白鵬の時代
2013年09月29日
(白鵬の時代)
http://news.nifty.com/cs/sports/fightdetail/kyodo-2013092901001703/1.htm
・白鵬はもう昨日優勝を決めていたので、私は今日、大相撲中継を観るのを忘れてしまった。それ程、盛り上がりに欠ける秋場所だったように思う。
・思うついでに、白鵬の時代に横綱になって(させられて?)しまった日馬富士の不運を思う。古い人間なので、白鵬の時代と書けば、つい今年1月に、72歳の若さで逝ってしまった大横綱・大鵬幸喜=大鵬の時代を思い出してしまう。
・実際は「大鵬の時代」だったのに、「柏鵬時代」と語呂合わせに使われた〔柏戸剛〕は、未だ幸運だったのだろ?同じく横綱にまで昇った〔栃ノ海〕〔佐田の山〕〔琴桜〕〔北の富士〕〔玉の海(先代)〕は、それでも未だ幸運だったのではないか?
・私が不運の代表に挙げたいのは〔豊山(初代)〕と〔貴ノ花(初代)〕である。ま、豊山は幕内優勝は1回も無いが、〔時津風理事長〕を襲名したのでヨシとし、貴ノ花も1.幕内優勝も有るし、2.何と言っても〔貴乃花(2代目)〕〔若乃花(2代目)〕という、実子を2人、横綱にしたという空前絶後の伝説を作ったので、これも本望か?
・となれば、心配なのは〔日馬富士〕である。体型から見ても、取り口から見ても、白鵬時代は未だ未だ続くようだ。チョンマゲデブの大相撲協会は、いつの間にか「心・気・体」を「心・技・体」と取り違えている。
・何故間違いかと言うと、「体」は「技」を包含しているからである。白鵬と日馬富士とで圧倒的に違うのは、この「気」である。行司が「ハッケヨイ!」と言っているのは、「発気ヨイ!」と言っているのであって、その深い意味を力士は学ぶべきである。
・ってか、横綱審議会とかの連中は、そんなことも知らないのだろうか?ニフティのhttpから、大相撲秋場所の記事を以下。
・「大相撲秋場所千秋楽は29日、両国国技館で行われ、4場所連続27度目の優勝を14日目に決めた横綱白鵬は横綱日馬富士を小手投げで仕留め、14勝1敗。日馬富士は2場所続けて10勝止まり」
・「白鵬に土をつけて2度目の殊勲賞を獲得した関脇豪栄道は11勝目を挙げ、来場所で大関とりの足固めを狙う。稀勢の里は大関対決で鶴竜を寄り切って11勝4敗とした。鶴竜は6敗目。大関琴奨菊は関脇妙義龍を寄り切って10勝5敗」・・・
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先輩横綱の「暴君」朝青龍を凌駕したのは称賛ものです。
小錦・曙・武蔵丸のハワイアンが活躍していた時代と比べると角界は言うに及ばず日本社会全体に取っても海外とか外国人が身近な存在になった気がします。
別に外国籍だからと言う理由だけで批判とか排除するつもりはないし、国籍に囚われないで力士を評価した方が楽しいし正しいと思います。
だが、日本人力士の劣化は否めないし不甲斐なく思うのも事実であります。
自分は三十代半ばの若輩者ではありますが、千代の富士とか貴乃花の時代をなまじ知ってしまっているので、稀勢の里関が事実上日本人力士の限界となっている現在の大相撲には物足りなさを感じています。
振り返るに、外国人の受け入れは力士本人よりもむしろ親方衆とか日本相撲協会の方が積極的だったのは揺るぎない事実です。
今の現役力士だけを責める資格は無いのかも知れません。
かってユーラシアを蹂躙した大帝国も今では「発展途上国」
甘やかされて育った今の日本人力士とは環境が違い過ぎます。
昭和末期生まれさえも蒙古との差は歴然だから、平成っ子は残念ながら尚更弱いでしょう。
白鵬の敵はもはや怪我とか油断とか年齢など自分との闘いあるのみでしょう。
投稿: アンチ白鵬 | 2013年9月30日 (月) 00時55分
称賛=×、賞賛=
でした。
orz
投稿: アンチ白鵬 | 2013年9月30日 (月) 01時12分
アンチ白鵬さま、
コメント有難うございました。お名乗りとは違い、白鵬はじめ外国人力士をお認め下さっているようで安心しました。柔道が最早、体力に勝る外国人に勝てないのと同様大相撲も変わりましたが、体格的に日本人と変わらないモンゴル人が強いのは、やっぱハングリー精神と稽古量だと思います。
日本人も、稀勢の里やら琴奨菊に期待しているようじゃダメですね。稀勢の里は腰高が直りませんし、琴奨菊は体格的にも先は有りません。
投稿: 織伊友作 | 2013年9月30日 (月) 01時44分