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昨4日は寺山修司没後30年

2013年05月05日
(昨4日は寺山修司没後30年)

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130504/ent13050410570004-n1.htm

・昨深夜ってか、今日に日付が変わってすぐってか、7年前(2006年)の美輪明宏が(未だ充分妖艶だった!)語る寺山修司を(NHK・Eテレ・「私のこだわり人物伝」のアンコールを延々と観た。面白かった!

・さっきのブログ=【「黄金のバンタム」を破った男】で、「ファイティング原田は、1960年代を駆け抜けた国民的ヒーローだった!」と書いたが、寺山修司も美輪明宏も、「日本の転換期・1970年代に妖しく咲いた極彩色の花」だったのだろ?

・寺山修司の美しい母・ハツさんも妖しかったし、7年だけ連れ添い、離婚後もプロデユーサとして寺山を支えた九條今日子さんも綺麗だった。三島由紀夫の登場も面白かったし、横尾忠則の前衛美術も怪異で美しかった。そして何より、日本の若者たちが元気だったわ!MSN産経のhttpから、前妻・プロデユーサの九條今日子さんとの対談記事を以下。

・「■再び脚光、時代がやっと近づいた・・・『百年たてばその意味わかる』-。演劇や映画、短歌などで多くの作品を残した奇才、寺山修司(1935~83年)が、4日で没後30年を迎える。今年は寺山が監督した映画3作品がブルーレイ化されたほか、関連書籍も多数刊行され、舞台作品の上演も相次いでいる。再び脚光を浴びる寺山について、元夫人でプロデューサーの九條今日子さん(77)に聞いた」

・「Q:今の若者に支持されていますね」
 
・「A:寺山の前衛的な作品に世の中が近づいてくれたのかなあ。うれしいです。でも、寺山はこうなることを知っていたような気がします。結婚前に寺山は私にたくさんの手紙を寄こしました。手紙魔なんです。手紙は読んだあとに捨てていたのですが、それを知った寺山は『文豪の手紙としてあとで価値が出るのに』って真顔で言っていました。20代半ばの男がですよ」

・「Q:どんな人だったのですか」

・「A:人間が好きで、人一倍優しい人でした。男性とならすぐに兄貴分になったり弟分になったりできてしまう、人なつっこい性格でした。パリでコロンビアの作家、ガルシア=マルケスと会ってすぐに意気投合したそうなんです。何度か一緒に食事をして、マルケスの『百年の孤独』を映画化していいかと申し出たら、OKをもらいました。口約束ですがね。映画の完成直後にマルケスがノーベル文学賞を受賞しました。そしたら、マルケスのエージェントが『上映はストップしてくれ』って」

・「Q:どう対応を?」

・「A:タイトルを『さらば箱舟』に変えて、たくさんの使用料を払って、それで上映しました。だからこの映画には借金の思い出が強烈に残っています。今も作品として見ることができません」

・「Q:結婚生活は」

・「A:寺山は一日のスケジュールを綿密に立てる人でした。午前中に短歌10首、午後はあの映画を見て、そのあと、どこそこのレストランで食事、という風に。映画や演劇の好みが近かったので、最初はこの人といると楽だと思いました」

・「Q:けんかは?」

・「A:よくしました。言葉ではどうしても寺山に勝てません。悔しいので私の手が出るといった具合で、世間の夫婦とは違う夫婦でした」

・「Q:どうして離婚したのですか」

・「A:私は寺山から逃げたいと思っていました。寺山は色々なことに手を広げたので、とにかく私は忙しかった。寺山は周囲の人間を振り回すんです。何かアイデアを思いつくと早朝でも夜中でも電話してきます。今も私は寺山と関わっていますが、逃げ出したいですね。私の体は老化しているのに、寺山の作品は変わらず、むしろ進化しています。それで死後も私を振り回す。皮肉な話です」

・「Q:寺山さんが生きていたら、今の日本社会をどう見るでしょう」

・「A:おとなしくなりすぎています。寺山がいたら大暴れすると思いますよ」

・「【プロフィル】寺山修司・・・てらやま・しゅうじ 昭和10年、青森県生まれ。詩人、演出家、映画監督、写真家。42年に『演劇実験室◎天井桟敷』を設立、前衛劇団として世界的に注目された。代表的舞台に『毛皮のマリー』『レミング』など。映画監督としても『書を捨てよ町へ出よう』など実験的作品を次々と発表。58年、47歳で死去。監督作『書を捨てよ町へ出よう』『田園に死す』『さらば箱舟』のブルーレイBOX(キングレコード、3枚組み1万5120円)と単品DVD(各3990円)が発売中」

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