめぐる騒動は絶えない。力士の養成を40余りの部屋に委ねる伝統の手法も、暴力と隠蔽の温床といわれて久しいが、協会の目が届くような体制への転換は一向に見られない」
・「多くの課題に切り込む上で、利害関係のある親方が組織運営に携わること自体がおかしい。理事会の構成は親方が10人、外部理事が3人といびつだ。外部理事も執行部の方針を追認する役回りで、機能しているとは言い難い」
・「10人の理事候補は、今からでも具体的な改革案を公表してはどうか。角界の利害しか頭にない人か、公益に資する組織のあり方を考えられる人か。理事を選任する3月の評議員会で、精査すべきだろう」
・「角界の常識による組織運営は、既に破綻している。不祥事の撲滅は当然で、理事会の構成を含めた身を切る改革への議論を避けてはならない。形ばかりの改選に、社会の目は冷めている」・・・
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