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『NHK・大河ドラマ』の嘘に染まるな

2018年01月17日
(『NHK・大河ドラマ』の嘘に染まるな)


http://www.sankei.com/life/news/180117/lif1801170003-n1.html


・昔から「『史実』と『真実』は違う」と言われている。また作家の「斬る角度」によっても全く違う。今私らの脳内で元気な〔坂本龍馬〕は、作家・司馬遼太郎が作り上げた【竜馬がゆく】の〔龍馬〕である。


・これが作家・早乙女貢が書く【会津士魂】によれば、単に「テロリスト」である。会津武士の系譜の早乙女は、遺骸の埋葬も許さず、野犬が食うままにした『薩長土肥』の西軍(官軍)を、鬼畜のように描いている。


・この記事に出て来る〔勝安房(海舟)〕の【氷川清話】は、文庫本でポケットに入ったこともあり、新卒新入社員の折、難度も貪り読んだ。貸してくださった先輩(故人)にはバイブルのような存在だったようだが、「江戸弁の切れと諧謔」は痛快だったが、私には「所詮、『引かれ者の小唄』のように感じられた」のは事実である。


・『NHK・大河ドラマ』は、私の経験的に「歴史書」の苦手が多い女性にとっては「歴史を知る」恰好のツールであろう。音と画像だけで「歴史が解る」という寸法だ。しっかしま、これが「嘘」が多い。だから『NHK・大河ドラマ』教の女性とは、歴史を話さないことにしている。


・こちとらは、同じ歴史上の人物でも、何人もの作家が描いたものを読み漁り、「接点を探す」ってか「真実の像」に迫ろうとする。最近ではネット上の評価・解釈も参考になる。何が『NHK・大河ドラマ』かよ?と思う。ったく「女子と小人は養い難し」である。本を読め!


・産経ニュース・[「西郷どん」交友録] から、記事を以下。


・「【幕臣の勝海舟、ドラマと違う『江戸城無血開城』の真相 松平定知】産経ニュース・[「西郷どん」交友録] 2018.1.17 06:30更新」


・「今回の連載は『10年』がキーワードになっている。西郷隆盛は幼少期、大久保利通と日暮れまで、同じ町内で泥まみれになって遊んだ」


・「その10年余りのち、下級武士である父の家計を助けるため、農業の下級役人の補助をする仕事に就いた。その時に書いた論文が縁で、雲上人である薩摩藩主、島津斉彬(なりあきら)との接点ができた。(夕刊フジ)」


・「それから、およそ10年後、西郷はその斉彬の要請で篤姫の輿入れに同道し、江戸城内の『家茂(いえもち)情報』を収集するスパイ活動をした。これが、西郷の、全国区デビューだった」


・「そして最終回は、それからさらに約10年後の西郷である。ちなみに、連載第2、3回で、斉彬や篤姫という、西郷とは位階の大きく離れた2人を、『交友録』というタイトルの下で登場願ったのは、西郷が次のステップに進むうえで、2人が大きな影響を与えたからである」


・「さて、日本史を動かした西郷の業績の1つは、倒幕の原動力となった『薩長同盟』だが、この主役はどうしても坂本龍馬になる。ただ、江戸の町を戦火から救った『江戸城無血開城』の主役は、まぎれもなく西郷である。今日はその対手、幕臣の勝海舟について」


・「2人が初めて会ったのは、1864(元治元)年9月11日、場所は神戸操練場に近い大坂だ。この時、勝は初対面の西郷に『明日の日本は藩主議会による共和制がいい』と発言したりした。西郷は、大久保への15日付の手紙に『ひどく惚れ申し候』と書いている」


・「その後、勝の薦めで、龍馬が西郷に初めて会う。龍馬の感想である『西郷は分からん奴だ。少したたけば少し響き、大きくたたけば大きく響く』(氷川清話)は有名な話である」


・「西郷と勝が、それぞれの陣営の全権大使として対座したのは、1868(慶応4)年3月13日、場所は江戸・高輪の薩摩藩下屋敷だった」


・「15日には、江戸総攻撃が行われるといった噂が江戸中を覆っていた。会談は、13、14日と連日行われたが、大事なのは14日、田町の薩摩藩蔵屋敷で行われた交渉だった」


・「この日、開始時間に少し遅れた西郷は部屋に入るとすぐ、『明日の総攻撃はやめる』と語ったという。英国公使の『江戸総攻撃をして、わが居留民に被害が及べば、西軍の敵は幕府ではなく、われわれぞ』という直前の脅しが効いたともいわれている」


・「いずれにせよ、これまで映画やドラマでよく伝えられた、会談の席上、勝が総攻撃中止を熱っぽく語りかけ、西郷がしばし沈思黙考して、眼を開けると帯をポンとたたいて『わかり申した』と一言、ではなかったようだ」・・・


■松平定知(まつだいら・さだとも) 1944年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、69年にNHK入局。看板キャスターとして、朝と夜の「7時のテレビニュース」「その時歴史が動いた」などを担当。理事待遇アナウンサー。2007年に退職。現在、京都造形芸術大学教授、東京芸術学舎教授などを務める。著書に『松平定知朗読「サライ」が選んだ名作集』(小学館)、『謀る力』(小学館新書)など。

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