「成功する要素が見当たらない」:東京五輪
2017年07月26日
(「成功する要素が見当たらない」:東京五輪)
http://www.sankei.com/tokyo2020/news/170726/tko1707260004-n1.html
・確かに1964年(昭和39年)10月10日(後の体育の日)から10月24日にかけて行われた東京五輪は、1.日本の国威高揚、2.東京のインフラ整備、3.東海道新幹線の開通など、「国と国民のインフラ整備」に大きく貢献したと思っている。
・だが『2020東京五輪&パラ五輪』に対する「この盛り上がりに欠ける世論・民意」は何だ? 1.エンブレムの盗作疑惑で出鼻を挫かれた挙句が、あの「寿司屋の大将の鉢巻か襟元」のような、誰からも「要らない!」と思われる新エンブレムの採用。
・2.巨大なカブトガニのようなメーンスタジアムを、神宮外苑に造ろうとした〔森喜朗〕をテッペンとした組織。それもひっくり返り、今度は「聖火台の無い木造建築」だと?浅草に、乞食小屋みたいなのを建てたオッサンのデザイン採用だ。テロ対策もいいが、大火災が一番のテロだ。国民も盛り上がらないワケだ。
・その上、『米スポーツ経済学者』からのお説教と来たもんだ。国民はみんな知っている。〔森喜朗〕が不動のテッペンに居ることが、「オリンピックとは、(どの国でも)『政治家』『土建屋』『マスメディア』に対する特需経済効果を齎(もたら)すイベントでしかない」ことを。
・産経ニュース・[東京五輪]から、記事を以下。
・「【2020五輪『成功する要素が見当たらない』米スポーツ経済学者が費用超過指摘】産経ニュース・[東京五輪] 2017.7.26 18:46」
・「『五輪と経済の関係』に詳しい米スミス大のスポーツ経済学者、〔アンドルー・ジンバリスト〕氏が26日、日本外国特派員協会で記者会見し、2020年東京五輪について『成功する要素が見当たらない』と指摘した」
・「24年夏季五輪のボストン招致に反対する市民団体のアドバイザーを務めるなど大規模スポーツイベントが開催都市にもたらす経済効果を疑問視する論者として知られる」
・「同氏は英オックスフォード大の研究を引用し、1960年以降の全ての五輪が予算をオーバーしており、特に76年以降の夏季五輪では平均252%の大幅な費用超過だったことを提示した」
・「『五輪は経済効果がとても小さい。東京五輪も予算が現時点で当初の2倍以上。インフラなどでまだ節約できる』と述べた」
・「開催都市にとっての数少ない成功例として、92年の夏季五輪を機に観光地として知名度を高めたバルセロナを挙げた。東京も五輪を機にした観光産業の活性化に期待の声が高いが、『東京は既に世界的にも知られている場所』と『五輪効果』に疑問を投げ掛けた」・・・
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石原慎太郎が震源の東京五輪は日本国民の大半はどうでも良いとの思いです。
政治的に筋が悪過ぎます。
投稿: 藤城孝久 | 2017年7月26日 (水) 22時09分
藤城孝久さま、
コメント、有難うございました。お久し振りです、お元気でしたか?
確かに筋が悪過ぎることには同じ思いです。ただ今後が怖いですよ。大赤字のツケは東京都民だけではなく、国民全部に押し付けて来るのが政治の常道です。私のような年金だけで暮らしている老人にも情け容赦はありません。
石原裕次郎は青春の夢を与え続けてくれましたが、石原慎太郎と馬鹿息子共は、都ばかりでなく国も食い物にしたワルの系譜です。
投稿: 織伊友作 | 2017年7月26日 (水) 22時42分