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なぜ和製力士は10年間も優勝できなかったのか

2016年02月21日
(なぜ和製力士は10年間も優勝できなかったのか)

http://www.sankei.com/premium/news/160221/prm1602210029-n1.html


・日本人力士と言えなくなったのは、モンゴルから帰化した旭天鵬(もう日本人だった)が優勝したからだってことくらいは知っている。しっかしま、ならば「和製力士」でいいではないか?と常々思っている。「日本出身力士」なんて、マスコミはアッタマ悪いんじゃねぇの?


・いつも酒場で言っていること。「〔宮沢りえ〕がスンナリ〔貴乃花〕のカミさんになってくれてれば、日本中のデブが殺到したのになぁ?」 「あの〔朝青龍〕が言ってたよ。日本人力士は1.稽古しないし、2.甘いものの食べ過ぎだから、優勝出来ないって」・・・


・稽古が出来るか出来ないかも才能である。昔2代目だったか3代目だったか〔琴錦〕という小兵が居てその相撲勘の良さは抜群だったが,有名な「稽古嫌い」で、結局は関脇止まりだった。今もNHKの裏正面の解説にたまにでているが、解説だけでもその「頭の良さ」は解る。ただ「稽古嫌い」だったのは、その「才能」が無かったのだろう。


・ただこの〔小林信也〕氏の記事を読むと、大相撲の世界がホント、「土俵の下に金が埋まっている」という例えが解る。おまけに年寄株さえ持てば(貯金崩しではない。これもタニマチからのゴッツァンデス!が溜ったものだ)、定年までの終身雇用制である。この魅力を日本中に熱心に広め続けて来なかったのは、私が「元チョンマゲデブ!」と揶揄する『日本相撲協会』の怠慢である。


・産経ニュース・[iRONNA発]から、記事を以下。


・「【なぜ日本出身力士は10年間も優勝できなかったのか 小林信也】産経ニュース・[iRONNA発] 2016.2.21 14:32更新」



・「大相撲一月場所で大関・琴奨菊が初優勝を飾った。10年ぶりの『日本出身力士』の優勝とあって、久々に日本中がお祭りムードに沸いた。今場所は幕内だけでなく、十両、幕下、三段目、序二段、序の口まで含め、全段で日本人力士が優勝した。平成15年7月(名古屋)場所以来、12年半ぶりという、もうひとつの快挙も果たされた。(iRONNA)」


・「それにしても、なぜ10年もの間、日本出身力士が優勝できなかったのか? それを変える努力はあったのか? 平成18年1月場所で大関・栃東が優勝して以来、日本出身力士の優勝は久しくなかった。この間59場所、優勝杯を胸に抱いたのは圧倒的にモンゴル勢で計56回。他に琴欧洲、把瑠都が1回ずつ。モンゴル勢の内訳は、朝青龍9回、白鵬36回、日馬富士7回、鶴竜2回、旭天鵬1回、照ノ富士1回。全部足して58にしかならないのは、途中、八百長疑惑による開催中止がひと場所あるからだ」


・「この内訳を見れば、『日本人力士が優勝できなかった』最大の理由のひとつは『白鵬がいた』『白鵬の全盛時代だった』ことが挙げられる。それにしても、その白鵬を止めた力士もまたモンゴル勢だったことは、古くから相撲に親しみ、日本人力士が中心となって展開する大相撲を望むファンには忸怩たるものだった」


・「それにしてもなぜ、日本人力士はこれほど長い間、賜杯を胸に抱けなかったのか。素質のある人材が角界に身を投じない、という現実が第一の理由だろう。かつて、身体の大きな少年は、有無を言わさず相撲部屋が誘っていったような歴史がある。周囲もまた、彼らの角界入りを当然のように思い、背中を押した。いまはそういう世間の雰囲気は失われている」


・「それは、相撲界に対する理解が変わっていること、少年たちにとって相撲が魅力的に見えないからだろう。若貴人気(若乃花、貴乃花)で相撲界が賑わっていたころ、日本人入門者の数は多かった。ところが、若貴が何かとスキャンダラスな話題を提供し、相撲の社会的イメージが低下するのと呼応するように、日本の少年たちは相撲界に目を向けなくなった」


・「野球だけでなく、サッカーの人気上昇と定着がある。さらに、オリンピックへの関心がますます高まる傾向があって、五輪種目でない競技が新しい競技者の獲得ができにくくなっている。そうした世相の中で、ふんどしひとつで土俵にあがる気恥ずかしさもあってだろう、相撲は『憧れ』の対象ではほとんどなくなっている」


・「野球界では、親子でキャッチボールをしたことのない父子が増えていると嘆かれている。これが野球人口の減少に影響を与えている可能性は大いにある。同じように、父親と相撲を取ったことのない子どもも増えている。すでに、父子で相撲をした経験のない世代が父親になっている」


・「いきなり報酬の話を持ち出すのは恐縮だが、相撲界は、決して待遇の悪い世界ではない。力士は相撲協会から毎月お給料をもらっている。その他に場所手当などあり、横綱の基礎収入は、年間3300万円以上といわれる。大関で約2800万円、三役になれば約二千万円。優勝賞金は幕内で一千万円。そのほかに、取り組みごとの懸賞金がある」


・「力士は、給料をもらった上に、一番ごとに賞金が稼げるのだ。勝負の後、土俵上でもらう祝儀袋の中には、税金を引いた手取り金額三万円が入っている。白鵬は最高でひと場所545本の懸賞金をもらった。金額にすれば1635万円だ。これら収入だけで一億円は越える。加えて、様々なご祝儀、広告出演料など入れたら、他のスポーツと比較しても高い方だ」


・「しかも、相撲界は実績さえ積めば、終身雇用的な仕組みが出来ている。いろいろ批判の的にもなっているが、年寄株を入手して協会に残れば、今度は協会のいわばフロント・スタッフとして働く道がある。部屋を興すか継承すれば、協会から部屋を運営する費用も補助される。日本の他のスポーツを見回しても、引退後の安定した立場が約束されているプロ・スポーツはほかにない(相撲をスポーツと呼んでいいかどうかの議論はあるが、ここではあえて他のスポーツと対照して話を進める)」


・「角界は、こうした相撲界の良さ、待遇を広く日本の少年たちに広報する努力を怠っていた。それも、長らく日本出身力士が優勝から遠ざかっていた一因ではないだろうか。かつては当たり前に日本人が共有していた相撲の魅力、相撲の良さを、いまは知らない日本人が大半になった。悲しいことだが、それが現実だ。相撲の魅力をもっと世間に伝える努力が根本的に必要だ。手始めに、親子で相撲をする習慣を盛り上げる手立ても必要だろう。相撲が身近になれば、自ずと相撲への親しみは湧く」


・「最後に、『日本出身力士の優勝』という、奥歯にものがはさまったような表現についても触れておこう。ある時期までは、『日本人力士の優勝がずっとない!』という表現だった。これがいつからか変わった。それは、平成24年5月場所で旭天鵬が優勝してからだ。旭天鵬はモンゴル出身力士だが、日本人と結婚し、優勝した時はすでに日本国籍を取得した『日本人』だった。つまり、その時点で『日本人の優勝』は果たされていたのだ。そのために今回の報道でも一様に『日本出身力士の優勝』という表現が使われている」


・「『日本人の優勝!』を喜び、『日本人横綱を待望』するのは、日本人の素直な感覚だと思う。だが一方で、『ボーダレス化が進む世の中で、《日本》とか《日本人》をどう意識し、守り育てるのか?』という新しいテーマも浮上している」


・「10年間、日本の大相撲を支えてくれたのはモンゴル勢だったわけだし、彼らなしにはこの数年の相撲界の活況はなかった。昨秋、社会現象のようになったラグビー日本代表の活躍も、多くの外国人選手があって実現した」


・「ここ数年、外国人を父(または母)に持つ日本人選手の台頭が多くの種目で目立っている。野球界ではオコエ(東北楽天)、陸上界では短距離のサニブラウン・ハキーム(城西大城西高)、先日全豪オープンで勝ち進んだテニスの大坂なおみ、バスケットの八村塁(明成高)、バレーボールの宮部藍梨(金蘭会高)ら、枚挙に暇がない。日本人ひとりひとりがこうした現実を受け入れ、これまでの常識や観念を新たに越えていくことも今後の重要なテーマだと思う」・・・


☆『プロフィール』小林信也 作家・スポーツライター。1956年(昭和31年)、新潟県長岡市生まれ。慶應義塾大学法学部卒。幼いころから相撲、野球、ボクシングなどあらゆるスポーツに胸を躍らせた。高校までは野球部で投手、大学ではフリスビーのパイオニアとして国内外で活躍。大学在学中から原稿執筆を始め、雑誌「ポパイ」「ナンバー」編集部を経て独立。40代半ばから武術家・宇城憲治師範に師事し心 技体の核心を学び、スポーツや社会のあるべき姿を追求している。


・中学硬式野球チーム「東京武蔵野シニア」の監督を務め、中学生たちと日々新た な野球道の創造・実践にも取り組んでいる。著書・編書に「長島茂雄語録」「高校野球が危ない!」「子どもにスポーツをさせるな」「古伝空手の発想」「宇城憲治師に学ぶ 心技体の鍛え方」など多数。「カツラーの秘密」「YOSHIKI 蒼い血の微笑」などスポーツ以外の分野でもベストセラーを執筆。近著は「越後の雪だるま ヨネックス創業者・米山稔物語」・・・

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