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巨泉氏に思う:尊厳死と医療用大麻

2016年06月27日
(巨泉氏に思う:尊厳死と医療用大麻)


http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%e5%a4%a7%e6%a9%8b%e5%b7%a8%e6%b3%89%e3%80%8c%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%a6%e3%81%a6%e3%82%82%e6%84%8f%e5%91%b3%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d-%ef%bc%95%e6%9c%88%e3%81%8b%e3%82%89%e9%9b%86%e4%b8%ad%e6%b2%bb%e7%99%82%e5%ae%a4%e3%80%81%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e5%a0%b1%e7%9f%a5%e5%a0%b1%e9%81%93-%e3%80%8e%e9%80%b1%e5%88%8a%e7%8f%be%e4%bb%a3%e3%80%8f%e9%80%a3%e8%bc%89%e3%81%af%e6%9c%80%e7%b5%82%e5%9b%9e%e2%80%a6/ar-AAhEZ3J


・私は昨年4月までは「3がん4バトルを闘い抜いた戦士」であった。2000年11月から15年半、がんバトルの戦場を駈け抜いて来たからだ。


・しっかしま、その4月に「未分化型胃がん」を闘って(新生胃がん内視鏡的剥離手術の拡大適用)、名乗りも「4がん5バトル中の旅人」という、ショボイものになってしまった。「胃がん」が1.胃壁(5層で出来ている)の1層目に留まっていること、2.2cm以下の大きさであることはクリアしたが、3.潰瘍性が無いことの3に引っ掛かってしまった。おまけに「未分化型胃がん」は性質(たち)も悪い。


・安全策は「胃の3/4を摘出してしまう」ことだった。内視鏡手術をやってくださった消化器内科のドクターも、摘出なら執刀医となる消化器外科のドクターも、元々私の「死病」である肝臓がんを見張ってくださっている放射性診断部の主治医のドクターも、データ提示はしてくださるが「切るか経過観察に逃げるか」決めるのは「患者である私」である。


・私は、1.1/4になってしまう胃を抱えて、2.死ぬほど暑い大阪の夏は越えられないだろう、3.しかも大阪風来坊の身ゆえに、独り暮らしでだ・・・と考え抜いた末に、約1か年半の「経過観察」に逃げた。好きな酒を呑みながら、〔第1クール〕は逃げおおせた。この8月から〔第2クール〕に入る。だが今書いている本(2版目)に、本心も少し吐露している。以下。


・《それでも帰りの新幹線では、山頭火の[捨てきれない荷物のおもさまへうしろ]の句が、「心を鷲掴み」ってより、「オンブおばけ」のように私に覆い被さっていた。58歳で死に時を逸し、「長生き競争」のレースに加わったものの、私ももう73歳。この「捨てきれないがんバトル」を、これから何年闘って行けるのか? もう15年も闘っているのだ。この戦場の闇は深く、正視すれば「狂いそうな」思いである。


・《ただ私には、「常軌を逸した能天気さ」だけでなく、人様の何十倍も得た親友ら、それも「命儚かった親友ら」を、此岸(しがん)=「私のフルカラーの広大な思い出の世界」で、少しでも長く遊ばせてあげたいという、妙な使命感が有るのだ》・・・


・「この戦場の闇は深く、正視すれば『狂いそうな』思いである」・・・弱音ってか、本心である。だからこそ「華やかな人生を渡って来た」大橋巨泉氏の気持ちが痛いほど解るのである。私は常々、日本ほどの先進国で、1.尊厳死(自分の遺志による安楽死)が認められていないことと、2.奇跡が起こるかもしれない医療用大麻が認められていないことが不思議に思えている。


・私は43kgにまで痩せ衰えて、「生きてても意味が無い」と言っているという大橋巨泉氏に、「頑張れ!」とは言えない。売野雅勇氏の詞の一節を借りて、「すみれ色の 優しい夜が 君の上にも 降りると いいのにね」としか・・・


・MSNニュースから、ZAKZAKの記事を以下。


・「【大橋巨泉『生きてても意味ない』 5月から集中治療室、スポーツ報知報道 『週刊現代』連載は最終回… 】ZAKZAK 2016/06/27」


・「がんで闘病中のタレント、大橋巨泉(82)が5月下旬から集中治療室に入っていることがわかった。27日付スポーツ報知が報じた。1994年から続ける『週刊現代』の連載では『何時まで生きられるかわからない』と悲観的な記述もみられ、病状が危ぶまれている」


・「同紙によると、巨泉は4月から都内の病院に入院し、5月下旬からは集中治療室に入った。現在意識ははっきりしているが、体重は43キロ以下に激減し、歩行もままならない状態という」


・「巨泉は27日発売の『週刊現代』のコラム『今週の遺言』で、入院までの詳しい経緯を告白。3月に一度、国立がん研究センター中央病院に緊急入院するも、4月5日に退院。処方された鎮痛剤の影響で再び体調を崩し、同11日に都内の病院に再入院したという」


・「病状について『急激に良くなる事や、劇的に回復するという事は無さそうだ』と断言し、『何時まで生きられるかわからない』として計930回に渡って続けてきたコラムの終了を発表」


・「看病する弟に『生きていても意味がない』と漏らしたところ、『今の日本の法律では安楽死は認められていない』と返されていたことも赤裸々につづっている」・・・

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