チャイナを機雷で崩壊させる:書評
2017年01月23日
(チャイナを機雷で崩壊させる:書評)
http://www.sankei.com/life/news/170122/lif1701220020-n1.html
・日本の機雷敷設(ふせつ)の巧みさと、逆に機雷掃海(そうかい)の技能は、世界でも群を抜いていると言われている。特に機雷掃海は、戦後日本の生命線で在ったのだ。日本の津々浦々の海路は、米軍の機雷敷設で埋め尽くされており、先ずはこれの掃海によって、戦後日本の生命線が維持出来たと言っても過言では無いだろう。
・歴史の闇に隠れているが、日本敗戦海軍の掃海艇は、米軍の要請(命令)で、朝鮮戦争時にも『北』の平壌沿岸にまで出動している。だから「世界に冠たる日本の機雷敷設技術」を、チャイナの海洋進出に頭を抱える1.マレーシア、2.ベトナム、3.フィリピンなどと協力して大々的に展開すれば、チャイナは「日本の武器」で崩壊させ得るという勇ましい話に繋がって来る。
・しっかしま、人間は「座して死を待たない」ものだ。チャイナに有って、日本・マレーシア・ベトナム・フィリピンに無いもの=核ミサイルである。チャイナはお構いなしに核ミサイルを乱射して来るだろう。それを防ぐには、1.超速射・レールガンの完備、2.核ミサイルの保有という両建てが必要となろう。今から10年はかかるのではないか?
・こんな「進軍喇叭」のような本が、例え何万冊でも売れるならば、我ら「売文業者」は馬鹿馬鹿しくてやってられない気分だが。
・産経ニュース・[書評]から、「勇ましい記事」を以下。
・「【『日本の武器で滅びる中華人民共和国』兵頭二十八著 中国共産党を崩壊に追い込むことは可能だ】産経ニュース・[書評] 2017.1.22 09:55」
・「平成の軍学者として名をはせる著者によれば、日本は米国の『核の傘』に守られていると信じられているが、じつはニクソンと毛沢東の密談により丸裸の状態におかれているという。かつ中国の核ミサイルは自衛隊のミサイル防衛システムでは撃墜できないとも」
・「著者は、日本の機雷を活用すれば、中国を経済的破滅、すなわち共産党を崩壊に追い込むことは可能だと断言する。地政学的に中国と対峙(たいじ)せざるをえないマレーシア、ベトナム、フィリピンと協力して、中国の大陸棚に広がる水深30メートル未満の海に機雷を仕掛ければよいというのだが…。(講談社+α新書・840円+税)」・・・
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君の本が兵頭氏のよりも売れないのは、そんな価値が君の本自体にないからじゃないかね。
投稿: じろう | 2017年2月12日 (日) 13時40分
じろう様、
コメント、有難うございます。仰る通りでしょうね。
それでも10人以上のがん患者さんから感謝の手紙やメールを戴いているので、本は売れなくても少しは人様のお役に立てたかな?と思っています。
投稿: 織伊友作 | 2017年2月12日 (日) 14時11分