名脇役・土屋嘉男さんが2月に逝っていた
2017年09月06日
(名脇役・土屋嘉男さんが2月に逝っていた)
http://www.sankei.com/life/news/170906/lif1709060028-n1.html
・あの〔スピルバーグ〕や〔ルーカス〕といった大監督らが、少年期何度も映画館に通ったと言う【七人の侍】である。ぬかるみと土砂降りの野武士との戦闘場面は、何度見ても飽きない。特に馬体の腹の下から撮る活劇シーンにはワクワクさせられる。
・戦闘を生き残ったのは、1.志村喬と2.加東大介、3.木村功の3人だけだったが、加東が志村に言う「ご家老」の呼び掛けに、「どこか落城した城の、主従関係だな?」と分かる。戦闘死した役は、4.三船敏郎、5.宮口精二、6.千秋実、7.稲葉義男だった。勿論みんなもう、鬼籍に入っている。
・そんな中で、百姓役を熱演して(左卜全も良かったが)黒澤明監督に認められ、以来黒澤映画には無くてはならない名バイプレーヤーだった〔土屋嘉男〕氏が2月8日に肺がん死していたことが分かった。私より4歳上の89歳(5月になれば5歳上の90歳だった)長い間ご苦労様でした。有難うございました。
・産経ニュースから、記事を以下。
・「【『七人の侍』の俳優、土屋嘉男さん死去 黒澤作品の名脇役】産経ニュース 2017.9.6 12:43」
・「『七人の侍』など黒澤明監督作品の常連だった俳優、土屋嘉男さんが、2月8日に肺がんで死去していたことが分かった。89歳。お別れ会などの日取りは未定。喪主は妻、みどりさん」
・「俳優座養成所を経て東宝に入社。昭和29年、黒澤監督の『七人の侍』で野武士に最愛の妻を奪われる農民、利吉役を熱演して注目を浴びた。以降、『隠し砦の三悪人』『用心棒』『天国と地獄』『赤ひげ』などの黒澤作品で名脇役として印象深い演技を見せた」
・「このほか、『乱れ雲』や『黒い画集・ある遭難』など幅広い作品に出演。『ガス人間第一号』『マタンゴ』などの特撮作品でも活躍した」・・・
《七人の侍での百姓役の土屋嘉男さん》
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