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川井梨紗子選手、初出場で金!:女子レス63キロ級

2016年08月19日
(川井梨紗子選手、初出場で金!:女子レス63キロ級)


http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160819/dde/035/050/026000c


・前日は、〔登坂〕〔伊調〕〔土性〕揃って「大逆転の金メダル」だったが、この五輪初出場の〔川井梨紗子〕選手は勇猛果敢・先手必勝の清々しい金メダルだった。吉田敗戦でお通夜モードの日本女子レスリング界で、只一人気を吐いた立派な金メダルだった。


・これで〔登坂〕〔土性〕と並んで。力強い2020東京五輪への星が〔川井〕を加えて出揃いつつある。〔伊調〕〔吉田〕の去就は解らないが、唯一「75キロに増量して」挑んだ〔渡利〕の1回戦敗退は気の毒だった。やっぱり重量級の壁は厚い。昨日の1.63キロ級、2.55キロ級、3.75キロ級の詳細記事を。


・GOOGLEニュースから、毎日新聞の記事を以下。.


・「【レスリング 川井、必然の頂点 日本女子、6階級中4階級制す】毎日新聞 2016年8月19日 東京夕刊」


・「女子の3階級が行われ、63キロ級は初出場の川井梨紗子(至学館大)が決勝でママシュク(ベラルーシ)に判定勝ちし、金メダルを獲得した」


・「53キロ級は、4連覇を狙った吉田沙保里が、昨年の世界選手権55キロ級を制したマルーリス(米国)に判定で敗れ、銀メダルだった。国内の試合も合わせ、吉田が個人戦で黒星を喫するのは、2001年12月の全日本選手権56キロ級の準決勝で山本聖子に敗れて以来15年ぶり」


・「75キロ級の渡利璃穏(りお)=アイシンAW=は、初戦の2回戦でブラジル選手に敗れた。女子は全6階級中4階級を制した」


・「◆女子63キロ級 ・・・全試合、常に主導権 力出し切り100点・・・63キロ級で初出場初優勝を遂げた21歳の川井。いずれも土壇場での大逆転だった前日の『3階級金メダル』から一転、危なげなく頂点にたどり着いた。『足の裏がつりそうなので100点』。持てる力を全て出した充実感を笑顔に漂わせた」


・「ママシュクとの決勝。物おじすることなく、開始30秒で積極的にタックルに飛び込んだ。右足を握って相手を操り、背に回って2点を先制した。第2ピリオドでも勝負どころを逃さず、足元に飛び込むタックルで得点を重ねた。初戦の2回戦から全4試合とも先に攻めて、失点はわずか2。常に主導権を握っていた。コーチ陣からの指示の『冷静かつ大胆に』を実行した」


・「栄和人監督は、53キロ級の吉田沙保里の攻撃力と、58キロ級の伊調馨の防御力、48キロ級の登坂絵莉の勝負勘の三つを兼ね備えているのが、川井であると表現してきた。その素質を見抜いたから、伊調と階級が重なっていた58キロ級から1階級上げさせた」


・「対戦した4人とも160センチの川井よりも長身で、体つきも体重が62キロしかない川井よりも屈強だった。それでも『普段から重い選手と練習しているから』と気にも留めず、スピード勝負でかき回した。そんな戦いぶりに日本協会の栄強化本部長は『代表で誰よりも(優勝が)間違いないと思えるぐらい調子がよかった。一番完璧な勝ち方』と高く評価した」


・「昨年の世界選手権では銀メダルだった。その雪辱に燃えていたことに加え、前日に日本勢3人が獲得した金メダルに『私も欲しいなと思った』という。自身の出番前には吉田が決勝で敗れて涙にくれた。『びっくりしたのが一番』と言うが『何があるかわからないとわかった。絶対に金メダルを取るという気持ちをぶらさないようにした』。神経の太さも頼もしい」


・「22歳の登坂、同級生の土性に続き、次代を担う金メダリストとなった。4年後の東京五輪のマットに『絶対立ちます』と宣言。日本女子レスリング界にまた一つ新星が誕生した。【藤野智成】」・・・


・「◆女子53キロ級・・・吉田、五輪初黒星 個人戦連勝『206』でストップ・・・吉田が涙とともに降りたマットを、マルーリスは星条旗を手になびかせながら、あふれる笑顔で駆け回っていた。五輪、世界選手権通じて17回目の出場で、初めて吉田に黒星が突きつけられた。『最後の最後で負けてしまって悔しい』。五輪史上最多タイの女子個人種目4連覇まで、あと1勝のところで、世界が吉田を追い抜いた」


・「初戦の2回戦から準決勝までの3試合。自ら仕掛ける、いつもの動きではなかったが、そこは地力の差。いずれも無失点で勝ち上がった」


・「だがマルーリスとの決勝。『取り返しのつかないことになってしまった。最後で落とし穴にはまるとは思っていなかった』と吉田。4年前の世界選手権ではフォール勝ちしていたが、『打倒・吉田∴に全力を投じてきた24歳は見違えるほど成長していた」


・「昨年の世界選手権を五輪では実施されない1階級上の55キロ級で制していたマルーリスはパワーが自慢。吉田は前に出てくる圧力に加え、腕も取られて、動きが鈍った」


・「それでも1点をリードしたが、第2ピリオド、投げの打ち合いに敗れて背中に回られて逆転を許すと、残り1分でも場外際に倒された。3点差を追い、3歳から磨いてきたタックルで飛び込んだが、マルーリスは崩れなかった」


・「吉田の個人戦の連勝が206で止まる歴史的瞬間に立ち会った観衆からは、どよめきさえ起こったが、吉田の背には着実に海外勢が迫っていた。昨年の世界選手権決勝は最大のライバルのマットソン(スウェーデン)に大苦戦し、土壇場での逆転勝ちに涙も流した。そのマットソンに準決勝でフォール勝ちして吉田の前に立ったのがマルーリスだった」


・「吉田が長く中心にいた勢力図が塗り替えられようとしている。吉田は進退については『まだわからない』としつつ『頑張ってきたのに、最後の最後で力を出せないまま終わってしまうのはいただけない』と再びマットに立つ気構えも見せた。【藤野智成】」


・「★米メディア『大番狂わせ』・・・吉田の4連覇の夢を打ち砕いたマルーリスは勝った瞬間、目を丸く見開き、口を手で覆って涙をこぼした。米メディアも吉田に勝っての金メダルを『大番狂わせ』と速報。マルーリスは『勝てて光栄だ』と喜びを語った」


・「7歳からレスリングを始めた。2012年世界選手権の55キロ級で吉田に敗れて銀メダル。五輪で55キロ級が廃止され、五輪に出場するためには53キロ級に下げれば吉田、58キロ級に上げても伊調馨とともに五輪3連覇中の日本人がたちはだかる。53キロ級を選び、体を絞りつつ、力強さを保つ練習は『過酷だった』という」


・「吉田との決勝は第1ピリオドにリードされると、『すべてをぶつける』と第2ピリオドに2度のタックルでリングにはわせた。『サオリ対策? もちろん、何年もかけてやってきた』とマルーリスは明かしたが『正直に言うと、先週ずっとクレープを食べたいってことばかり考えていた。減量がきつくて、本当におなかがすいたわ』と金メダルを首にかけて笑った。【石原聖】」


・「◆女子75キロ級・・・渡利、無念の初戦敗退・・・地元ブラジル選手の逆転勝ちに沸き返る中で、渡利はぼうぜんとしながらマットの上にあおむけに倒れ込んだ。初出場の五輪は初戦敗退という厳しいものだった。『みんなと一緒に金メダルを持って帰りたかった』。こみ上げる悔しさを抑えきれず、何度も大粒の涙をぬぐった」


・「序盤から攻めのレスリングを貫いた。しかし、何度タックルを浴びせても、背後をとれず得点につなげられない。1−0でリードはしているものの、もどかしい試合運びのまま迎えた第2ピリオド。相手のタックルを受けると足がついていかなかった。痛恨の4失点。磨いてきた横からのタックルは通用せず、終盤の追い上げもあと1点が遠かった」


・「本来の階級は63キロ級。当時は五輪3連覇中の伊調馨がおり、代表へのハードルは高かったが、伊調が58キロ級に階級変更したことで五輪への光が見えた。しかし、今度は階級を上げて急成長していた川井梨紗子に敗れ、五輪の道は閉ざされた。その時、栄和人監督から唯一代表が決まっていない75キロ級の挑戦を勧められ、母さとみさん(54)からも背中を押された。一度は諦めかけた五輪。執念で10キロ以上も上の階級の出場権を勝ち取った」


・「『一度(五輪争いに)負けてから75キロ級を決心して、練習し、体重を増やすのも苦しかったけど、何とかここまで頑張れたのは五輪という目標があったから』。身長163センチという小柄な渡利が、過酷な増量に耐え抜いてつかんだ夢への挑戦が終わった。【浅妻博之】」・・・

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