【世界ウイグル会議】に寄せて
2012年05月15日
(【世界ウイグル会議】に寄せて)
http://japanese.cri.cn/881/2012/05/15/181s192460.htm
・国共内戦に勝利した(大長征などと延々逃げ回っていた時期も有ったが)チャイナ共産党軍は、悪辣な毛東沢と周恩来の野望の為、①チベット、②ウィグル、③満州、そして④内モンゴルを奪った。
・①のチベットは高地である。当時の弾道弾長距離ミサイルをアメリカ本土に撃ちこむためには、高い山のテッペンから発射させる必要が有ったのだ。今はもうそう意味は無くなっているが、「核廃棄物の捨て場」としては恰好の地と噂されている。卑怯未練で鼠のような繁殖力を持つチャイニーズは、青山鉄道を利用して次々とチャイニーズの若者をチベットに送り込み、混血させている。チベット人の血の抹消作戦なのである。
②のウイグルは広大な砂漠地帯である。「チャイナの核実験」はここで繰り広げられて来たし、今後もそうだろう。ウイグル自治区の住民は、がんの発症や奇形児の多発に怯えている。
③と④は、チャイナの穀倉地帯である。沿岸部の繁栄に背を向けさせられ、囚われの身の満州人とモンゴル人は、奴隷のように農作業に酷使されている。
・ただ③と④の言論封殺は、一応今の所チャイナ側の勝利が続いているようだが、①は活仏:ダライ・ラマが世界中にチャイナの圧政を訴え、国内でも僧らの焼身自殺が後を絶たない。そして②は、【世界ウイグル会議】である。本部はドイツ・ミュンヘンに置かれ、今回の東京会議は4回目だと聞く。
・別に日本政府が主催したわけでもないのに、早くもチャイナが激しいクレームをつけている。今回の日中韓FTA会議でも、コキントーが野田をシカトしたのも、それが要因のひとつだと言われている。先ずはチャイナの難癖httpを。
・「中国外務省の洪磊報道官は14日、日本が中国の強い反対を顧みず、【世界ウイグル会議】の東京開催を許し、中国を分裂させる活動を認めたことに強い不満を示しました。(解説:菅・仙石腰抜けコンビのように、尖閣酔っ払い・体当たり船長を即刻釈放したように、今回も「開かせない」と言うべきだったと言うのか?それこそ内政干渉ではないか!)
・「【世界ウイグル会議】はこの日東京で、所謂『第四回代表大会』を開きました。【世界ウイグル会議】はテロ組織と密接な関係にあり、中国の分裂を狙う組織です。(解説:このhttpはチャイナの回し者か?)洪磊報道官は『新疆のことは中国の内政であり、如何なる外部勢力の干渉も許せない。日本は中国の重大な関心事を尊重し、効果的な措置を採ってその悪影響を排除するべきであり、実際の行動で中日関係の大局を守るべきだ』と要求しています」
・「【世界ウイグル会議】の関係者らがこの日、日本の靖国神社を参拝したことに対して、洪磊報道官は【靖国神社は日本の軍国主義が対外侵略を行った歴史の象徴だ。これは、中国の分裂主義分子が日本の右翼勢力と結託し、祖国の分裂と中日関係の政治的本質の破壊を狙うものだ。彼らの拙劣な行動は、必ずしもウイグル族の同胞を含めた国内外の中華子女に唾棄されるに違いない】と述べました」・・・
・そりゃ述べるのは勝手だが、そう発言した報道官も戦後の反日教育にマッカッカに染まっている輩だ。国際会議が先ず、その国の英霊を祀る場所(日本の場合は、たまたま靖国神社)を訪れるのは国際慣習であり、決して「国内外の中華子女に唾棄されるに違いない」と言われる筋合いはない。
・ま、日本の「仮想敵国」なのだから仕方無いが、そんな国と本気でFTA協議をやろうとする民主党政権のオツムの方がおかしい。別に「チャイナと国交断絶」しようが「コリアと国交断絶」しようが、腹の坐っていない慌てものの企業経営者が当面困るだけの話だ。日本のODAで丸々太った連中に、ガタガタ言わせるんじゃないぜ!
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