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親子愛仕立てでドッチラケ:最後のKK対決

2013年01月01日
(親子愛仕立てでドッチラケ:最後のKK対決)

・大晦日、膝の故障で引退し、自堕落に130kgまで肥満した清原和博が、10歳と7歳の2人の息子に「ホームランを見せてやりたい」と一念発起。必死の短期トレーニングの末、左膝と左小指に痛み止め麻酔を注射して、宿命のライバル・桑田真澄に挑むというドラマ仕立てのドキュメンタリーを観た。

・視点は清原側である。その短期トレーニングは鬼気迫るものがあり、次第に桑田への対決に興味を絞って行く。見届け人はビート・たけしで、舞台は気温1度の寒い寒い西武球場。引退後もトレーニングを怠らない桑田は、未だ130キロに近い球を、全身を使った理想的なフォームで投げ込む。

・桑田はあくまで①ライバルであり、②友であり、③敵役扱いなのだ。しかし清原のズタズタに比べ、球は厳しいが桑田が現役時代と同じ球種と球筋を駆使し、それこそ「針の穴を通す」ほどのコントロールで「何とか清原にホームランを打たせてやろう」と投げていることが視聴者には分かって来る。

・しかし結局、5回の対戦では桑田の圧勝。清原が桑田に近付き「寒いのにゴメンな」と言い、「もう投げられへんか?」と訊く。桑田が「いいよ、もうちょっと投げるか?」と答える。この辺りで、私ナンザ二人の友情ってか、桑田のかっこよさに貰い泣きしてしまったものだ。

・ところがである。番組はどうしても「父と子の約束」に話を持って行きたいのだ。結局延長の2対決は清原の大振りだけが目立ち、最後の対決になる。

・ここで桑田が、現役時代から清原にホームランを打たれていた絶妙のコースに球を投げるのである。満身創痍ながら清原は、その球を弾丸ライナーでレフトスタンドに突き立たのである。両者とも見事だった!

・ところが、ところがである。アホな清原は桑田への感謝と賛美はそこそこに、馬鹿親ぶりに嵌るのである。この番組には後段が有って、その予告編で大泣きしている清原が映っていたので、「てっきり桑田への友情に号泣しているのだ!」と思い、しつこく後段を観ることとなった。

・しっかしま後段は、息子2人からのお手紙で清原が洟まで垂らし号泣するのであった。「息子たちから、初めて手紙貰った・・・」泣け泣け!ドッチラケでチャンネルを変えた。

・目を瞑って唄う歌手の魂が、こちらに届いて来ないように(注:五木ひろしは目を開いている!)、家族内の愛情物語は、こちらに届いては来ない。「良かったですねぇ」の感想で終わりなのである。

・番組のディレクターも馬鹿だ。桑田の一球一球をスローモーションで再現し、白い息を吐きながら、17歳で結果的に清原を裏切って巨人入りしてしまった27年前を清算するように、必死で清原好みの球を投げ込む「桑田の友情」にフォーカスして行ったら、後世に残る名番組になったかもしれないのに。惜しい!

・因みにwikiによれば、日本のホームランバッター上位5傑は、①王貞治:868本、②野村克也:657本、③門田博光:567本、④山本浩二:536本、⑤清原和博:525本である。

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コメント

私もこの番組を観ました。 私の感想は2人の息子は清原以上にバカになるだろうということでした。

冴ちゃん様、

コメントありがとうございました。折角いい狙いなのに、親子愛で泣かせようという
テレビ局の浅はかな(どうせクソガキディレクターでしょう)企みのお蔭でホント、
ドッチラケになっていまいました。

でも多くの家では感涙に咽んだのでしょう。ってことは、我らがもうへそ曲がりの
因業爺ってことになりますねぇ・・・

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