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いよいよ免疫療法の本格化か?:T細胞

2016年9月28日
(いよいよ免疫療法の本格化か?:T細胞)


http://www.sankei.com/life/news/160928/lif1609280006-n1.html


・2000年に私が58歳で〔1がん1バトル目〕のがんを発症した頃、1.手術による患部の除去、2.抗がん剤投与、3.放射線治療が『がんの三大療法』であったが、チラホラと4.免疫療法が謳われ始め、がん患者の希望の灯になっていた。


・しっかしま、2014年にがんで死亡した人は368,103例。これを遡ること14年前ではもっと多かったろうし、2015,16年では減少傾向かも知れない。乱暴に『がん死・年368千人」とすれば、2000年から「免疫療法の開花」を心待ちにしながら、これまでに「368千人×16年=588・8万人」のがん患者が空しく死んで行ったことになる。


・免疫療法=サプリメントの世界が長く続いた。私の初版本:【生還へのフォアボール】の322Pから、破線内に少々感じたことを。以下。


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・愛知県に霊水で有名な観音様がある。私の想像だが、「太古、落ちて来た隕石で濾過されているのだろうか?」その井戸水は腐らない。信者はそれをびんに詰め、少しずつタオルに浸み込ませては膝や腰の痛いところにトントンと押し付けている。


。【Aがんセンター】にまで持ち込んでいるお年寄りも居た。しかしこれを、「科学的根拠なし!」と一蹴できるだろうか?「病は気から」の格言が、人間は精神動物であることを端的に言い表しているように、何事も「いわしの頭も信心から」なのである。


・私は、科学的な免疫療法や食事療法という『代謝療法』の世界に、サプリメントは深入りし過ぎたように思う。化学薬品の新薬が生まれるまで、開発だけでなく実験の繰り返しにより膨大な時間と金がかけられるわけだが、その実験成果や投資に、比肩すべくもないサプリメントが肩を並べて来たら、科学者の系譜であるドクター達が、拒否反応を示すのは当然だろう」


・しかし愛知県の観音様の霊水のように、サプリメントが、「心を活性化する信心サイドから」立ち上がって来たものなら、誰もそれに異は唱えられない」


・2001年の2次バトル開始時に、必死にサプリメントの本を買い集め読み漁り、ネットワークビジネス業者にも縋って、トライ3ヵ月分に63万円などと法外な金を支払った私からすれば、大多数の良識的サプリメント業者は、がん患者の精神的支えに役立っており、「がんが消えた!」とか「難病が治った!」とかの針小棒大な宣伝と、常識とは懸け離れた金を毟り取る悪徳サプリメント業者にこそ、責めは帰されるべきだと思っている。


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・さて、記事は「サプリメント」だはなく、本格的な「免疫療法の開花」を伝えている。先ずは『小細胞性肺がんや卵巣がんをターゲットとしてという。毎度おなじみだが、アメリカ発・日本人科学者の発表である。人間の持つ免疫細胞は多種有るが、1.樹状細胞、2.NK細胞、3.T細胞が中でも有名である。このT細胞を、短期間に1億~10億個に増殖させ、体内のがん細胞を空爆し、息の根を止めるという画期的というか、「本当の免疫療法」の登場なのである。


・しかも5年、10年先の理論では無く、来年にもヒトでテストが始められる、「待ちに待った免疫療法の実践」なのである。ま、最も「保険適用にまでは時間がかかるだろうから」、がん患者の皆さん、しぶとく粘りましょうね。私のCTが誤診し、肝臓に複数個(2,3個転移してたらOUTの時代、7個だったか9個だったか12個だったか、散弾銃を撃ち込まれたような転移が有ったのだ!その折に水野婦長が言ってきらた言葉が忘れられない。


・「医学の発達は、看護の仕事に携わる私たちから見ても、目を見張るものがあります。頑張って半年生き延びてば、ガラッと場面が変わって進化したお薬や技術が出て来ます。とにかく先生を信じて頑張ることです。粘ることです」・・・水野婦長の話しは明るく熱っぽく分かりやすく、延々と続いたのだった。


・産経ニュース・[からだのレシピ]から、記事を以下。


・「【がんの〝新〟免疫療法は『爆発的な破壊力』 中村祐輔・米シカゴ大教授、癌学会で発表へ 来年にも臨床試験開始】産経ニュース・[からだのレシピ] 2016.9.28 08:00更新」


・「がんの第4の療法として注目を浴びている免疫療法で、遺伝医学の世界的権威、米シカゴ大学医学部内科・外科の中村祐輔教授は爆発的な破壊力をもった新しい免疫療法のシステムを作り上げ、来年中にも人への臨床試験を開始する計画であることが分かった」


・「がん細胞に対して特異的に働く免疫力を活用するため副作用が少なく、新しい治療法の道が開ける可能性がある。中村教授は一時帰国して、10月6日から始まる第75回日本癌学会学術総会で詳細を発表する予定だ。(シカゴ 大家俊夫)」

                   


・「がんの標準的な治療は外科手術、化学療法(抗がん剤などの薬物治療)、放射線治療が3大療法とされてきたが、近年、免疫療法が大きな位置を占めるようになってきた。中には未承認で高額の自由診療の免疫療法も一部にあるが、免疫チェックポイント阻害剤(抗CTLA-4抗体、抗PD-1抗体)を用いた療法によって患者自身がもつ免疫力の重要性が証明され、これらの抗体薬は日本でも皮膚がん、肺がんで保険適用されるなど、免疫療法の可能性が広がりつつある」


・「中村教授の研究は『T細胞受容体遺伝子導入療法』と呼ばれ、科学的根拠に裏付けられた免疫療法を目指している。シカゴ大で産経新聞の取材に応じた中村教授はこのメカニズムについて『がん患者からがんを殺すT細胞(リンパ球)を見つけだし、このT細胞のもつ受容体遺伝子を明らかにする。そして、この遺伝子を患者自身のリンパ球に遺伝子操作によって導入する。T細胞を1億~10億個レベルまで増やし、この免疫力によって一気にがんを殺す』と解説した」


・「☆鍵と鍵穴の関係・・・この治療方法で特徴的なのは、がん特異的抗原(がんの目印)とT細胞受容体が、鍵と鍵穴の関係となることに着眼したことだ」


・「今年6月には、シカゴ大の他の研究室との共同研究で、マウスの実験においてがんが消えることが報告され、さらに培養された人のがん細胞の実験においても遺伝子操作したリンパ球ががん細胞を殺すことが確認された」


・「このことは、鍵と鍵穴を合わせてがんを殺すことが可能になったことを示す。中村教授は『がん特異的抗原を認識するT細胞受容体を見つけ出すことはこれまで技術的に難しかったが、新しい手法によって容易になった』と指摘する」


「☆億単位のT細胞・・・人への臨床試験は来年中にも米国などで実施する計画。中村教授は『従来のワクチン療法などの免疫療法はがん細胞を攻撃するリンパ球を増やすために月単位の時間を要したが、この新しい治療方法は億単位のT細胞でがん細胞を一気に攻撃することができる」


・「『小細胞性肺がんや卵巣がんをターゲットとして考えている』として近い将来、創薬につながることへ期待をにじませた」・・・

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