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桑田真澄氏の体罰反対論に賛成

2013年01月17日
(桑田真澄氏の体罰反対論に賛成)

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/01/16/kiji/K20130116004993410.html

・アホの大都会・大阪市ってより、大阪都構想の松井府知事が、地元大阪・PL学園出身のスーパースター:桑田真澄氏を招聘して、「体罰反対」の講習会を開こうとしているそうだ。先日の「清原和博の最後のホームラン=KK対決」放映で、実に爽やかな風を感じさせてくれた同氏だけに、全面的に賛成である。スポニチのhttpから。

・「大阪府の松井一郎知事は16日の記者会見で、大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒自殺問題を受け、府立学校の部活動に携わる教職員を対象に講習会開催を検討するよう府教育委員会に指示したと明らかにした。講師に元巨人の桑田真澄さんらプロスポーツ経験者を想定している」

・「松井氏は『桑田さんのインタビュー記事は衝撃だった。体罰によって素質のある人がスポーツから離れてしまう。人材流出につながるのは残念だ』と述べた。府教委から市教委に呼び掛け、合同での講習会開催を目指すという」・・・

・さてその桑田真澄氏のインタビュー記事の「私はPL学園時代、先輩たちに隠れて便器の水を飲み、渇きをしのいだことがあります。手洗い所の蛇口は針金で縛られていましたから。でも今、適度な水分補給は常識です。スポーツ医学も、道具も、戦術も進化し、指導者だけが立ち遅れていると感じます」は、実にその通りであると思う。

・剣道の紺袴が塩で白く染まり、道場にはしたたる汗の塩が固まって点々と小さな山を作っていた暑中稽古。一滴の水も飲めず、そのあとのグラウンド一周の「うさぎ飛び」は、今思えば何だったろう?とさえ私は思う。朝日のインタビュー記事から。 

http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201301110314.html

・「体罰問題について、元プロ野球投手の桑田真澄さん(44)が朝日新聞の取材に応じ、『体罰は不要』と訴えた。殴られた経験を踏まえ、『子どもの自立を妨げ、成長の芽を摘みかねない』と指摘した」

・「私は中学まで毎日のように練習で殴られていました。小学3年で6年のチームに入り、中学では1年でエースだったので、上級生のやっかみもあったと思います。殴られるのが嫌で仕方なかったし、グラウンドに行きたくありませんでした。今でも思い出したくない記憶です」

・「早大大学院にいた2009年、論文執筆のため、プロ野球選手と東京六大学の野球部員の計約550人にアンケートをしました。体罰について尋ねると、『指導者から受けた』は中学で45%、高校で46%。『先輩から受けた』は中学36%、高校51%でした。『意外に少ないな』と思いました」

・「ところが、アンケートでは『体罰は必要』『ときとして必要』との回答が83%にのぼりました。『あの指導のおかげで成功した』との思いからかもしれません。でも、肯定派の人に聞きたいのです。指導者や先輩の暴力で、失明したり大けがをしたりして選手生命を失うかもしれない。それでもいいのか、と」

・「私は、体罰は必要ないと考えています。『絶対に仕返しをされない』という上下関係の構図で起きるのが体罰です。監督が采配ミスをして選手に殴られますか? スポーツで最も恥ずべきひきょうな行為です。殴られるのが嫌で、あるいは指導者や先輩が嫌いになり、野球を辞めた仲間を何人も見ました。スポーツ界にとって大きな損失です」

・「指導者が怠けている証拠でもあります。暴力で脅して子どもを思い通りに動かそうとするのは、最も安易な方法。昔はそれが正しいと思われていました。でも、例えば、野球で三振した子を殴って叱ると、次の打席はどうすると思いますか?何とかしてバットにボールを当てようと、スイングが縮こまります。それでは、正しい打撃を覚えられません。『タイミングが合ってないよ。どうすればいいか、次の打席まで他の選手のプレーを見て勉強してごらん』。そんなきっかけを与えてやるのが、本当の指導です」

・「今はコミュニケーションを大事にした新たな指導法が研究され、多くの本で紹介もされています。子どもが10人いれば、10通りの指導法があっていい。『この子にはどういう声かけをしたら、伸びるか』。時間はかかるかもしれないけど、そう考えた教え方が技術を伸ばせるんです」

・「『練習中に水を飲むとバテる』と信じられていたので、私はPL学園時代、先輩たちに隠れて便器の水を飲み、渇きをしのいだことがあります。手洗い所の蛇口は針金で縛られていましたから。でも今、適度な水分補給は常識です。スポーツ医学も、道具も、戦術も進化し、指導者だけが立ち遅れていると感じます」

・「体罰を受けた子は、『何をしたら殴られないで済むだろう』という後ろ向きな思考に陥ります。それでは子どもの自立心が育たず、指示されたことしかやらない。自分でプレーの判断ができず、よい選手にはなれません。そして、日常生活でも、スポーツで養うべき判断力や精神力を生かせないでしょう」

・「『極限状態に追い詰めて成長させるために』と体罰を正当化する人がいるかもしれませんが、殴ってうまくなるなら誰もがプロ選手になれます。私は、体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました。『愛情の表れなら殴ってもよい』と言う人もいますが、私自身は体罰に愛を感じたことは一度もありません。伝わるかどうか分からない暴力より、指導者が教養を積んで伝えた方が確実です」

・「日本のスポーツ指導者は、指導に情熱を傾けすぎた結果、体罰に及ぶ場合が多いように感じます。私も小学生から勝負の世界を経験してきましたし、今も中学生に野球を教えていますから、勝利にこだわる気持ちは分かります。しかし、アマチュアスポーツにおいて、『服従』で師弟が結びつく時代は終わりました。今回の残念な問題が、日本のスポーツ界が変わる契機になってほしいと思います」

・「大阪府出身。PL学園高校時代に甲子園で計20勝を記録。プロ野球・巨人では通算173勝。米大リーグに移り、2008年に現役を引退した。09年4月から1年間、早稲田大大学院スポーツ科学研究科で学ぶ。現在はスポーツ報知評論家。今月、東京大野球部の特別コーチにも就任。著書に『野球を学問する』(共著)など」・・・

・清原和博という偉大なホームランバッターは嫌いではないが、やっぱ桑田真澄のクレバーさが私は好きである。私は海軍軍人であり警察官でもあった父の3男に生まれたが、父47歳の子だったせいもあるだろう、溺愛されてビンタひとつ喰らった記憶は無い。兄2人も11歳・8歳年長だったこともあるだろう、私に一度も手を上げたことは無かった。

・小・中・高・大学と、私には体罰の経験は無いが、ただビンタの味だけは知っている。高校剣道部の頃、選手同士で互いを叱咤するために叩き合った。しかしそれには、いつも熱い青春の涙が流れていた。だから私にとってビンタとは、遠い青春の時にワープ出来る幸せな想い出なのだ。だから「上から下へのビンタ」=体罰は、絶対許せない。

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コメント

Keep good men company and you shall be of the number.

longchamp le pliageさま、

チャチな記事に対し、お褒めのコメントを恐縮です。有難うございました。

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