雪降らしの夢:2度寝
2013年06月12日
(雪降らしの夢:2度寝)
・没後1年の命日が近い畏友・岩佐三朗氏の奥様が、彼の遺稿を纏めて出版され、私にも贈って下さった。【仕事師】(清風堂書店)である。
・懐かしい想いで胸を濡らしながら一気に読み上げた。彼と新入1年目の暮れに、3ヶ月近い厳しい合宿研修を共にしたのは昭和41年だから47年の彼方になるが、まるで昨日のことの様に懐かしい。
・人間の記憶は、パートパートで夫々鋭いが、1.研修社員は13人ではなく15人、2.同期は3人ではなく5人だった・・・などと補正しながら読み耽ったが、時計は朝の6時30分を告げていた。
・それから1度寝て、寝不足なので2度寝した。毎度のことだが、この2度寝はいつも奇想天外な夢を観るし、起きてからも頭がワンワンするほど色彩も鮮明だ。(私の夢は、全て極彩色なのである)今日は室温が上がっていたのか、「雪降らし」の夢だった。
・夢で、8歳上の次男に叱られていたら、田原総一郎氏が「マァマァ」と入って来て「外へ出よう」という。外へ出たら濃紺の巨大な星空が、覆い被さるように拡がっていて、我らの身は低い。
・居なくなったな?と思っていた田原総一郎氏が、二人乗り自転車を漕いでニコニコで登場し、杓子のようなもので「ソレッ!ソレッ!」と粉を撒いて去って行った。不思議なことにその粉は瞬間に雪に変わって、降り注いで来た。雪というより霙(みぞれ)のような感触だったが、いつも間にか昔の会社の後輩の長田俊明クンが現れて、「雪だ!雪だ!」と言って駆け回っている。
・「でもこの雪、すぐ消えるんでしょうね」と長田クンが言うので、「いや、空を見てみろよ。巨大な雪雲が集まってるぜ」と答えた。
・巨大な唐子(からこ)2人が濃紺の星空を白い体で覆い、それぞれ顔には灰色の仮面を着けている。何だかそのド迫力が怖くなって、田原総一郎氏が乗り捨てて行った2人乗り自転車を長田クンと2人で漕いで行ったら朝になり、赤い服を着たオッサンがこっちを指差し、コチトラ2人乗り自転車なのに、「コラ、2人乗りはいかんぞ!」と言っている。顔を見たら遺稿を書いた畏友だった。
・何だか笑って目覚めたようで、枕元を見たら最晩年の畏友が遺稿の表紙から私を見ていた。夢はいい。時空を超えて飛べる。畏友が逝った6月15日には、【織伊友作のがん患者への応援歌】ブログに、彼のことを一杯書いてあげよう。
« 自治労はワガママ言うな! | トップページ | 所詮橋下ハッチャクは、老人イジメしか出来ない口先男 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- やっぱり日本は「滅びの笛」だなぁ(2019.03.10)
- 昔の『週刊誌らしい週刊誌』の野生(2019.03.03)
- 日本は自立した国の姿取り戻せ(2019.03.01)
- 「男と女の狂想曲」は、今やスクープではない(2019.02.24)
- もはや総合週刊誌といえるのは3誌だけ!(2019.02.17)
コメント