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スポーツの「礼」

2016年08月28日
(スポーツの「礼」)


http://www.sankei.com/premium/news/160828/prm1608280002-n1.html


・ココログの、未だにWIN10未対応で、女子バドミントンの奥原希望選手の「90度腰を曲げる美しいお辞儀」の写真が掲示出来ないのが残念だが、そもそも1.腰は90度曲がっていないし、2.頭が垂れている。記者のオーバー表現だろう。


・私は元剣道部主将なので「礼」には煩いが、1.腰20度ほどの会釈と、2.腰45度の敬礼と、3.腰90度の最敬礼が有ると考えれば良い。いずれも「頭を垂れ」てはならない。特に3.の最敬礼は皇族や、とんでもない高い位の方々にされるものであったり、特に「最敬礼で頭まで垂れる」のは、「謝罪」や「深い反省の表現」である。


・スポーツの「礼」は、2.の敬礼であり、1.45度に曲げた腰、2.真っ直ぐな背筋の延長に有る頭が颯爽としていて美しい。何も「最敬礼」したり、まして「頭を垂れる」必要は無く、これは「礼」を知らない記者の間違いであろう。


・但し、外国人選手の「礼」はなってない!サッカーの長友選手の「礼」は、「会釈と敬礼の中間程度」の愛嬌タップリのものだが、スポーツの「礼」は、「1.45度に曲げた腰、2.真っ直ぐな背筋の延長に有る頭」と徹底した方がいいのではないか?


・産経ニュース・[リオ五輪異聞]から、記事を以下。


・「【女子バド『銅』の奥原希望は『作法』と『品格』を世界に示した 90度腰を曲げる美しいお辞儀】産経ニュース・[リオ五輪異聞] 2016.8.28 07:00更新」


・「『礼に始まり礼に終わる』古きよき作法は武道の世界だけではない-。8月21日(日本時間22日)に閉幕したリオデジャネイロ五輪で日本人アスリートたちの謙虚で礼儀正しい態度が現地で話題になったという。その典型的な競技は柔道だが、それ以外でも武士道ニッポンを象徴するシーンが感動を誘った」


・「一方でレース後に『日の丸を背負う』意識に乏しい発言をしたり、派手なガッツポーズで勝利を誇示したりする態度は一考の余地があるだろう。4年後の東京五輪で全競技において武士道スピリットをいかんなく発揮することは果たして可能なのか」


・「★感謝を伝える正統派の礼・・・前回ロンドン大会の屈辱を晴らした日本柔道は、12個というメダル(金3、銀1、銅8)の量産に加え、相手を敬う『品格』においても世界に範を示した。試合後の礼の美しさで日本選手に勝る外国人はまずいない」


・「改めて言うまでもないが、柔道や剣道などの武道では『一本』を以て試合が終了するのではなく、互いに礼を交わして完結する。この一連の動作をおろそかにすることは相手への敬意を欠く恥ずべき行為とされる」


・「リオ五輪で試合後の“お辞儀”が海外でも話題になったアスリートといえば、日本のバドミントン史上、シングルス初メダルを獲得した奥原希望だ。準々決勝の相手は、リオの選手村で同室だったという後輩の山口茜。個人種目では珍しい日本人対決で、気心知れた相手とのやりづらさは傍目にも分かったが、冷静沈着な戦術で山口を追い詰めて逆転勝ちを飾った」


・「試合の興奮が冷めやらぬ中、奥原はシングルス4強の喜びをぐっと抑えて、コート上で直立不動の状態から90度腰を折り深々と礼をした。対戦相手の山口のみならず、審判や応援団、会場にいたすべての者に感謝と愛情を注ぐかのような美しい礼だった」


・「日頃から『ルーティン』を大切にする奥原だが、このお辞儀もルーティン動作の一つであり、五輪の舞台だから特別に扱ったわけではない。準決勝で敗れた後、メダルをかけた3位決定戦では相手の中国選手がケガで棄権したため『不戦勝』で銅メダルを獲得、運も味方につけた。悲願のメダルは天からの授かりものといえた」


・「★『勝利至上主義』に流されない・・・『勝者を称え、敗者を敬う』精神は、五輪のような大舞台になればなるほど忘れられがちで、今大会でも稽古を通して立ち居振る舞いを仕込まれている柔道などの競技を除くと、派手なガッツポーズや床に寝そべって喜びを表現する日本人アスリートは少なくなかった。彼らと比べても、奥原の試合後の作法は謙虚さをたたえ、21歳という年齢に見合わないほど完璧に映った」


・「十代の選手が台頭する競技団体では『勝利至上主義』に陥りがちで、心のあり方まで指導が及ばないという問題点もあるようだ。指導者も目に見えない心の部分を選手とともに考える存在でなければいけない。そもそも『美しい礼』は一朝一夕にできるものではない。日頃の練習を通して身体に刷り込んでいくしかない」


・「今大会の『フェアプレー賞』は、陸上女子5000メートル予選で、レース中に転倒した後も助けあってゴールしたニュージーランドと米国の2選手に与えられたが、日本選手のフェアプレー精神はどの競技においても崇高だった」


・「東京五輪までの4年という歳月をかけてスポーツマンシップのレベルをどこまで上げられるか、自分を律する強い心、敗者の心の傷に気づくか気づかないか-世界で称賛されるアスリートになるには、技術の向上だけでは十分とはいえない」・・・

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