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「ウコン」(ターメリック)には薬効はない!

2017年01月30日
(「ウコン」(ターメリック)には薬効はない!)


http://news.livedoor.com/topics/detail/12608128/


・いやぁ、『ハウス ウコンの力』だの『ハウス ウコンの力・レバープラス』だのは、猛反発するだろうなぁ。しっかしま、私はそのプラセボ(偽薬)効果を否定するものではない。ヒトは精神動物である。「にんにくを齧り捲って、がんが治った」とか、「ミルクをがぶ呑みして、がんが治った」とか、要は確率の問題だが、あながち嘘でもないと思っている。


・少し長くなるが、拙著:【生還へのフォアボール】321Pから323Pまで(『抗がんサプリメントについて』)を、破線内に記述させて貰おう。私の考えを以下。


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【14・8 抗がんサプリメントについて】


・世はサプリメントブームである。テレビでも1チャンネルはサプリメント業者が独占し、終日コレデモカと続けている。「あくまで個人の感想です」と、但し書きが申し訳程度に小さく出ているが、モデルは皆そのサプリで効果を感じた一般人ばかりだから、映像にパワーがある。


・元々日本は、江戸時代から越中富山の「配置薬(置き薬)システム」が確立されていたほどの国だから、国民の健康志向は世界に冠たるものがある。そしてその元気で長生き願望も、切ないほどのものがある。サプリメントブームには、そんな日本古来からの広範な土台が有るように思える。私も本書第七章6に少し触れている。


・《サプリメントで悩ましいことは、どれも嘘ではないだろうということだ。人間百人百様で、例えばニンニクやほうれん草を食べ続けていたらがんが消えた人も本当に居るだろうし、フコイダンやメシマコブでがんが縮小した人も確かに居るだろう。問題は確率である・・・》(しかし、悪徳業者による「真っ赤な嘘」のサプリ? も有るから、用心に越したことはないが)


・がんの三大療法のドクター達は、概ねサプリメントには冷淡である。病院内ではコメントは避けるようにしているようだが、ネット上では「科学的根拠なし!」と、ボロカスに書いているドクターも多く見られる。しかしこう書くドクター達にも、がんをさまよう患者心理を全然思い遣っていないうらみが残る。


・私が同じく第七章6に書いているように、《 若し十万人、いや、一万人に一人の確率だと知っていたら、誰も月@四万円のサプリなんか買わないと思われるだろう? しかしそれは、健常者の健常発想である。ひとたびがんを告知されたら、殆どの人は、がん患者のがん的発想に囚(とら)われてしまうのではないか?


・あの宝くじを買う時の思い=「今度こそあたるような気がする!」・・あれと同じであろう・・》これが、これこそが、切ないがん患者の心情なのである。


・愛知県に霊水で有名な観音様がある。私の想像だが、「太古、落ちて来た隕石で濾過されているのだろうか?」その井戸水は腐らない。信者はそれをびんに詰め、少しずつタオルに浸み込ませては膝や腰の痛いところにトントンと押し付けている。


・【愛知県がんセンター】にまで持ち込んでいるお年寄りも居た。しかしこれを、「科学的根拠なし!」と一蹴できるだろうか?「病は気から」の格言が、人間は精神動物であることを端的に言い表しているように、何事も「いわしの頭も信心から」なのである。


・私は、科学的な免疫療法や食事療法という『代謝療法』の世界に、サプリメントは深入りし過ぎたように思う。化学薬品の新薬が生まれるまで、開発だけでなく実験の繰り返しにより膨大な時間と金がかけられるわけだが、その実験成果や投資に、比肩すべくもないサプリメントが肩を並べて来たら、科学者の系譜であるドクター達が、拒否反応を示すのは当然だろう。


・しかし愛知県観音様の霊水のように、サプリメントが、「心を活性化する信心サイドから」立ち上がって来たものなら、誰もそれに異は唱えられない。


・2001年の2次バトル開始時に、必死にサプリメントの本を買い集め読み漁り、ネットワークビジネス業者にも縋って、トライ3ヵ月分に63万円などと法外な金を支払った私からすれば、大多数の良識的サプリメント業者は、がん患者の精神的支えに役立っており、「がんが消えた!」とか「難病が治った!」とかの針小棒大な宣伝と、常識とは懸け離れた金を毟り取る悪徳サプリメント業者にこそ、責めは帰されるべきだと思っている。


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・ライブドアトピックスから、GIGAZINE(ギガジン)の記事を以下。


・「【健康食品『ウコン』(ターメリック)には薬効はないことが判明】GIGAZINE(ギガジン) 2017年1月30日 17時0分」


・「黄色い見た目が特徴的な『ターメリック』、またの名を『ウコン』は、日本では二日酔いに効くとされ、本場インドでは傷薬や虫刺され、ひいては『ガンに効く』とまで言われています。カレーの原料としても知られるウコンは民間療法にも用いられる万能プレイヤーとして認識されているのですが、実は医学的な効能は認められていません」


・「ウコンにはさまざまな種類が存在しており、日本でもカレーの原料として広く知られるウコンは『秋ウコン』と呼ばれており、苦みが少ない特徴があります。一方、健康食品として用いられるのは、苦みがあって黄色が強い『春ウコン』で、中に含まれているクルクミンに効果があると考えられてきました」


・「しかし、ミネソタ大学の研究チームによる論文では、クルクミンに含まれる物質について『不安定かつ科学的に反応性が高く、体内に吸収できない化合物であるため、(薬剤の開発に役立つ)可能性は極めて少ない』とする結論を導き出しています」


・「薬剤の検証が行われる際には、多くの場合で特定のタンパク質に作用する能力についての検証が行われます。そして、クルクミンの化学組成には、実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、あたかも効果があったかのような結果『False Hits (偽の結果)』をもたらす効果があることが明らかになっています」


・「このような特性は人々にクルクミンの効果を期待させ、さらに間違った期待をもとに研究が進められるために、不要な予算が消費されることにつながります。この結果についてミネソタ大学のマイケル・ウォルターズ博士は『クルクミンの一件は私たちに対する教訓です』とコメントしています」


・「このような特性を持つ物質はPANIS(pan-assay interference compounds:広範な試験法に干渉する化合物)とも呼ばれ、科学的な誤解を生む物質として注意すべきものとされているとのこと」


・「医学誌『Journal of Medicinal Chemistry』の共同編集長を務めるガンダ・ゲオルグ氏は、『多くの労力と資金がクルクミンの研究に浪費されてしまいました』と、クルクミンを取り巻く誤解と混乱を語っています。しかしその結果はまだまだ十分に周知されておらず、いまでもクルクミンの効能についての論文が次々と寄せられているといいます」


・「最新の研究からは、クルクミンの効能は『プラシーボ効果』に等しいともいえる結果が出ているとのことですが、一方で『クルクミンの研究はまだ十分ではない』として、さらに掘り下げた調査を行うことで、PANISであることを踏まえた理解を目指す研究も行われているとのこと」


・「しかし前出のウォルター博士は『クルクミンの研究に投じられるリソースを、他に研究されるべき何千という化学物質の研究に投じるべきである』としています」・・・

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