会場残留策だった=なでしこのチンタラ試合
2012年08月01日
(会場残留策だった=なでしこのチンタラ試合)
http://jp.reuters.com/article/jp_olympics/idJPTYE86U08H20120801
・頑張って南アフリカを降し、F組1位通過で試合会場をグラスゴーに移すより、ドロー=2位通過で、会場を『カーディフ』に固定し、3日にブラジルと対戦する方策を採った佐々木監督はしたたかである。正直テレビ応援していたこちとらはその意図が読めず、前半はイラコイラコの伊良湖岬だったが、監督の作戦が理解出来てからは納得だった。
・大相撲の保志が横綱になって(大関昇進時だったか?)『北勝海』を名乗った。「ほくとうみ」と読めという。何のことか?と調べたら、①勝つは負けないこと、②負けないことは耐えること、③耐える⇒耐ふ⇒とう⇒と・・・なのだそうな。その「勝つは負けない、負けないは耐える」のゲージでなでしこ戦を計ったら、「そりゃそうだ」になった。これで強敵ブラジルと、思う存分戦えるのだろ?ロイターのhttpから。
・「ロンドン五輪は31日、サッカー女子の1次リーグ最終戦を行い、F組の日本は南アフリカと0─0で引き分け、1勝2分けの勝ち点5で同組2位となった。3日に行われる準々決勝では、E組2位のブラジルと対戦する」
・「すでに準々決勝進出を決めていた日本は、過去2戦からスタメンを大きく入れ替えて試合に臨み、シュート数では圧倒したものの、ゴールを割ることはできなかった。しかし日本の佐々木監督は、この結果を理想的だと評価。『カーディフに残ることがベストだと考えた。スタートから引き分け狙いというわけではなく、後半途中での経過の中で、ドローを狙える展開であればそういうことでいいと伝えた』と明かした」
・「日本はグループを1位通過していれば、次戦はグラスゴーに移動した上でフランスと対戦することになっていたが、2位通過となりこのままカーディフに残ってブラジル戦を待つことになった。また、そのほかの準々決勝の組み合わせは、スウェーデン─フランス、米国─ニュージーランド、英国─カナダに決まった」・・・
・ま、ブラジルにボカスカにやられないこと。日本のマスコミはすぐ掌を返し、「策士、策に溺れる」「才子、才に溺れる」と叩くのは得意だからなぁ。フレーフレーな・で・し・こ!
« あんまり愉快なので、再びエリザベス女王 | トップページ | 道頓堀のドブ川に布製箱のプールだと? »
「スポーツ」カテゴリの記事
- だから私はボクシングが好きだ!(2019.03.16)
- 〔大坂なおみ〕の強さはホンモノだ!(2019.03.12)
- 〔那須川天心〕も復活だ!(2019.03.10)
- 幕下転落から、「おかえり〔豊ノ島〕」!(2019.03.10)
- 〔ザ・デストロイヤー氏〕逝く:88歳(2019.03.08)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 会場残留策だった=なでしこのチンタラ試合:
» 佐々木監督の戦略を賞賛する [末期高齢者憲坊法師の徒然草]
http://london.yahoo.co.jp/news/detail/20120801-00000065-spnannex
メダルのための戦略的ドロー 佐々木監督「選手には申し訳ない」
(スポニチアネックス)2012/8/1 8:29
<日本・南アフリカ>前半、ベンチで試合を見つめる佐々木監督(スポーツニッポン新聞社)
写真を拡大
◇ロンドン五輪 サッカー女子1次リーグF組 日本0−0南アフリカ(2012年7月31日 カーディ..... [続きを読む]
やっぱり、「なでしこ」のチンタラ試合はおかしい。 せっかく上げ潮になってきた勢いも削がれると言うものだ。 たしかに「なでしこ」は強いが、実力的には銅メダルを狙うのがやっとであろう。 そんなチームが小細工をして勢いを失えば先は自ずから見えてしまう。
バトミントンでは決勝リーグでの組合せが有利になるよう無気力試合をした選手に対する非難が集まっているが、「なでしこ」にも同様な非難が集まるかも知れない。
監督も頭の中で考えていることを、ぺらぺら喋るようでは薄っぺらい人間と思われてしまいますぞ。
投稿: 冴ちゃん | 2012年8月 1日 (水) 16時07分
冴ちゃん様、
コメント有難うございました。確かに「男は黙ってサッポロビール」に徹するべきでしたね。バトミントンでは懲罰され、サッカーでは通るのはアンフェアです。
ま、そこまでしてのブラジル戦ですから、大勝すれば「勝てば官軍」、大敗でもしたらボロカスですわなぁ・・・
投稿: 織伊友作 | 2012年8月 1日 (水) 16時13分
憲法法師さま、
TB有難うございました。勝ってナンボのオリンピックですから、我らの時代の正面・散華作戦ばかりに拘らず、今の時代、佐々木監督のような作戦もアリなのか?と。
しっかしま、ならばブラジル戦に、2-0、若しくは3-1で大勝しなければなりません。若し負けるようなことが有ったら、佐々木監督は更迭でしょうね。
投稿: 織伊友作 | 2012年8月 1日 (水) 21時44分
物事は何でも結果で判断です。努力なんか二の次三の次です。
投稿: 憲坊法師 | 2012年8月 2日 (木) 00時05分
憲坊法師さま、
コメント有難うございました。古稀ともなれば、仰る意味は身に沁みて分かっておる積りです。心配なのは、得意げに手の内を記者会見で語ってしまった佐々木監督の若さです。何せ日本の隣国は、クレーマーのような国ばかりですよって・・・
投稿: 織伊友作 | 2012年8月 2日 (木) 00時32分
意識的に引き分けに持ち込むのは、単に勝つよりもある意味で難しいですよ。
特に、試合場には魔物がすんでいる、と言われる位ですからね。
ゴールを決められる選手を見出すのは大変ですよ。どんなに実力があろうと、一歩間違えばスペインみたいになりかねないですからね。
現時点では、大差をつけて勝てる状態ではないのでしょう。
こんな状態だからこそ、佐々木監督は吹いたんじゃないでしょうかね。
第一、サッカーで引き分け狙いで引き分けに持ち込めるのは、相当実力に差がある時だけだと思いますよ。(残念ながら今のなでしこではムズカシイでしょうね)
投稿: みやとん | 2012年8月 3日 (金) 00時01分
みやとん様、
コメント有難うございました。私も戦略的には佐々木監督を認めております。しっかしま、監督が記者会見で、その手の内を喋ってしまうか?ということです。
私が南アフリカの監督だったら、当然日本の無気力試合にクレームをつけます。勝ってナンボの世界なら、なでしこジャパンはブラジルに2-0か3-1の大差で勝つしか有りません。その力量が、果たしてなでしこジャパンに有るかどうか?・・・
投稿: 織伊友作 | 2012年8月 3日 (金) 01時06分