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医者と明後日の話をする患者

2016年09月29日
(医者と明後日の話をする患者)


http://news.livedoor.com/topics/detail/12078829/


・近所付き合いの会話は、1.差し障りの無い、どうでもいい会話、2.明後日の会話が主流である。しかし一生、そういう「いい加減なコミュニケーション」で世渡り出来ればいいが、人の寿命が延び、「がん未発見」で60代前半で死ねた日本人も、70代・80代まで生き延びるのがアタリマエダになると、深刻な病についての医師との直接会話になる。


・同居の娘さんが居る家庭はどんどん減って、独り暮らしの老人が病院に現れる。実は私の住処の公団の、同じ棟に6歳上、80歳になったばかりの婆ちゃんが居る。昔々の『北の新地』のママさんなので、「嘘の海を泳いで来た」ような人だ。話の順列も付けられない。


・当然「自分が今、どういう病気で」「どういう治療を受けているのかも」が解ってない。ただ「5月で済むと思っていたのに8月も、今度は11月もと、気が狂いそうだ。医者は私を金蔓と思ってるんとちがうか?」


・部屋戸口まで出向いて、大きな紙に図解してやっても解らない。仕方ないので、5行は多過ぎるので「医者に質問したい3項目」を、大きめの銀行の封筒の裏に、中字マジックで書いてあげて持たせる。


・昨夕の報告電話は、1.銀行のカード再発行が早く済んだので、個人タクシーの運ちゃんと「私はアイスコーヒーとサンドウィッチ」「遠慮する運ちゃんにはカレーライス」で、クリニックの午後の部まで時間潰しした。2.肝臓によく効く新薬が出たと、先生は上機嫌だった・・・


・「大きな病院から貰っている薬を63日分服用して、1.薬で「紡垂型動脈瘤の裂け目」が小さくなっているか、2.なっていなかったら、大きな病院でステント治療でも出来るか?、3.開腹し人工血管を繋ぐ大手術に、80歳で耐えられるか?・・・を書いて甲状腺系の昔からのクリニックに行ったのだが、私が怒って「動脈瘤の話しは?」と電話口で大きな声を出すまで、本人は「銀行のカードとカレーライス」の話でルンルンだったものだ。


・結果は、「薬が効いて、動脈瘤の裂け目が小さくなっている」というクリニックでのエコー診断だったのだが、即死状態の爆弾を抱えていても、もう「飛んでいる人」には切迫感が無い。大きな病院の医師も、「患者本人に言っても理解不能だろうなぁ」と、忙しいのに所見を書き、「患者が長い付き合いのクリニックの医師」まで送らなければならない。面倒だし大変だ。


・ネット情報を隈なく調べて「俄か医師」にでもなった積りか、医師の所見にイチイチ反論する「ネット情報信奉患者」にも困ったものだが、これからは、(私も含めて)独居老人の患者が激増するので、医師も大変だ。基本は「書くこと・書かせること」である。この習慣を身に付けないまま、老人になってしまった死病患者への対応は、医師の身になって同情する。


・ライブドアトピックスから、NEWSポストセブン の記事を以下。


・「【医師にとって一番困るのは『症状をはっきり話せない患者』】NEWSポストセブン 2016年9月29日 7時0分」

・「3時間待ちの3分診療──これが、日本の病院の常識なのだという。『わずか3分の診療時間で、いかに医師に病状を伝えるかは、患者の会話術次第』と話すのは、松戸神経内科と東京高輪病院に勤務する現役医師・高橋宏和さん。つまり、3分間で病状をしっかり伝えられないと、“損する患者”になりかねないというわけだ」


・「『いちばん困る上に、多いのが、症状の経過をはっきり話せない患者さん。調子が悪いから病院に来たのに、いつから悪くなったか覚えていない、わかっていない人がいます。同じ腹痛でも、それが昨日からなのか、先週からなのか、1か月前からなのかで診断が変わってくる。症状もさることながら、“経過”が重要なんです』(高橋さん)」


・「そのほか、『白くて丸い薬をのんでいる』と言うだけで薬の名前がわからない、ということもよくあるそう。患者からもらう情報が医師の判断の大きな根拠になる。その根本があやふやでは、きちんとした診断はできない。また、なんでも医師に決めてもらおうとする患者も多いという」


・「『どう治療をするかは、それぞれの人生観や事情で変わってきます。例えば、抗がん剤を使えば寿命が3か月延びる場合、それで孫の顔が見られるなら、多少の副作用があっても使おうと思うかもしれません。しかし、副作用に苦しんでまで生きたくないなら使わない、ということになる』」


・「『このどちらを選ぶかまで、医師に決めさせようとする。医師は医学的な意見は言えますが、最終的にどうするか決めるのは患者さんであるべき。それが決まらないと治療も進められません』(高橋さん)」


・「アメリカの病院で臨床に携わる医師・上野直人さんは、いい医療を受けるためには患者自身が自分の病気のことをよく知るべき、と釘をさす。『最初の診察で医師が病気について説明し、次に来た時にその内容を聞いてみると、全くわかっていない患者さんが多い。本人が病気を理解していないと、治療はうまくいきません』」


・「特に、致命的な病の場合、病気を理解することが、とても重要になる。『今は研究が進み、治療法の選択肢が増えています。しかし、すべての治療法が絶対的というわけではなく、またすべての医師が名医でもありません』」


・「『だから、全部お任せにするのはとても危険。アメリカの一部の患者さんは病気のことをよく勉強していますが、日本では患者さんが医師任せの傾向にあり、自分で勉強しようという意識が低いと感じます』(上野さん)」


・「自分の病状を明確に話すこと、そして病気について勉強することが、『得する患者』への第一歩なのだ。
※女性セブン2016年10月13日号」・・・

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