これがアメリカの本音:ピート・ローズ迄が文句
2016年06月14日
(これがアメリカの本音:ピート・ローズ迄が文句)
http://news.livedoor.com/topics/detail/11639127/
・「マーシャル・アーツが国技だ!」と言う連中も居るアメリカだが、1.ベースボール(野球)、2.バスケットボール、3.アメリカンフットボールの3競技の人気は確かに突出しているようだ。特に我ら日本人からすれば、MLBのア・リーグとナ・リーグの勝者が「世界一」とされるベースボールが、その底辺の広がりから見てもやっぱり「国技だろう」と思ってしまう。「全米一」ではなく、「世界一」だからなぁ。
・そのMLB、4年に一度のオリンピックにも、同じく4年に一度のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にも出て来ない。選手個々が「個人事業主」であり、「フォア・ザ・チーム」とか「フォア・ザ・USA」という気持ちが、ハナから無いからである。日本で落合監督時代、WBCに中日ドラゴンズの選手を出さずに、国民から大顰蹙(ひんしゅく)を買った風土とは、まるで違うのだ。
・そんな世界で、まるで「修験者」のような風貌をして、小さく細身の〔イチロー〕(ホントは180cmあるのだ)が、黙々とよくやっている。〔イチロー〕のMLB(マリナーズ)入りは2001年だから27歳だったのだろうか。(今42歳だが、この10月には43歳になる)
・だから15年前と言えば、今のMLBの若手たちはみな、スタンドから〔憧れのイチロー〕の活躍に一喜一憂していたのだろう。彼らにとっては、〔イチロー〕こそ正に「レジェンド」である。心から敬愛し、憧憬の目線で敵味方に別れようと、ベースボールを楽しんでいるのだろう。
・だから賢い〔イチロー〕は、『3000本安打クラブ・30人目の入会』だけが目標だろう。いつも書くように。「日米通算!」と騒ぎ立てる日本のマスコミが悪い。当の〔ピート・ローズ〕は、1.「知らない間に高校時代の安打記録を加算しやがって!」とか、2.「だったら、俺のマイナー時代の安打数も加えろや。もう1500程増えるだろう」と全く納得してないのだ。
・〔ピート・ローズ〕が大人げないのではない。アメリカのベースボールフアンの拠り所はもう、「この〔ピート・ローズ〕の4256安打の金字塔」しかないのだ。イチローの「日米合算」はあくまで、参考記録としか扱われない。それよか「3000本安打」である。頑張れ、イチロー!
・ライブドアトピックスから、スポニチアネックスの記事を以下。
・「【ローズ氏 イチローの日米通算安打をチクリ『高校時代のものをカウント』】スポニチアネックス
2016年6月14日 10時22分」
・「マーリンズのイチロー外野手(42)は13日の試合前まで日米通算4252安打とし、ピート・ローズ氏(75)の持つメジャー通算最多安打記録まで秒読みとなっている」
・「日米通算での最多安打記録は、米国内で評価が分かれるところ。しかし、ダイヤモンドバックスの打撃コーチ補佐を務めるマーク・グレース(51)は肯定派の一人。現役時代に通算2445安打をマークした同コーチは『高いレベルの野球で記録された安打。場所が日本であろうが南極であろうが関係ない』とコメント。『評価しないのは恥ずべきこと』とすら述べた」
・「しかし、ヒット王のローズ氏の見解は違う。13日付の米紙『USA TODAY』電子版などによると『イチローを見下すつもりはない。彼はこれまで殿堂入りに値する活躍を見せている』と前置きした上で、『周りは私を“ヒット女王”にしようとしていないだろうか』と独特の表現で自身の記録の価値が下がってしまうことをアピール」
・「『次はいつの間にか、高校時代に放った安打をカウントしている』と日本で積み上げた1278安打を加算することに物申していた」・・・
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