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時代の寵児に、自業自得の陥穽

2014年11月19日
(時代の寵児に、自業自得の陥穽)

http://news.livedoor.com/topics/detail/9482912/


・ま、ご面相からして恋愛経験が乏しく、「女の心の奥に住む悪魔や打算」を全く知らない朴念仁が「売れっ子」の実績から書き、明治天皇の玄孫あたりのこれまたボンボンが、応援団に回る。無碍に言ったら、金持ちのジジイ殺しの女が巧みに入り込み、その外面と当たりのよさだけで、「書けば金になる」と踏んだ作家が勢いに任せて書いてしまったのだろう。


・『殉愛』というタイトルだけで肌が粟立つ。乃木将軍夫妻の、明治天皇への『殉死』を知っているからだ。あの世とこの世の結界を行ったり来たりするような〔浅田次郎〕の小説は大好きだが、こ奴、恐ろしいほどに寡作である。〔司馬遼太郎〕は言うまでもなく、最近のミステリー作家の〔東野圭吾〕も見事である。そうした百花繚乱の世界で、〔百田尚樹〕は何を間違えたのだろう。


・無償の愛こそが『殉愛』に近く、遺産10億ともなれば、否が応にも『殉愛』からは遠のくと勘ぐられるのは世の常だ。『永遠のゼロ』では泣かせてくれた百田だったが、この「触ってはいけない芸能人話」で、若しかして作家生命を終えるかもしれない。


・ライブドアニュースから、LITERA/リテラの記事を以下。

・「【百田尚樹がたかじん妻結婚歴認めるも言い訳でまた嘘が!見苦しすぎ!】LITERA/リテラ  2014年11月18日 20時33分」(写真は、“話題沸騰中”の百田尚樹『殉愛』(幻冬舎):GOOGLE画像から拝借)

Photo

・「〈たかじんの妻にはイタリア人男性との結婚・離婚歴がある〉・・・百田尚樹が18日にこんなツイートをして、『殉愛』(幻冬舎)の嘘を一部だけ認めた。これだけネットに証拠がアップされていたにもかかわらず、今まで一切無視していたマスコミも、百田が自ら公表したことで一部のスポーツ紙はようやくこの事実を記事にしている」


・「もっとも百田の弁明は、よく読むと、認めたのは結婚・離婚歴だけ。あとはごまかしと理屈のとおらない見苦しい言い訳を強弁しているだけの、まさに嘘の上塗りとしかいいようのないシロモノだ。しつこいとは思うが、売れっ子作家のごり押しでこんなデタラメが通用させるわけにはいかないので、事実関係をもう一度整理して突きつけてあげよう」


・「今回、百田はたかじんの妻・さくら夫人にイタリア人男性との結婚歴を認めたうえでこうツイートした。〈しかし一部ネットで言われている重婚の事実はない。彼女はたかじんと出会う一年前から、夫とは離婚の協議をしており、たかじんに出会ってそのことを彼に相談していた(証拠メールあり)〉」


・「冗談も休み休み言ってほしい。『殉愛』によれば、ふたりが最初に会ったのは、2011年12月25日。その後、30日にたかじんと2人で鉄板焼き店に行き、その日の夜、たかじんの自宅にてプロポーズを受けている。だが、ネットで暴かれたさくらさんのイタリアでの結婚生活のブログをみると、たかじんと会う前日の24日にイタリア人の夫が来日して二人は日本で合流。『結婚2周年イヴ』を過ごしたことを報告しているのだ」


・「そして、たかじんからプロポーズを受ける前々日の28日のブログでは、クリスマスに日本へやってきた夫からプレゼントをもらったことを明かし、『あたし、日本でしか買えないであろう、本人の欲しい物をあげようと思っていたので用意していませんでしたが、ハニーからはアクセサリー』と綴っている」


・「ほかにも、2人でお好み焼きに舌鼓を打ち、東急ハンズと思しき店でカニやたこ焼きのカブリものをした夫を写真に撮り、『まだまだ日本を楽しんでいます』という解説付きでアップしている。しかも、『殉愛』でたかじんのプロポーズを受け、たかじんと生きていくことを決意した後も、夫との関係が悪化した形跡はない。たかじんが抗ガン剤治療中の3月1日。問題のブログでは父親の看病を理由に日本に留まっていることを明かしたうえ、〈気づいたら3月・・忙しすぎ。元気で都会っ子を満喫してまーす! ハニーに切った髪も見せれたよ〉と記述しているのだ」


・「ハニーとはもちろん、たかじんではなく、イタリア人夫のことを指している。おそらく、イタリアにいる夫に写真を送ったのだろうと思われるが、離婚協議中の夫に、わざわざ髪型を変えたと嬉々として写真を送ることなどあるのだろうか。ちなみに『殉愛』では、さくらさんは1月26日にたかじん好みの肩までのボブヘアにカットし、『素敵や! 最高や!』と何度も言われたと綴られている」


・「もちろん、前回の記事でも断っておいたように本サイトはだからといって、さくら夫人が『重婚』だったというつもりはない。だが、『殉愛』とブログをつきあわせると、少なくとも、さくら夫人がたかじんとイタリア人夫両方にもうひとりの相手がいることを隠したまま、不倫関係を続けていたことは明らかだ。それを、『たかじんと会う1年前から離婚協議中』とは、百田はこの期に及んでこんな言い訳が通用すると本気で思っているのだろうか」


・「さらに笑ったのは以下のくだりだ。〈彼女の離婚の話を書くかどうかは、実は大いに迷った。本人ができれば知られたくないというプライバシーを明かす必要があるのか、と。誰にでも伏せておきたい過去はある。それに本のメインテーマはそこではない〉ようするに、百田はあらかじめ結婚・離婚歴を知っていたが、あえて書かなかったというのである。そして、ツイートをこう強引に締めくくった」


・「〈本に離婚歴を書かなかったというだけで、ネット上では『とんでもない悪女』という評判が立った。すべては私のミスである。以上!〉しかし、いっておくが、百田はたんに離婚歴を書かなかっただけではない。『殉愛』では、当時、さくらさんにイタリア人の親しい男性がいたとしつつ、その関係を『恋人未満』と記述し、彼女がたかじんにその男性のことを『(恋人とは)違います』『でも、父は彼と結婚したらいいと言いまし』」と語る会話をそのまま掲載している」


・「百田が本人の結婚歴にふれないという判断をしたというのなら、ただそれを書かなければいいだけの話。だが、百田はわざわざ彼女が独身だという嘘を書いているのだ。本当に結婚歴を知っていたとしたら、これはノンフィクション作家として致命的だろう」


・「また、『本人ができれば知られたくないというプライバシーを明かす必要があるのか』などという言い訳にも唖然とさせられた。それは、そもそもこの本じたいがプライバシーを商売にしているのに何をいってるんだ?というツッコミだけではない。こんなきれいごとをいっている一方で、さくら夫人と対立しているたかじんの娘やマネージャーK氏についてはこれでもかとばかりに、本人の名誉を傷つけるようなプライバシーを暴きたてているからだ」


・「たかじんの娘については、『なんや食道ガンかいな。自業自得やな』といったメールを送ってきたことに加え、彼女がたかじんにずっと金をせびっており『娘の頭の中は金しかない!』とまで書いている。また、Kマネージャーについても、手術の翌日に女遊びをしていたといったエピソードを暴露し、事務所の『帳簿をいじっていることが判明した』『一千二百万円近い使途不明金があることが明らかになった』『大阪のマンションから、たかじんの私物のいくつか、それに金庫の中の多額の現金が紛失していたのだ』と、まるでKが犯罪に関与しているかのような書き方をしている」


・「『殉愛』出版直後から、本サイトが一貫して問題にしてきたのはまさにこのことなのだ。さくら夫人の一方的な情報、主張だけで、裏もとらずに構成する、さくら夫人のことは天使のごとく描写しながら、他方で娘やマネージャーを悪者として描く。このノンフィクションとは思えない詐術に満ちた手法が、こういう問題を生み出したのではないか」


・「こうした『殉愛』の手法に対し違和感を表明したのは、最大のヒット曲『東京』をはじめ、たかじんに数多くの楽曲に詞を提供してきた作詞家・及川眠子氏だ。及川氏は〈私はヨメとマネージャー双方に会った、たぶん数少ない人間の一人。しかもどちらの味方でも敵でもない(つまりどっちに付いても私の得にも損にもならない)フラットな立場。勿論たかじん本人も知っている。そういう人間に会うのは不都合があったのかな?〉としたうえで、こうツイートした」


・「〈男女間の真実なんて当人たちにしかわからない。私が怒っている理由はただ1つ。なぜウラも取らずに、1人の人間を犯罪者だと決めつける? ノンフィクション作家を名乗るのであれば、きちんと本人に取材すべき。あの本にはそういった『正当性』がまったくない。〉〈百田さんがTwitterで『実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける』と怒ってらっしゃったので、実態と真実をちょぴっとだけ知ってる人間が、ちゃんと実名を出して問うている。でも答えてもらえない。私じゃ役不足ですかぁ?〉」


・「及川氏のように生前のたかじんをよく知り、そして中立の人物までもが『殉愛』に疑義を呈しはじめた、この騒動。それにしても情けないのは、マスコミである。自分たちがあれだけ大宣伝した感動物語の嘘がこんなにはっきりしたのに、その責任をとるどころが、さくら夫人の結婚歴問題をほとんど報道しようとしないのだ」


・「『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ)をはじめ、ワイドショーはどの局も1秒も報じなかった。『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)にいたってはこの状況にもかかわらず、次の日曜日に『殉愛』の感動大特集を放映する予定らしい。スポーツ紙も冒頭に書いたように一応、報道したものの、百田の言い分を垂れ流しただけだった」


・「週刊誌も黙ったままだ。本来、こういう美談をひっくり返すのが大好きなはずなのに、百田の"作家タブー"に恐れをなして、『週刊文春』『週刊新潮』『週刊現代』『FRIDAY』『週刊ポスト』など、どの週刊誌も一行も報道していない」


・「なかでも嘆かわしいのが『週刊文春』(文藝春秋)である。『文春』は以前に、さくらさんがたかじんの遺骨を見て『うわあ~、焼き上がったマカロンみた~い』と言い放ったことを暴露していたが、『殉愛』ではこの記事を引用し、『これは真っ赤な嘘である』『記事全体の『さくら』(記事中では『S夫人』となっている)像は、かなりひどい。露骨に悪意に満ちている』と百田に糾弾されているのだ」


・「もうすぐ百田の連載が『文春』でスタートするため記事にできないともいわれているが、『真っ赤な嘘』とまで書かれて黙っているなんて『文春』にプライドはないのか!と問いただしたくもなる。近々では、たかじんの元弟子である打越もとひさ氏がブログやラジオで『殉愛』に反論したり、Twitterではたかじんが遺した直筆の文章をアップし、さくらさんの"たかじんメモ"の真偽を投げかけている。しかし、ここまでネタが揃っても週刊誌メディアは動かない......これだから、「マスゴミは嘘だらけ」なんていわれるのだ。(酒井まど)」・・・

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