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マカロニウエスタンのスター逝く

2013年10月02日
(マカロニウエスタンのスター逝く)

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http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2013100201000996/1.htm

・・マカロン・ウエスタンと言えば、1965年の【荒野の用心棒】(クリント・イーストウッド主演)で火が付いた。私の「社会人1年生=新入社員」の年だ。マカロニ・ウエスタンブームは作りすぎて(監督の〔セルジオ・レオーネ〕も、「500作は作った」と言っている程だ」)観客に飽きられ、ブームは5~6年も続いたのだろうか?

・交通事故で逝ってしまったというこの〔ジュリーアーノ・ジェンマ〕氏は、〔フランコ・ネロ〕氏と共にイタリア俳優だが、私個人は、暗い〔フランコ・ネロ〕氏の方が好きだったなぁ。作品は圧倒的多数が、1.監督:〔セルジオ・レオーネ〕氏で、2.音楽:〔エンニオ・モリコーネ〕氏である。

・ではニフティのhttpから、「ジュリアーノ・ジェンマ氏75歳で交通事故死」の短い記事を以下に。未だ若かった〔ジュリーアーノ・ジェンマ〕氏の御霊よ安らかに。

・「イタリア製西部劇マカロニ・ウエスタンのスターとして日本でも人気があった、イタリアの映画俳優ジュリアーノ・ジェンマ氏が1日、ローマ近郊で自家用車を運転中に対向車と正面衝突し、運ばれた病院で死去した。75歳」

・「イタリアのメディアが伝えた。1938年ローマ生まれ。65年に主演したマカロニ・ウエスタン映画「夕陽の用心棒」が世界的にヒット。その後も「怒りの荒野」などに主演しトップスターとなった」・・・

・うぅん、【荒野の1ドル銀貨】も良かったが・・・さて私の新入社員としての1年目、後輩も出来た2年目ってのが、自分としても一番マカロニ・ウエスタンに嵌った時代で、この『ココログ』以前に、ブログデビュー以来3年ほどお世話になった『プロチュア』に投稿した懐かしい記事がある。フランコ・ネロ=【続・荒野の用心棒】の話であるが、昔マカロニ・ウエスタンのフアンであった方々は是非どうぞ。

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2008/06/17(火)

『クラシック・シネマガイド・3:【続・荒野の用心棒】』

・【続・荒野の用心棒】、原題:【DJANGO】、主演:〔フランコ・ネロ〕、大ヒットした【荒野の用心棒】とは何の関係もないマカロニ・ウエスタン・・・ついこの間観たつもりで、指折り数えてみたらもう42年も昔、私も【外資系コンピュータ販社】入社2年目・24歳の駆け出し営業マンだった。

・よく「遊んでても〇〇大学卒だ、一生懸命勉強してたら東大だったよ!」と酔って吹くオヤジが居るが、ナコタァ絶対無い!「一生懸命になれない」のが凡夫の性(サガ)なんだ。

・同じグループだった今大阪で世話になっている友は、何か“強迫観念”にでも取り付かれたかのように早朝から深夜まで走り回って、常に日本一の売上げを誇っていた。

・私は新人のうちは、朝タイムカードを押したら家に戻り、昼寝をして夕方涼しくなってから一気に走るC調スタイルで、車を持った2年目からは、暑いうちは後輩のアパートに押しかけて休息し(昭和42年頃の車にはエアコンなんざ贅沢で買えなかった!)、要領だけでまずまずの売上げをキープしていた。とても日本一になろうなどと大それたことは、畏友を見てたら考えられなかったし考えもしなかった。

・その後輩に(こ奴は私の影響で2年目にクビになった)レコードプレーヤーを買わせ、マカロニ・ウエスタンのLPも買わせて、日中暑いうちは飽きることなく〔エンニオ・モリコーネ〕の、口笛とエレキギターの独特の哀愁のあるメロディーに酔い痴れていたものだ。

・言うまでもなくマカロニ・ウエスタン大ヒットの立役者は、イタリアの映画監督:〔セルジオ・レオーネ〕と音楽の〔エンニオ・モリコーネ〕の名コンビであろう。制作費を安くあげるためユーゴスラビアやスペインでロケし、俳優もハリウッドのB級俳優を使った。

・ところが1964年の、黒澤映画をパクった【荒野の用心棒】が大ヒットし、翌1965年の【夕陽のガンマン】も又大ヒットして、B級俳優だった〔クリント・イーストウッド〕が一躍売れっ子俳優になってしまった!その後、イタリア俳優の〔フランコ・ネロ〕、〔ニーノ・カステルヌォーボ〕、〔ジュリアーノ・ジェンマ〕などが次々とスターダムに伸(の)し上って行ったものだ。

・さてこの1966年製・【続・荒野の用心棒】は、私の中のマカロニ・ウエスタンでは出色の作品なのである。監督はレオーネならぬ〔セルジオ・コルブッチ〕、音楽もモリコーネではなく〔ルイス・エンリケス・バカロフ〕とか。

・しかしイタリア語歌詞は知らないが「Django, you must go alone, oh, Django Django, have you always been alone ? Django, have you never loved again ?・・・♪」のテーマソングはしびれるし、主役のDJANGOを演ずる〔フランコ・ネロ〕の青いガラスのような瞳が吸い込まれそうにいい!

・そしてストーリィも秀抜なのである。1960年~1970年の10年間に、仇花のように咲いて約500本も作られたという『マカロニ・ウエスタン』だが、この【続・荒野の用心棒】は名作中の名作だと勝手に断言出来る!

・冒頭、DJANGOが思いっきりぬかるんだ道を、馬にも乗らず棺桶を引き摺ってヨロヨロと登場する。そして舞台は全編、泥んこなのである。この棺桶の中身に観客は先ず度肝を抜かれる。ナ、ナント『ガトリング銃』もどきの機関銃が出て来て、群がる悪党どもを何十人と薙ぎ倒してスカッとさせてくれるのだ。

・DJANGOは金にも思いっきりダーティで、革命軍とメキシコ政府を騙して大金を強奪してしまう。しかしその報いは大きく、恋人マリアは殺されDJANGOも両手の掌を馬の蹄でグチャグチャに潰される刑罰を受ける。そして町の有力者(悪党):ジャクソン一家6人との最終対決を、たった独り墓場で待つDJANGO・・・

・恋人マリアの眠る墓の金属製十字架に寄りかかり、ボロ布を巻きつけた不自由な両手で拳銃を支え、口でトリガーのカバーをひたすら取り外そうともがくDJANGO。ジャクソンが吼える、「ジャンゴ!呼んでたそうだな!お祈りかい?その手じゃ十字も組めまい!」「ジャンゴ!私が代わりに唱えてやろう!」「父と子と!」撃つ!「聖霊の!」撃つ!「御名において!」撃つ!勝ち誇ったジャクソン一家が拳銃を撃ちながら次第にDJANGOに近づいて来る!DJANGO絶体絶命!!

・「アーメン!」一声吼えたDJANGOがいきなり拳銃を乱射してジャクソン一家は瞬時に倒されて行く!DJANGOはカバーを外した拳銃のトリガーを十字架に押し付け、不自由な掌で撃鉄を叩きまくって拳銃を乱射したのだ。正に死んだ恋人の魂が降臨したかのように・・・

・よろよろと立ち上がるDJANGO,そこに「Django, you must go alone, oh, Django Django, have you always been alone ? Django, have you never loved again ?・・・♪」のテーマソングが正に“劇的に”絡むのである。おお!懐かしい!究極のマカロニ・ウエスタンよ!!(写真は、DJANGO登場シーン)

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